少女革命ウテナ @ ウィキ
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少女革命ウテナ @ ウィキ
ja
2017-12-27T16:23:01+09:00
1514359381
-
映像ソフト
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/15.html
テレビ版は放映版ままではなく、
第8話の冬芽の髪の色の塗り間違い、
第14話の机上の花が別の回でそのまま使われてしまった、
第29話の椅子の向き等、細かい修正が施されている。
また、テレビ放映時は第33話のみEDの映像がアキオカーバージョンだったのが
ビデオ・LDでは第25話もアキオカーバージョンになっている(33話とは微妙に異なる)。
各巻に合唱曲のカラオケを1曲映像特典として収録している他、1巻に幾原監督、川上とも子、
渕崎ゆり子のインタビュー、2巻に奥井雅美「輪舞 -Revolution」PV、10巻に
TVスポット集、11巻にミュージカルが収録されている。
ビデオ・LDの全巻購入特典は「デュエリスト認定証」。
1巻のみ1話、2〜10巻は各4話、11巻は2話収録。
・ビデオ(VHS)
KIVA-341 L' Apocalypse:1
KIVA-342 L' Apocalypse:2
KIVA-343 L' Apocalypse:3
KIVA-344 L' Apocalypse:4
KIVA-345 L' Apocalypse:5
KIVA-346 L' Apocalypse:6
KIVA-347 L' Apocalypse:7
KIVA-348 L' Apocalypse:8
KIVA-349 L' Apocalypse:9
KIVA-350 L' Apocalypse:10
KIVA-351 L' Apocalypse:11
KIVA-474 劇場版 初回特典:リバーシブルジャケット&イラストポストカード
・LD
KILA-341 L' Apocalypse:1
KILA-342 L' Apocalypse:2 初回限定BOX付:KILA-9342
KILA-343 L' Apocalypse:3
KILA-344 L' Apocalypse:4
KILA-345 L' Apocalypse:5
KILA-346 L' Apocalypse:6
KILA-347 L' Apocalypse:7 初回限定BOX付:KILA-9347
KILA-348 L' Apocalypse:8
KILA-349 L' Apocalypse:9
KILA-350 L' Apocalypse:10
KILA-351 L' Apocalypse:11
(劇場版のLDは発売されていない)
・DVD
本編はビデオ・LDと同様に修正されたバージョンだが、
アキオカーバージョンのEDはテレビ放映時と同じで第33話のみになっている。
また、ビデオ・LD同様に合唱曲カラオケが各巻に1曲収録されており、
ボーカルあり、なしを選択して再生できるようになっているが
巻数が減っているので結果としてビデオ・LDより収録曲数が減っている。
(ただしLDにはない「幻燈蝶蛾十六世紀」のカラオケがある)
他の映像特典は8巻にノンテロップOP・EDやTVスポット等が収録されているのみで、
ビデオ・LD版にあったインタビューやPV、ミュージカルは収録されていない。
1〜7巻は各5話、8巻のみ4話収録。
KIBA-15 L' Apocalypse:1
KIBA-16 L' Apocalypse:2
KIBA-17 L' Apocalypse:3
KIBA-18 L' Apocalypse:4
KIBA-19 L' Apocalypse:5
KIBA-20 L' Apocalypse:6
KIBA-21 L' Apocalypse:7
KIBA-22 L' Apocalypse:8
KIBA-474 劇場版 初回特典:リバーシブルジャケット&イラストポストカード
・DVD-BOX「劇場版」
「機動戦艦ナデシコ」「少女革命ウテナ」「アキハバラ電脳組」の劇場版3作を
セットにしたBOX。ウテナは音声が5.1chサラウンドになった。
KIBA-9979-9981
・リマスター版DVD-BOX
HDテレシネ・デジタルリマスター&5.1chサウンドリニューアルを施したコンプリートDVD-BOX。
単なるリマスターに留まらず、映像のリテイクや再アフレコも行われている。
アキオカーバージョンのEDはテレビ放映時、初期DVDと同じで第33話のみになっている。
上巻、下巻ともに6枚組。
上巻にはテレビシリーズの1〜24話、下巻には25〜39話と劇場版、映像特典が収録されている。
映像特典はビデオ・LDの全11曲に初期DVDのみに収録されていた「幻燈蝶蛾十六世紀」を
含めた全12曲のカラオケ(ボーカルありにはできない)、コンプリートCD-BOXやDVD-BOXの
CMも追加されたTVスポット集、初期DVDには収録されなかったインタビュー、PV、
ミュージカルが収録されている他、新規の映像特典として美術ボードを鑑賞できる
