企業サイトの目的による分類

一般的に、最も制作機会の多い企業サイトについて分類します。

■会社案内サイト
以前は、単純に紙の「会社案内」をそのまま掲載しているようなサイトが主流でしたが、時代の流れとユーザーニーズの変化により、さまざまな要素を加えていくようになりました。

■情報提供サイト
企業活動や決算内容、新商品・新サービス、ユーザーサポート情報などを発信します。ウェブサイトは低コスト、リアルタイム性など有利な特徴を備えたメディアです。

■EC(eコマース)サイト
ECサイトとは、インターネット上で電子商取引を行なうサイトのことです。企業間での取引をおこなう「BtoB」と、消費者への販売を行なう「BtoC」があります。

■キャンペーンサイト
新製品の発売など、一般市場でのキャンペーンに平行して、キャンペーンサイトを制作します。

■携帯端末向けサイト
携帯端末向けサイトは、課金も簡単なので、さまざまな「携帯端末ビジネス」が展開されています。携帯向けサイトの構築は、パソコン用サイトとは異なった技術が必要になります。

■イントラネット
インターネット技術を企業内に構築したネットワークをイントラネットと呼びます。電子回覧板やスケジュール管理など、企業活動をさまざまな側面から支援するグループウェアがあります。また、データベースと連動した業務アプリケーションなども活用されています。

■エクストラネット
VPNなどを使い、複数の企業間でイントラネットを接続したネットワークをエクストラネットと呼びます。

訪問したサイトの「どこが使いやすく」、「誰をターゲットユーザーに設定したデザインになってるか」など、さまざまな角度から既存の企業サイトを検証することが重要です。
従って、気になる企業サイトは必ず「ブックマーク」をして、自分なりの基準で整理をしておくことは、企画・設計などの段階で重要なヒントとなります。
最終更新:2007年05月21日 14:28