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xRecovery

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xRecoveryの導入

準備

  • Android 2.1以上
  • rooted
  • busybox from the market

xRecoveryのインストール

FlashToolを用いてインストールする。

xRecoveryの操作方法

  • 端末起動を起動し、SonyEricsson"と表示されたときに、バックキー(←)を数回押す。
  • 緑色のキャラクターが表示されれば、リカバリーモードの起動が完了する。
  • ボリュームキーで上下選択、バックキー(←)で戻る、ホームキー(□)で決定をする。


xRecoveryの説明

  • Reboot phone
    • 再起動
  • Install update.zip from SD Card
    • SD Card直下にあるupdate.zipをインストールする。
  • Factory Reset (full wipe)
    • 工場出荷状態にする。(端末のデータがすべて消えます。)
  • Wipe cache partition
  • Install custom zip
    • "Chose custom..."で任意の圧縮ファイルをインストールする。
  • Backup and restore
    • 端末データのバックアップおよびリストアを行う。
  • Partition tools
  • Advanced options
    • Wipe Dalvik cache
    • Wipe battery stats
    • Fix permissions for apps

xRecoveryを用いたカスタムロムの導入、アップデートの適応方法

はじめに

例として、カスタムロムの導入を行う。
また、この方法を用いることでベースバンドの変更や、アップデートの適用をする事もできる。
ただし、その場合には、FactoryResetやDalvikCacheの消去を行わない。

準備

  • 各ROMの条件を満たしている事
  • インストールするROMやアップデート
  • 充電50%以上推奨

やさしいカスタムロムのインストール手順

  1. カスタムロムのインストール
    1. 好きなカスタムロムを以下から選ぶ。
      1. カスタムROM
      2. 今回は、CM6.1.1 Tweaked with Extras V3.1を例とする。
    2. CM6.1.1-V3.1.zip、CMTheme.rar 、Newest Market.zipをダウンロードする。
    3. CMTheme.rar以外をSDCardにコピーする。
    4. 端末を再起動し、リカバリーメニューを起動し、次の処理を行う。
      1. Factory reset (full wipe)を行う。
      2. Advanced Options -> Wipe Dalvik Cacheを行う。
      3. Install custom zip -> Chose custom zip from sdcard と選択していく。




      4. zipファイルを保存したディレクトリを選択し、CM6.1.1-V3.1.zipを選択する。
      5. Yes/Noを聞かれるので、Yesを選択し、インストールを開始する。



      6. インストールが完了すると、custom zipのインストール画面に戻る。
    5. このまま再起動すると、定額APNに接続されない可能性があるため、apns-conf.xmlの変更を行う。
      1. ここ に書いてある内容をコピーし、apns-conf.xmlの名前で保存する。
      2. Partition tools を選択し、"mount system"、"mount sdcard"を選択する。
        1. この時、"Unmount system"、"Unmount sdcard"となっているならば、そのままでいい。
      3. コマンドプロンプトを起動し、apns-conf.xmlを保存したディレクトリに移動する。
      4. "adb push apns-conf.xml /sdcard/"でsdcard直下にapns-conf.xmlをコピーする。
      5. "adb shell" -> "cp /sdcard/apns-conf.xml /system/etc/" でapns-conf.xmlをコピーする。
      6. "chmod 644 /system/etc/apns-conf.xml"でパーミッションを変更する。
    6. Reboot phoneを選択し、再起動をする。

  2. 初回起動
    1. 初回起動時は動作が不安定で、再起動を繰り返すことが多いため、安定するまで放置すると良い。
    2. セットアップウィザードが二種類表示されるが、おそらく、どちらを選んでも同じ。
    3. 設定 -> ワイヤレスとネットワークの設定 -> モバイルネットワーク -> APNの設定　で正しいAPNが選択されていることを確認する。
    4. Sysctlを起動し、Sysctl Supportにチェックを入れる。
    5. CMTheme.zipの中身を、sdcard/CMTheme/にコピーする。

