定性目標としてのウェブアクセシビリティ

JIS X 8341-3「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェアおよびサービス-第3部:ウェブコンテンツ」が発効されたのを受け、ウェブサイトのアクセシビリティを確保し、より多くのユーザーに情報を提供することが求められています。

実際に、高齢者・障害者などがインターネットを通じて社会参加や物品購入などをする機械は年々増加していますので、そこにビジネスチャンスも発生しています。企業の社会的責任を果たすためにも、ぜひ、ウェブサイトのアクセシビリティを目標に設定する必要があります。

具体的には、通常のブラウザや障害者用の支援機器での「自由なブラウジングを妨げない」ようなウェブサイト制作と、「分かりやすいコンテンツづくり」の2点が挙げられます。これらの目標を実現するために、JIS X 8341-3のチェックが可能なツールなどもいくつか存在しますが、ユーザーテストを行うことが最善といえます。
最終更新:2007年06月06日 23:10