「レオーンティウス」(2018/03/14 (水) 11:37:25) の最新版変更点
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**レオーンティウス
:読み|れおーんてぃうす、れおんてぃうす
:綴り|
:登場|Moira
:CV|
:意味|人名。アルカディア王国の第一王子で、神話編の主人公の一人というべき存在。
勇者と謳われた偉大な父王の嫡子として生まれ、家族、よき臣下たちに傅育され、王国、はては世界の輿望を担う英雄王として、見事に成長したものと思われる。
一方の主人公たる運命の双子の、悲運に翻弄された人生に比べると、文字通り対照的な人生であったといえる。
:|神話色の強いこの作品では、各国の王族は、奉戴する神の血を引いているとされ、アルカディア王族は「雷神の眷属」を名乗っている。レオンティウス王子も「雷槍」と呼ばれる槍を愛用し、雷神の眷属として、類い希な武勇を振るっていたようだ。
その武名は近隣諸国にも轟いていたらしく、隣国ラコニアの軍勢も、王子率いる一軍が接近するや、侵攻を中止して撤退をしている。
:|また、「死せる者達の物語」では「東方防衛同盟」というギリシャの諸国連合に参戦し、来寇者たるアマゾンの女王と一騎打ちを繰り広げ、見事に打ち倒している。
このとき、「殺すがいい」と潔く首を預ける女王に向かって、「このレオンティウス、女を貫く槍は持っておらぬ」と爽やかに言い放って女王を許す。この、神に選ばれしイケメンにしか許されない王者の振る舞いは、おそらく当時でも苦笑混じりの批判と、絶大なる信奉を招いたであろう。
「雷を統べる者 世界を制す王となる」という神託の告げるとおり、レオンティウス王子は、その前途を多くの民、将兵らに祝福され、切望され、なるべくして「英雄」となってゆく。
:|それから幾年が過ぎたのか、「死せる英雄たちの物語」では、レオンティウスはアルカディア王として登場する。。
彼が玉座に至るまで、どのような物語が紡がれていたかは定かでないが、その前に立ち塞がっていたであろう叔父(あるいは庶兄説も)スコルピオスと、何らかの形で決着を果たしていたに違いない。
どうやら、ただアルカディアの王であるだけでなく、遠い異国のはずのアナトリアの王都イリオンへも軍を派遣しうる位置にあったようだ。諸国連合の盟主的な存在になったか、神託の通り、「世界(ギリシャ世界)を制す王」となっていたのかもしれない。
:|だが、この時点ですでに、彼の英雄王としての運命には暗い陰があった。
まず、ギリシャ全土を不安に落とし込んでいたであろう、異民族の相次ぐ侵略。
そして、エーゲ海文明の基幹を支えていたはずの奴隷層の崩壊・逃亡。
:|レオンティウス王は、おそらく武名にも恥じぬ名君の気風があり、人となりは公明正大、民からも愛される仁政の王者であったと予想される。
だが、その寛愛が全奴隷の身分解放というところまで振り切れているとは思えず、相変わらず奴隷は奴隷のまま、という常識的なスタンスであったろう(奴隷への虐待禁止令くらいは発布するかもしれないが)。
その彼には、祖国を棄て、むしろ祖国へ逆に攻め込んでくる奴隷たちの心は理解の外にあったようだ。
:|難攻不落を謳われたイリオンは、その逃亡奴隷たちによって攻め落とされ、それへ続くように異民族の大軍が続々と侵攻してくる。
レオンティウス王は自ら陣頭に立ってイリオン奪還へ向かい、その地で敵将アメテュストスと壮絶な一騎打ちを繰り広げたが、突如制止に割り込んできた母もろとも討ち取られた。: |
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**レオーンティウス
:読み|れおーんてぃうす、れおんてぃうす
:綴り|
:登場|Moira
:CV|
:意味|人名。アルカディア王国の第一王子で、神話編の主人公の一人というべき存在。
勇者と謳われた偉大な父王の嫡子として生まれ、家族、よき臣下たちに傅育され、王国、はては世界の輿望を担う英雄王として、見事に成長したものと思われる。
一方の主人公たる運命の双子の、悲運に翻弄された人生に比べると、文字通り対照的な人生であったといえる。
:|神話色の強いこの作品では、各国の王族は、奉戴する神の血を引いているとされ、アルカディア王族は「雷神の眷属」を名乗っている。レオンティウス王子も「雷槍」と呼ばれる槍を愛用し、雷神の眷属として、類い希な武勇を振るっていたようだ。
その武名は近隣諸国にも轟いていたらしく、隣国ラコニアの軍勢も、王子率いる一軍が接近するや、侵攻を中止して撤退をしている。
:|また、「死せる者達の物語」では「東方防衛同盟」というギリシャの諸国連合に参戦し、来寇者たるアマゾンの女王と一騎打ちを繰り広げ、見事に打ち倒している。
このとき、「殺すがいい」と潔く首を預ける女王に向かって、「このレオンティウス、女を貫く槍は持っておらぬ」と爽やかに言い放って女王を許す。この、神に選ばれしイケメンにしか許されない王者の振る舞いは、おそらく当時でも苦笑混じりの批判と、絶大なる信奉を招いたであろう。
「雷を統べる者 世界を制す王となる」という神託の告げるとおり、レオンティウス王子は、その前途を多くの民、将兵らに祝福され、切望され、なるべくして「英雄」となってゆく。
:|それから幾年が過ぎたのか、「死せる英雄たちの物語」では、レオンティウスはアルカディア王として登場する。。
彼が玉座に至るまで、どのような物語が紡がれていたかは定かでないが、その前に立ち塞がっていたであろう叔父(あるいは庶兄説も)スコルピオスと、何らかの形で決着を果たしていたに違いない。
どうやら、ただアルカディアの王であるだけでなく、遠い異国のはずのアナトリアの王都イリオンへも軍を派遣しうる位置にあったようだ。諸国連合の盟主的な存在になったか、神託の通り、「世界(ギリシャ世界)を制す王」となっていたのかもしれない。
:|だが、この時点ですでに、彼の英雄王としての運命には暗い陰があった。
まず、ギリシャ全土を不安に落とし込んでいたであろう、異民族の相次ぐ侵略。
そして、エーゲ海文明の基幹を支えていたはずの奴隷層の崩壊・逃亡。
:|レオンティウス王は、おそらく武名にも恥じぬ名君の気風があり、人となりは公明正大、民からも愛される仁政の王者であったと予想される。
だが、その寛愛が全奴隷の身分解放というところまで振り切れているとは思えず、相変わらず奴隷は奴隷のまま、という常識的なスタンスであったろう(奴隷への虐待禁止令くらいは発布するかもしれないが)。
その彼には、祖国を棄て、むしろ祖国へ逆に攻め込んでくる奴隷たちの心は理解の外にあったようだ。
:|難攻不落を謳われたイリオンは、その逃亡奴隷たちによって攻め落とされ、それへ続くように異民族の大軍が続々と侵攻してくる。
レオンティウス王は自ら陣頭に立ってイリオン奪還へ向かい、その地で敵将アメテュストスと壮絶な一騎打ちを繰り広げたが、突如制止に割り込んできた母もろとも討ち取られた。
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