1.Tomcatの設定(8080番ポートの停止とAJP/1.3プロトコルの確認)
6.0.29
Apache経由でのアクセスに変更するため、
現状8080番ポートで行っているTomcatへの直接接続を出来ないようにします。
設定を行うために「(Tomcatをインストールしたディレクトリ)\conf\」内にある「server.xml」を開きます。
そして次のような記述がある場所を検索します。
この部分全体をコメントになるようにします。
ここでlocalhost
設定が完了したら一度Tomcatを再起動して、
「http://localhost:8080/」にアクセス。
表示されないことを確認。
「server.xml」ファイル内に次の記述があるか確認。
ApacheからTomcatに対して接続を行う場合には、
「AJP/1.3」と言うプロトコルを使って8009番ポートで接続を行う。
2.Apache側の設定
2.2.3
「mod_proxy」と「mod_proxy_ajp」のモジュールを読み込む
「httpd.conf」ファイルで「mod_proxy_ajp」で検索して下さい。デフォルトでは99行目付近。
#LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
#LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so
どちらもコメントになっていると思いますので先頭の「#」を外します。
次にサーブレットに対するリクエストがあった場合の設定を行います。
今回「http://localhost/」で始まるURLを使ってアクセスがあった場合にTomcat側のファイルを呼び出すようにします。
そこでセクションコンテナとして「Location」を使って次のように記述します。
Tomcat側へアクセスを飛ばす設定をこの中に記述します。
Tomcat側へはAJP/1.3プロトコルで8009番ポートを使って接続を行いますので次のように記述して下さい。
ProxyPass ajp://localhost:8009/
これを「httpd.conf」ファイル内に記述すれば完了ですが、
Apache2.2系の記述方法に従って「httpd-proxy.conf」ファイルを別途作成し、
上記をファイル内に記述します。
そして「httpd.conf」ファイルには「Include」を使って「httpd-proxy.conf」を呼び出すようにします。
Include conf/extra/httpd-proxy.conf
http://localhost/
にブラウザからアクセスしてみます。
表示されればApache経由でTomcat側のサーブレットの呼び出しに成功しています。
参考サイト
http://www.adminweb.jp/apache/tomcat/