ミュージッククリップ、セガサターン版ゲーム「いつか革命される物語」のOPとCMが
収録されている。ただしゲームのOPはゲーム機からビデオ出力したもので画質は悪い。
上巻には88ページ、下巻には80ページのブックレットが封入されている。また下巻には
劇場版パンフレットの復刻版も封入されている。
上巻 KIBA-91500-91505 下巻 KIBA-91506-91511
※DVD-BOX上巻のミスについて
リマスターにあたってテロップを付け直しているが、その過程でOPやEDにオリジナルには
なかった誤字のミスが発生し、修正版DISCが作られている。電話もしくはメールにて
キングレコードに問い合わせれば交換が可能(ミスに関しての情報は公開されていない)。
購入時期によっては修正済みの場合もあるため、ミス版かどうか確認してみる事をお勧めする。
(DISC 1のOPを再生してみて「エンディングテーマ」と表記されるべき部分が
「エンディグテーマ」となっていればミス版。6枚のDISC全てが交換対象)
下巻は問題なし。
・Blu-ray BOX
リマスター版DVD-BOXの際に製作されたHDマスターを使用したBOX。
仕様はDVD-BOXと同様。2chステレオ音声が追加されているが、5.1ch音声を
ミックスダウンしたもので、単品DVD以前のオリジナルステレオ音声とは異なる。
上巻は4枚組、下巻は5枚組。
上巻にはテレビシリーズの1〜24話、下巻には25〜39話と劇場版、映像特典が収録されている。
映像特典はDVD-BOXにあったものは全て収録されており、更にBlu-ray BOX発売告知映像と
川上とも子のオーディション音声が追加されている。
上下巻とも96ページのブックレットが封入されている。また下巻には
「アート・オブ・ウテナ」からインタビューを省いて再編集した
「アート・オブ・ウテナ カシラ?」も封入されている。
上巻 KIXA-90240-90243 下巻 KIXA-90244-90248
・Complete Blu-ray BOX
上記のBlu-ray BOX上下巻を1BOXに纏めたもの。
ブックレットも1冊に纏まっているが、「アート・オブ・ウテナ カシラ?」は封入されていない。
収録内容は同じなので、上下巻を持っている人は買い換えなくてもよいだろう。
KIXA-90766
2017-12-27T16:23:01+09:00
1514359381
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トップページ
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/1.html
**少女革命ウテナのwikiです
-このページは少女革命ウテナの非公式ファンサイトです。
-ただいま工事中
-とりあえずキャラクターはwikipediaから転載。後々、独自編集するつもり。
- 各話紹介を二話まで制作。 -- 管理人 (2007-05-19 00:37:12)
- 影絵解説コーナー作りました&br()執筆者募集中です。 -- 管理人 (2007-05-20 15:06:14)
- 話 -- 名無しさん (2007-05-31 04:36:42)
- 第四話の解説を追加 -- 管理人 (2007-06-09 00:55:51)
- 第五話の解説を追加 -- 管理人 (2007-07-22 20:36:37)
- OPの騎馬空中戦は阿部邦博さんの原画だそうです。 -- 管理人 (2008-01-25 11:24:10)
- 応援してます -- 匿名 (2008-06-02 16:10:47)
- 管理人不在になってしまったなあ・・・ -- 名無しさん (2008-07-24 05:01:52)
- 一応います。 &br()リマスター版出たら……と思っていたらw &br()来週くらいからまた各話紹介頑張ろうかな -- 管理人 (2008-07-31 10:22:56)
- ログイン申請したけどメール届いてないんですが。 -- 名無しさん (2008-08-04 18:22:32)
- 結局放置ですか -- 名無しさん (2009-03-24 13:48:17)
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2009-06-07T15:50:33+09:00
1244357433
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音楽CD
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/22.html
・KICA-354 絶対進化革命前夜
テレビ版サウンドトラック第一弾。
初回版はクリアスリーブケースと36ページのブックレット付。
・KICA-374 バーチャルスター発生学
テレビ版サウンドトラック第二弾。
初回版はクリアスリーブケース付。
・KICA-387 体内時計都市オルロイ
テレビ版サウンドトラック第三弾。
初回版はクリアスリーブケース付。
セガサターン版「少女革命ウテナ いつか革命される物語」で使用された
