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■ブリタニア王国

 

パーシファル Parsifal

人物
ブリタニア王国軍の第四騎士団長。おそらくは薔薇の騎士を代表する勇将のひとり。
 
ブリタニア歴627年、ドーヴァーから上陸して北上を開始した神聖フランドル帝国軍を、約30キロ北のカンタベリー平原で迎撃した。
第四騎士団の勇猛さもさることながら、パーシファル本人の戦いぶりは相当にめざましかったらしく、

死をも 恐れぬ 薔薇の騎士達は 彼に続く
緋い 戦場を 駆け巡る 一条の雷
パーシファルのスピア…

と詩にまで謡いあげられる。騎馬突撃(ランスチャージ)の後も、自ら陣頭で短槍を揮うタイプだったようだ。
カンタベリーの会戦の勝敗の行方は描かれていないが、少なくとも緒戦は帝国軍を圧倒したのではないかと思われる。
 
3年後のブリタニア歴630年、休戦協定会談に赴く女王ローザの随員として、イヴリニのヴェルセーヌ宮殿に同行する。
この時の随従している武官は、彼パーシファルと「白銀の死神」アルヴァレスの二人である事から、当時この両名が女王の両翼として双璧を成していた事は想像に難くない。
ところがその会談の席で、アルヴァレスは刺客の手によって射殺される。パーシファルは即座に愛用の手槍で刺客を仕留めるが、一瞬遅かった。
双方とも、未然に暗殺を防げなかったのは、それだけ刺客ゲーフェンバウアーが手練れであった為であろうが、もし狙われていたのが女王であったらと思うと、武装していたパーシファルは、警戒不備の謗りを免れなかったに違いない。
いずれにせよ会談は不調に終わり、「聖戦」はなお5年間続くのである。
 


雑記1
ところで、歌詞中、例の

緋い 戦場を 駆け巡る 一条の雷

の部分だが、この「緋い」がどの部分まで形容しているかによって、実は彼のカラーリングが決まってくる。
緋い→「戦場」であれば、鮮血に染まる屍山血河を、無人の野を征くが如く疾駆する剛勇の姿という話だが、
緋い→「一条の雷」であった場合、彼自身が、真紅の甲冑に身を包んだ「緋い雷」というイメージカラーを帯びてくる。
白騎士アルベルジュ、黒騎士ゲーフェンバウアーに対して、赤騎士パーシファル、と、色とりどりの戦場が楽しめるようだ。


雑記2
一部創作好きのファンの間からは、はやくもローザ女王との淡い恋仲が噂されるパーシファルだが、彼にも一応、モデルとなった人物が居る。
円卓の騎士、ウェールズのサー・パーシヴァル。アーサー王物語に登場する、「最も純真無垢な騎士」である。
 
マロリー作品の中では、れっきとした王子ということになっているが、母の偏った教育のせいで、最初は騎士というものさえ知らない世間知らずのお坊ちゃまとして登場する。その後、アーサー王と出逢い、数々の冒険を経て、円卓の騎士屈指の槍使いになり、ついには聖杯の騎士という別ステージに立って、死後数々の伝説となった。

彼も多分に漏れず、元々ペレディールといって別の伝説の主人公であったが、年代が移るにつれて、「円卓の騎士」と「聖杯探求伝説」に取り込まれたらしい。ちなみにフランス名はペレスヴァル、ドイツ名はパルツィファル。宇宙戦艦の名前にもなったりする。

 

 

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