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運営設計 - (2007/07/17 (火) 21:07:43) のソース

***運営設計
ウェブサイトの制作作業は、公開すれば終わりというわけではありません。「適切なユーザーサポート」や「定期的な情報発信」、「イベントの開催」などから「サーバーの管理」まで、運営後に発生するさまざまな作業をいかに効率よく行うかが、ウェブサイト成功の鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。
また、運営に関しては費用も発生するので、「更新頻度」や「作業内容」について事前に決定しておく必要があります。

別な見方をすれば、運営段階をきちんと設計できれば、定期的な収益としてそのサイトとかかわることができます。


: 更新 | 商品の入れ替えをはじめ、「随時更新」や「定期更新」などさまざまな更新作業が発生します。更新作業の人員配備と、新商品情報などの管理・取得ルートを確保、検討しなければなりません。さらに、更新頻度によっては、「自動更新ツール」やCMS(コンテンツマネージメントシステム)などの導入も検討しなければなりません。また、公開後のユーザーの反応によって、コンテンツの「一部差し替え」や「全面リニューアルの時期」なども、常に検討できるような体制を整えておく必要があります。


: ユーザーサポート | ウェブサイトに訪れたユーザーから生じるさまざまなアクションに、いかに柔軟に対応できるかで、ウェブサイトの評価が変わってきます。「どんな問い合わせ」が来たときに、「誰(どの部署)」が「どのように」に対応するのかを明確にしておく必要があります。


: サーバーの運用体制 | 定期的なバックアップやサーバーダウンなどの「トラブルへの対応」や「セキュリティの確保」など、サーバー関連でさまざまな作業が発生します。これらは地味な作業ですが、問題が起きると一気にユーザーの信頼を失うことにつながります。また、アクセスログを管理し、それを積極的にコンテンツ作成に役立てるなど、ウェブマーケティング関連の作業が発生することも年頭に置かなければなりません。