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そして数ヵ月後

ツン「入るわよー」

ガラガラガラ(ドア開)

…。

男がいない…。

ツン「何処かに行ってるのかしら?」

…。

……。

………!

荷物が無い!



ツン「…どうして」

ツン「…!先生!」

医者「…もう見つけたのかい?」

ツン「先生!男が!」

医者「君だけが知らないのもフェアじゃないかな」

全ての話を聞いた。

ツン「そんな…!同じ病気で私は成功したのに男が…!」

医者「成功はしたんだよ…だが術後が芳しくなくてね、…大きな病院に写ったんだ」

ツン「…そんな…」

ツン「…せめて…せめて病院だけでも教えてもらえませんか!」

医者「…」

*



医者『構わない…と言いたいが同じ男としては言いたくない、何よりも君の事を想う男が下した決断だから』





波は引く。

寄せては返す。

あらがいようもなく。海辺。

光に反射する貝と銀。



ツン「男…私は…私はあなたの…!支えになれたかなぁ……!」

ツン「今も貴方は私を想ってくれてるかなぁ………!」

風一陣。



ハラリ



ツン「…え?」

ネックレスから紙が…

そこには握力すら

無くなった手で

ひらがなが。

一言だけ。





「あいしてる」



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~あなたがいた海~