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<table class="cs2" border="0" cellpadding="15" width="100%"><tbody><tr><td valign="top">
<p><font color="#33CC00" size="+2"><img width="293" height="152" alt="" src="/chronica-note2/pub/ar/Chro2_z.jpg" /></font></p>
<table border="0" cellspacing="0" cellpadding="1" width="400"><tbody><tr><td bgcolor="#60A060">
<table border="0" cellspacing="0" cellpadding="1" width="100%" bgcolor="#202020"><tbody><tr><td valign="middle"><font size="+2">■ブリタニア王国</font></td>
</tr></tbody></table></td>
</tr></tbody></table><p> </p>
<p><font size="+2"><strong>トリストラム Tristram</strong></font></p>
<p>人物<br />
ブリタニア王国軍の第六騎士団長。<br />
神聖フランドル帝国による侵攻の際、後方であるランカスター城塞を守っていた。<br />
グラスミアで帝国軍の奇襲から逃れたローザとアルヴァレスは、Uターンして南へ戻り、ランカスター城へ庇護を求めに走った。<br />
ブリタニアの軍制は定かでないが、トリストラムはただ一要塞の城主であるだけでなく、湖水地方以北のカンブリア地方、あるいは東のノーザンブリアあたりを管轄していたのではないかと思われる。<br />
彼はパーシファルと違って名前だけしか登場しないが、その分、色々と想像させてくれるキャラクターではある。<br />
</p>
<p><br />
雑記<br />
パーシファルと同じく、彼にも名前のモデルとなる人物がいる。<br />
ワーグナーの戯曲「トリスタンとイゾルデ」で有名な、悲しみの王子トリストラムである。<br />
ケルトの別伝説で主役を張っていたが、他の多くの騎士同様、「アーサー王物語」に吸収される形となり、「円卓の騎士」に名を連ねた。<br />
彼の設定も物語によって色々変化するのだが、一応、戯曲中ではコーンウォール(ブリテンの南西の半島)国王の甥、というのがデフォ。<br />
王の婚約者イゾルデを迎える目出度い使者の役目を果たす途中、二人とも誤って媚薬を飲んでしまい、そのまま恋仲となる。当たり前の話だが、決して許されない二人の恋は、やがて王国を巻き込む悲劇を巻き起こし…という風に物語は進む。<br />
<br />
ちなみにトリストラムは「悲しみの子」という意味で、その生い立ちから悲運を漂わせている。「円卓の騎士」の中でも相当上位に位置づけられる武勇を持ちながら、彼はいつも悲憤して詩を歌い、涙を流しながら竪琴を爪弾く詩人でもあった。<br />
どちらかといえば野蛮人の集まりであるアーサー王周辺の中で、例外的に教養と礼儀作法を修めている彼は、その悲恋のエピソードが無くても、十分キャラの立つ人物であった。<br />
後世、宇宙戦艦の名前になったとかならなかったとか。</p>
<p> </p>
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<p align="center"> </p>
<p align="left"> </p>
</td>
</tr></tbody></table>
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