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■登場する国々・地名

Castilla (カスティリヤ)

 これも実在の王国名。ピレネー山脈の西方、イベリア半島の大部分を支配していた。その最大版図は、今日のスペインに相当する。中世末期、イベリア半島はカスティリヤ・アラゴン・ポルトガルの三国志時代であった。
 が、これより以前、レコンキスタがほぼ完成する13世紀まで、イベリア半島はイスラム教勢力によって支配されていた。
 つまり、だいたいこのあたりの時代のモデルとして考えていたカール大帝のご時世には、カスティリヤ王国など存在せず、ピレネー山脈の辺境民族を緩衝として、後ウマイヤ王朝のイスラム勢力が、フランク王国など問題にならないほどの大勢力を保っていたのである。
 …となると話がややこしくなるので、イスラム勢力の存在はナシということで話を進めたい。

  「聖戦と死神」に登場するカスティリヤは、Pyreenes(ピレーネ)山脈を天険として、それなりの勢力をイベリア半島に保っていたようだ。
 隣国フランドル王国の物騒な伐り奪り騒ぎを知り、かなり警戒していたのだろう。ピレーネ山脈国境に沿って防衛ラインを展開し、北方防衛駐留部隊として1万2千という大部隊を貼り付けている。
 にも関わらず、Aragon(アラゴン)平原での邀撃戦で、半数に満たない5千のアルヴァレス軍に蹴散らされている。この場合、アルヴァレスの戦が上手すぎたと考えるべきなのだろうが、正面からの開戦にしてはえらく脆い気もする。

 アルヴァレス亡命の報を聞き、真っ先に独立を宣言したのは、いちばん最後に征服されたカスティリヤであった。統治期間が短く、叛乱し易い体制であったのだろう。

※09.06.21追記
「chronicle 2nd」発表の3年後の2007年、マキシシングルとして発売された「聖戦のイベリア」は、タイトル通りイベリア半島が舞台となっている。
 この二つの物語の繋がりは明言されておらず、また世界観も異なるため、基本的には別世界という見方が強い。
 唯一、「聖戦のイベリア」 の最終楽章に「彼方の軍馬の嘶き」が「国境ピレネーの頂」を超えることが無いよう憂う一説がある。この東からの侵略を連想させる表現は、隣国フランドルによる侵攻でないかと解釈しうる余地はあり、「みなさんのご想像にお任せします」



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