合唱曲がボーナストラックとして収録されている。
・KICA-389 天使創造すなわち光
J.A.シーザーによる合唱曲のオリジナル版を収録したアルバム。
最終話に使用された「ミッシング・リンク」も収録されている。
・KICA-396 さあ、私とエンゲージして・・・
ミニドラマで構成されたDISC1とミュージカル版の曲を収録したDISC2の2枚組。
DISC1にはテレビ版で使用された「こんにちは赤ちゃん」「夜明けのスキャット」
「ドナドナ」も収録されている。
DISC2の歌唱曲は「絶対運命黙示録」を除いてアンシー役のKannaによるもの。
・KICA-461 麗人ニルヴァーナ来駕 ボクのアンドロギュヌス
映画化を記念して発売されたセレクションアルバム。
セガサターン版「少女革命ウテナ いつか革命される物語」のOP曲のインスト版や
劇場特報BGM等の新規収録曲もある。
通常版と、劇場特別鑑賞券を封入した限定版がある。
・KICA-467 薔薇卵蘇生録ソフィア 中性よ甦れ!
映画化を記念して発売されたJ.A.シーザーによる合唱曲で構成された企画アルバム。
ステッカーが封入されている。
・KICA-471 アドゥレセンス・ラッシュ
劇場版サウンドトラック。
ED曲は及川光博によるものではなくインスト版が収録されている。
初回版は外箱付。
・KICA-727 スタまにシリーズ:少女革命ウテナ
テレビ版及び劇場版の主題歌や合唱曲から16曲を収録したベストアルバム。
・KICA-920 コンプリートCD-BOX
ベストアルバムである「スタまにシリーズ」を除く全てのアルバムを
デジタルリマスターで収録し、新規レコーディング曲を収録した特典DISCを追加した
10枚組のBOX。8月27日発売。100ページのブックレットが封入されている。
2008-07-05T18:17:52+09:00
1215249472
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メニュー
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/2.html
メニュー
-[[トップページ]]
-[[メニュー]]
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-[[スタッフ辞典]]
-[[各話紹介]]
-[[音楽CD]]
-[[映像ソフト]]
-[[影絵解説]]
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**更新履歴
#recent(30)
2008-07-04T11:53:27+09:00
1215140007
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各話紹介
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/14.html
<p align="left"><font size="4"><strong>☆各話紹介</strong></font></p>
<p>各話<font size="2">の解説。知ったか解説にはネタバレを含みます。</font><br>
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p><a href="http://www22.atwiki.jp/bepapas/pages/17.html"><font size=
"3"><font color="#FF0000">第一話 薔薇の花嫁</font><br></font></a><font size=
"2"><br></font><font color="#339966" size="3"><a href=
"http://www22.atwiki.jp/bepapas/pages/18.html"><font color=
"#339966">第二話 誰がために薔薇は微笑む</font></a><br>
<br>
<a href="http://www22.atwiki.jp/bepapas/pages/19.html"><font color=
"#FFCC00">第三話 舞踏会の夜に</font></a><br>
<br>
<a href="http://www22.atwiki.jp/bepapas/pages/20.html"><font color=
"#33CCCC">第四話 光さす庭・プレリュード</font></a><br>
<br>
<a href="http://www22.atwiki.jp/bepapas/pages/21.html"><font color=
"#00CCFF">第五話 光さす庭・フィナーレ</font></a></font></p>
2007-07-22T20:34:43+09:00
1185104083
-
第五話 光さす庭・フィナーレ
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/21.html
