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アレクサンドラ - (2010/12/25 (土) 09:21:11) のソース
**アレクサンドラ&furigana(あれくさんどら) :読み|&furigana() :綴り|Alexandra :登場|Moira :CV|桑島法子 :意味|人名。『死せる者達の物語』『死せる英雄達の戦い』に登場する女傑族の女王。 相当勇猛な女戦士だったようで、ギリシャ諸国軍から成る東方防衛同盟との戦争のおり、アルカディア王子(王?)レオーンティウスと一騎打ちに及んだ。 結局レオーンティウスの武勇の前に敗れるが、彼に「女を貫く槍は持たない」と言って放たれた瞬間、非常にわかりやすいフラグが立ったようだ。「気に入ったぞ!」「いずれお前は私のものになる!」と、いかにも蛮族の女王らしい表現で好意を示して去ってゆく。 :|『死せる英雄達の戦い』では、決戦を前に部将ゾスマが「北狄」への備えとして派遣されており、この「北狄」が彼女の国であると仮定すると、懲りずに北方に盤踞していたようだ。 が、それから日もないレオーンティウス戦死の場面では、「私を置いて逝くな」と叫びながら騎馬を駆り、直後、斬り落とされたような描写がある。 実際にイリオン近郊の戦場に居て、レオーンティウスの後を追うように戦死ないし自害したのか、離れた戦場でそうなったのかは不明。 :|ちなみに、英雄とアマゾン女王の一騎打ちといえば、「トロイア戦争」における英雄アキレウスと、女王ペンテシレイアの一戦が有名である。 女王は豪勇ヘクトル亡きトロイア(小アジア)勢に味方し、一時アカイア(ギリシャ)勢が潰走するほどの武勇を示したが、さすがに神の寵愛篤いアキレウスには敵わず、呆気なく討ち取られる。 アキレウスは女王の死骸をさんざん辱めた後、女王の黄金の兜を剥いでその美貌に唖然とし、激しい恋慕を覚えて痛哭したという。レオーンティウスとは色んな意味で対照的な話である。 : | ---- &tags() &autolink(id=mainbody) ---- : |