ストロベリー・パニック レビュー (ジャンル:恋愛(百合))

全26話
監督:迫井政行
アニメーション制作:マッドハウス

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
2点 3点 15点 15点

合計35/100点

感想

極々一部のオタクにしか受けない、マニア向けの作品。

テーマは、直球で「百合(レズ)」です。
下手に変な要素を入れなかったので、分かり易い。
しかし、テーマは分かっても そのテーマに中身が無いです。
百合というテーマで視聴者に何を伝えたいのか。ここが大事だったと思います。
中身が無く感じたのは、私が男だからか?
というより、同性愛をもっと徹底的に描き、男だろうが女だろうが、
誰もが「こういう恋愛もあるんだ」と納得できるレベルまで描いてくれれば良かった。
正直、「百合(レズ)」の部分よりも、そのほかのどうでも良い人間ドラマや、
どうでも良いキャラクターに時間を費やしてたのがボケてしまった原因でしょう。勿体無い。

渚砂、静馬、玉青、深雪を中心に、その他のキャラは殆ど出なくて良かったと思います。
キャラが多い事のメリットも勿論有ると思いますが、
キャラを描ききれなくなってしまう最も大きな原因となっています。
特に、作中でも上記4キャラは比較的エピソードが多く、
それを膨らませれば2クールは余裕で持ちます。むしろ、足らないかも。

最初にも言いましたが、極々一部のオタクにしか受けないアニメです。

最終更新:2007年06月02日 12:43