<p><font color="#33CCCC" size="3">第五話 光さす庭・フィナーレ<br>
<br></font><font size="2"><font color="#33CCCC">スタッフ<br></font><font color=
"#FFFFFF">脚本:榎戸洋司 <br></font></font><font color="#33CCCC" size=
"3"><font size="2"><font color=
"#FFFFFF">絵コンテ:錦織 博<br></font></font></font><font color="#33CCCC" size=
"3"><font size="2"><font color="#FFFFFF">演出:金子伸吾 <br>
作画監督 :相澤昌弘<br>
<br>
原画:阿保孝雄,相澤昌弘,奥野浩行,内原 茂,伊藤広治,佐藤裕司,福岡英典<br>
<br></font><font color="#33CCCC">あらすじ<br></font><font color=
"#FFFFFF">ウテナ:姫宮、ミッキーのためにピアノを弾いてあげなよ。なんだか <br>
彼、君のピアノに特別な思い入れがあるようだし。<br>
アンシー:ウテナ様がそうしろとおっしゃるなら。<br>
ウテナ:いやボクが言ったからじゃなくって、ミッキーのためにさ。<br>
アンシー:私はバラの花嫁。エンゲージした方の思うがままです。<br>
ウテナ:目を覚ませよミッキー。そんなやり方で姫宮のピアノを手に入 <br>
れようとするなんて間違ってる。<br>
<br></font><font color="#33CCCC">知ったか解説<br></font><font color=
"#FFFFFF"> 幹前後編の後編。脚本は前回に引き続き榎戸洋司が担当。彼らしい繊細で上品な脚本に仕上がっている。<br>
<br>
だがこの回はなんといっても初参加の錦織博の絵コンテである。<br></font></font></font><font color="#33CCCC"
size="3"><font size="2"><font color=
"#FFFFFF">「過去への憧憬」はこれ以降の彼の大きな命題となり、この回で見せた <br>
薔薇の一輪回し、わけのわからない回想シーンの冬芽、そして実演販売のTVからヒントを得たという生徒会室の「リンゴ」と言ったトリッキーな演出は彼の十八番となる。<br>
特に生徒会室のリンゴに関しては橋本カツヨが事あるごとに絶賛しており、スタッフ的にもここから演出の鬩ぎ合いが始まった、まさに演出革命とも言える出来事と言って良いだろう。<br>
また、ただトリッキーなだけでなく「結局中身は変わってない」という今回のテーマも表現しており、素晴らしいの一言。<br>
他にも錦織演出は「キャラとキャラの物理的な距離」を気にしており、アニメにありがちな「近づきすぎ」を極力排除している。幹と梢がぶつかったシーンなどは、これがあったからこそ際立っている。<br>
<br>
作画面もこの回がウテナ初作監となる相澤昌弘の仕事がかなりエポックである。前回の加藤裕美とはまったく逆のベクトルで良くも悪くも「馬ズラ」なキャラが目立つ。だが、後半に比べるとまだこの回は抑えていたことが判明するのは後の話。原画陣も巧い人ばかりで、非常にそつがない。<br>
<br>
この回が事実上の初登場となった幹梢。本多知恵子に「おにいちゃん!」を連呼させるのがネタなのかどうなのかははっきりしない。<br>
ラストで時代を先駆けた『ツンデレ』っぷりを見せるが、後にさらに時代を先駆けた『ヤンデレの開祖』によりまた違った方向性を持つこととなる<br>
</font></font></font></p>
2007-07-22T20:33:04+09:00
1185103984
-
第一話
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/17.html
<p><font color="#FF0000" size="3">第一話 薔薇の花嫁<br>
<br></font><font color="#FF0000" size="2">スタッフ<br>
脚本:榎戸洋司 <br>
絵コンテ:</font><font size="2">幾原邦彦 <br>
演出 :高橋 亨 <br>
作画監督</font><font size="2">:長谷川眞也<br>
<br>
原画:阿保孝雄,田中 良,中村 豊,加藤裕美,岩倉和憲,菊池聡延,<font color=
"#FFFFFF">渡部圭祐</font>,石川晋吾,小倉陳利,高岡淳一,後藤圭二<br>
<br>
<font color="#FF0000">あらすじ</font><br>
それは、昔々のお話です。あるところに、お父様とお母様を亡くし、深い悲しみにくれる、幼いお姫様がいました。そんなお姫様の前に、白馬に乗った、旅の王子様が現れます。りりしい姿、やさしい微笑み。王子様はお姫様を、バラの香りで包み込むと、そっと涙をぬぐってくれたのでした。<br></font><font size="2"><br>