  3. 追加ファイルのインストール
    1. 正常に動作することを確認したら、再起動し、リカバリーメニューを表示する。
    2. 上記と同じ要領で、NewMarket.zipをインストールする。
    3. その他、data.zip等があるならば、再起動をした後に、インストールを行う。
  • CyanogenModの場合、次のような機能がある。 CM (Cyanogen Mod)の機能
  • カスタムロムによっては以下を行う必要がある。
    • コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行する。また、電源を落とし、バッテリーの抜き差しを行う。
> adb shell
 > busybox killall servicemanager
  又は
 > busybox killall5
  chmod 4755 system/bin/su
 

自作パッチの作り方

準備


xRecoveryを用いたテーマの適用

準備

  • 適用するテーマの条件を満たしている事
  • 適用するテーマ
  • 充電50%以上推奨
  • 必要に応じてFactory resetとWipe Dalvik cacheを行っておく。

テーマの適用

  • テーマの圧縮ファイルをSDカードにコピーする。
  • 端末を再起動し、リカバリーメニューを表示する。
  • "Install custom zip"を選択する。
  • "Chose custom zip from sdcard"を選択する。
  • 適用するテーマの圧縮ファイルを選択する。
  • "Yes - Install -.zip"を選択するとインストールが開始される。
  • インストールが完了すると、元のメニューに戻るので再起動をする。


chagemonの変更によるデュアルブートおよび、xRecoveryとの共存(メモ)

  • /dev/input/event2 がハードキー
  • /dev/input/event1 がタッチパネル

cat /dev/input/event2 > /dev/keycheck&sleep 3 で3秒間、キー入力待機する。
キー入力があれば、keycheckの容量が0byteより大きくなるから、
if [ -s keycheck ] で条件分岐する。

記述例
(最優先)ハードキー:本体rom起動
タッチパネル:xRecovery起動
FreeX10起動 

#!/system/bin/busybox sh
 
	echo "Press any key to cancel."
	cat /dev/input/event2 > /dev/keycheck& sleep 2
	cat /dev/input/event1 > /dev/keycheck2& sleep 2
	kill -9 $!
	if [ -s /dev/keycheck ]
	then
		echo "Boot cancelled"
		exit
	# xRecovery 
	elif [ -s /dev/keycheck2 ] 
	then
		# remount rootfs rw
		mount -o remount,rw rootfs /
 
		# Umount MTDs
		umount -l /dev/block/mtdblock1
		umount -l /dev/block/mtdblock3
 
		# Mount recovery partition
		cd /
		rm -r /sbin
		rm -f etc
		tar -xf /system/bin/xrecovery.tar
 
		# Umount /system
		umount -l /dev/block/mtdblock2
 
		# chroot
		chroot / /init
	fi
	# remount rootfs rw
	mount -o remount,rw rootfs /
 
	busybox chmod 0777 /dev -R
	busybox chown 0.2000 /dev/oncrpc -R
	rm -r /sdcard
 
	cd /
	mkdir sd
	chmod 777 sd
	rm init*
	rm logo.rle
	rm default.prop
	tar -xf /system/bin/ramdisk.tar
 
	# Umount system,data @MTD
	umount /dev/block/mtdblock2
	umount /dev/block/mtdblock3
 
	# Check and mount SD Card
	dosfsck -y /dev/block/mmcblk0p1
	sleep 5
	mount -t vfat -o rw,noatime,nodiratime /dev/block/mmcblk0p1 /sd
	sleep 5
 
	# Mount system and data ext2 images
	losetup /dev/block/loop1 /sd/FreeX10/system.img
	sleep 5
	losetup /dev/block/loop2 /sd/FreeX10/data.img
	sleep 5
	e2fsck -y /dev/block/loop1
	e2fsck -y /dev/block/loop2
	mount -t ext2 -o rw,noatime,nodiratime /dev/block/loop1 /system
	sleep 5
	mount -t ext2 -o rw,noatime,nodiratime,nosuid,nodev /dev/block/loop2 /data
	sleep 5
 
	# Chroot :)
	chroot / /init
 
 

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最終更新日：2011-08-22 11:04:49 (Mon)

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