王子様:「たった一人で、深い悲しみに耐える小さな君、その強さ、気高さを、どうか大人になっても失わないで。今日の思い出にこれを」<br>
お姫様:「私たち、また会えるわよね」<br>
王子様:「その指輪が、君を僕のところへ導くだろう」</font><font size="2"><br>
<br>
王子様がくれた指輪は、やはり、engage
ringだったのでしょうか。...それはいいとして、お姫様は、王子様にあこがれるあまり、自分も王子様になる決意をしてしまったのです。でもいいの?ホントにそれで??<br>
<br></font><font color="#FF0000" size="2">知ったか解説<br></font><font size=
"2"> 記念すべき第一話にして、唯一の幾原監督自身による絵コンテ、数少ない長谷川作監である。<br>
演出の高橋亨はこれが初演出となる。<br>
<br>
原画陣は高橋亨も含め、長谷川が作監をやったエヴァンゲリオン8話と被る部分が多い。<br>
「スーパーリアル麻雀」の田中良、「ナデシコ」の後藤圭二、「とんでぶーりん」の加藤裕美<br></font><font size=
"2">「最後のパース君」渡部圭祐、GAINAXの小倉陳利、J.C.STUFFのエース岩倉和憲ら<br>
ちょっとしたオタクなら名前を知る一流アニメーターばかりである。</font><font size="2"><br></font><font size=
"2"><br>
冒頭の影絵とこおろぎさとみのナレーションが視聴者の度肝を抜く。<br>
タイトル後の一カット目は「おにいさまへ・・・」の影響を感じされる俯瞰の通学路。<br></font><font size=
"2">ちなみにウテナ登場後のシーンがバスケットなのも「おにいさまへ・・・」の影響と見て間違いないだろうし、ラブレター張り出しの一連のシーンも同様であろう。<br></font><font size="2">全体として少女マンガの記号が散りばめられている。</font><font size="2"><br></font><font size="2"> <br>
</font><font size="2">この回の本領はなんと言っても道場以降の展開。<br>
まず、道場から影絵への繋ぎが秀逸。<br></font><font size="2"><br>
西園寺:わかった。放課後、学園裏の決闘広場の森で会おう。<br>
ウテナ:森って、あの立入禁止になっている森のことか?<br>
<br>
これでシーンを切って影絵へと繋いでしまう。<br>
つまり本来「なぜ」「どうして」の説明が有るべきところに影絵を入れているのである。<br></font><font size=
"2"> そして圧巻の階段シーンと『絶対運命黙示録』。<br></font><font size=
"2">コンテの時点では『絶対運命黙示録』が流れることは決定しておらず、<br></font><font size=
"2">この部分について林明美は「コンテをもらっただけではあんなフィルムになるとは思わなかった」<br></font><font size=
"2">と語っている。<br></font><font size="2">実際、JAシーザーへの楽曲依頼はコンテ後である。<br>
階段シーンの原画は中村豊が担当。本当は4コマ打ちだったところを幾原が1コマ打ちにしたため<br></font><font size=
"2">独特のヌルヌルした感じになっており『絶対運命黙示録』との相性がばっちりである。<br></font></p>
2007-06-30T01:15:09+09:00
1183133709
-
第四話
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/20.html
<p><font color="#33cccc" size="3">第四話 光さす庭・プレリュード<br />
<br />
<font size="2">スタッフ<br />
<font color="#ffffff">脚本:榎戸洋司 <br />
</font></font></font><font color="#33cccc" size="3"><font size="2"><font color="#ffffff">絵コンテ・演出:高橋 亨 <br />
作画監督 :加藤裕美<br />
<br />
原画::田中孝弘,桝田浩史,中山由美,高岡淳一,古原裕美,山田雅樹,入江泰浩<br />
<br />
</font><font color="#33cccc">あらすじ<br />
</font><font color="#ffffff">ウテナ:薫幹。通称ミッキー。ピアノとフェンシングの腕は全国レベルの美少年。<br />
アンシー:まあ。<br />
ウテナ:まだ中一なのに、大学のカリキュラムも受けている超秀才。<br />
アンシー:すごいですね。<br />
ウテナ:彼は生徒会でも、唯一決闘に反対してる人みたいなんだ。それどころか、姫宮の家庭教師までしたいって言ってくれてるんだ。<br />
アンシー:頑張っておもてなしをします。<br />
<br />
</font><font color="#33cccc">知ったか解説<br />
</font><font color="#ffffff">幹前後編の前編であると同時に七実ギャグ回でもある話。<br />
脚本の榎戸洋司は幹に思い入れがあるらしく、幹編の脚本は全て榎戸洋司が担当しており、<br />
榎戸の繊細な脚本と幹のキャラクターが見事にマッチしている。<br />
<br />
印象的なBパートの七実の繰り返しギャグは幾原監督のセンスによるもの。七実の「また動物……」という台詞が今後の彼女の運命を物語っているようで面白い。<br />
<br />
絵コンテ・演出はこれが初絵コンテ・演出となる高橋亨。アニメーター出身とあって、凝ったレイアウトが多く、ウテナの部屋を俯瞰を映してるところなどはなかなか新鮮。<br />
</font></font></font><font color="#33cccc" size="3"><font size="2"><font color="#ffffff">また、テンポや間・効果音の演出も非常に巧みでとても初演出とは思えない仕上がりになっている。特に七実の動物ギャグは、この後に桜井弘明とコンビを組むというのも納得の<br />
テンポの良いものになっている。<br />
<br />
作画監督は「ブッシュベイビー」「とんでぶ~りん」などの加藤裕美(男)である。<br />
名作劇場の日アニ出身だけあって、何を描いても巧く、<br />
</font></font></font><font color="#33cccc" size="3"><font size="2"><font color="#ffffff">そのうえ、肉体の曲線を描かせたら右に出るものはいない一流アニメーター。<br />
また名作劇場の「ほっぺの●」の伝統を受け継いでおり、頬を赤くするのは彼の十八番。<br />
生タコ風船のデザインも彼のものと思われる。<br />
<br />
原画陣はJ.C.STAFFの若手(当時)が中心になっている。<br />
山田雅樹(現・正樹)・高岡淳一コンビや劇場版ウテナでウテナカーの変身シーンを担当する桝田浩史、サンライズ出身の入江泰浩ら、20代(当時)の優秀がアニメーターが非常に安定した作画を見せている。印象的な生タコの一コマ作画は誰がやったのか気になるところ。<br />
<br />
</font></font></font></p>
2007-06-09T00:53:39+09:00
1181318019
-
第三話
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/19.html
<p><font color="#ffcc00" size="3">第三話 舞踏会の夜に<br />
<br />
<font size="2">スタッフ<br />
<font color="#ffffff">脚本:榎戸洋司 <br />
</font></font></font><font color="#ffcc00" size="3"><font size="2"><font color="#ffffff">絵コンテ:竹之内和久 <br />
演出:渡部高志 <br />
作画監督:宮田奈保美<br />
<br />
原画:イージーフィルム,中井 準,松下純子,たかはしひでじ,華房泰堂,松本卓也,矢花 啓,玉沢動画舎<br />
<br />
</font><font color="#ffcc00">あらすじ<br />
</font><font color="#ffffff">ウテナ:すごいじゃないか姫宮。ダンスパーティのクイーンにノミネートされたんだって?<br />
アンシー:でも、私行きません。パーティ会場には知り合いもいませんし。<br />
ウテナ:だから行くべきだよ。友達がたくさんできるって!<br />
アンシー:ウテナさまがそうおっしゃるなら。でも、そのダンスパーティの裏には罠が...。<br />
<br />
</font><font color="#ffcc00">知ったか解説<br />
</font><font color="#ffffff"> 七実の顔見せ回。決闘のない回はこの回が初めてである。<br />
</font></font></font><font color="#ffcc00" size="3"><font size="2"><font color="#ffffff">小黒氏の解説によると、この回は子供向けとして企画されていた頃の雰囲気を強く引き継いでいるらしい<br />
<br />
絵コンテは「セーラームーン」のベタ恋愛モノ担当・竹之内和久。「セーラームーン」の</font></font></font><font color="#ffcc00" size="3"><font size="2"><font color="#ffffff">ジュピター回の人と言えば、分かる人には分かるだろう。ちなみに初代セーラームーンの三話も彼が担当している。いわゆる「凝った演出」の多いウテナでは彼のトレンディードラマ風の演出は逆に新鮮。<br />
<br />
また、演出処理に入っているライトノベルアニメの権威・渡部高志がそのベタっぷりを加速させている。チープさとハチャメチャさがウリだけあって、カットをバシバシ飛ばし(冬芽ハーレム~ウテナと若葉~アンシーと七実の一連流れなど)、音楽の入れ方もコテコテで、それが脚本・演出を引き立てている。<br />
作画面でも渡部高志がフォローしているだろうところも多く、寮や舞踏会場の難しいレイアウトを巧くこなしている。<br />
<br />
グロスは上記の渡部高志も含めてイージーフィルム。後の「ヤシガニ」騒動をおこすスタジオだが、この回は渡部とコンビを組む宮田奈保美が作画監督をしているので、そこまでは崩れていない。それどころか、シリーズ全体を通しても、最も「さいとうちほ絵」に近い絵柄となっている。<br />
原画陣には隠れた実力派アニメーター・中井準が参加。ウテナがアンシーを助けてからのシーンは彼が担当したものと思われる。</font></font></font></p>
2007-05-26T11:32:26+09:00
1180146746
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第二話
https://w.atwiki.jp/bepapas/pages/18.html
<p><font color="#339966" size="3">第二話 誰がために薔薇は微笑む<br />
<br />
</font><font color="#339966" size="3"><font size="2">スタッフ<br />
<font color="#ffffff">脚本:榎戸洋司 <br />
絵コンテ・演出 :金子伸吾 <br />
作画監督:長濱博史</font><br />
<br />
</font></font>原画:阿保孝雄,梶谷光春,濱州英喜,大木良一,関野昌弘,駒井一也,相澤昌弘,村上元一<br />
<br />
<font color="#339966">あらすじ<br />
</font><font color="#ffffff">ウテナ:明日の放課後、決闘広場でリターンマッチだって? その生徒会の規則に逆らう者は、学園にいられなくなるって本当か?<br />
アンシー:いいんですかウテナさま。もう決闘は受けないんじゃなかったんですか?<br />
ウテナ:わざと負けるさ。それで問題はないわけだ。<br />
アンシー:ええ。お好きなように。<br />
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<font color="#339966">知ったか解説</font><br />
</font><font color="#ffffff"> 監督補佐・金子伸吾とコンセプトデザイン・長濱博史というメインスタッフ二人が演出・作監を勤め、その個性が遺憾なく発揮されている。<br />
</font><font color="#ffffff">まず印象的なのはセットデザイン・小物などの見せ方。<br />
ウテナとアンシーの部屋のレイアウトは勿論のこと、薔薇のデザインが細かく入っている小物もしっかりと見せている。チュチュがアンシーのことを知らせるために使うフォークのデザインなども脚本と演出とデザインのコンビネーションが素晴らしい。<br />
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そして、なんと言っても今回初登場のチュチュである。<br />
チュチュのキャラクターや動きは演出の金子伸吾が作った部分が多く、金子はチュチュ監督と呼ばれることとなる。チュチュの役割は「違和感」であると金子伸吾は言う。<br />
まさにその通りで、西園寺とアンシーの生々しいやり取りに挿入されるチュチュのカットは違和感そのものである。<br />
さらに素晴らしいのは、この話の根幹である『誰のために戦うのか』ということさえもチュチュを使ってはぐらかしてしまう周到さである。<br />
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原画は実力派ぞろい。特にスーパーアニメーター・濱洲英喜が担当したと思われる、<br />
チュチュがウテナを呼ぶ~影絵直前まで<br />
の芝居の細かさは目を見張る。<br />
</font><font color="#ffffff">ウテナがチュチュに気づく時の仕草、チュチュのボディーランゲージの体重移動、<br />
西園寺の殴りなど、コマ送りするとその細かさに驚かされるだろう。<br />
</font></p>
2007-05-26T11:00:19+09:00
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