true tears レビュー (ジャンル:恋愛、人間ドラマ)

全13話
監督:西村純二
アニメーション制作:P.A.WORKS

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
5点 6点 15点 17点

合計43/100点

感想

主人公を中心に恋愛、友情を描いた青春ドラマ。
ですが、愛子が居る事によって関係が広くなりすぎたかな?
更に言えば、乃絵、比呂美との三角関係以外の部分は不要と思いました。
乃絵の境遇というのは、一般的にありえないというか異常なので、
この部分を描くにしても、2クールは必要だったように思います。

主人公はいっぺんに3人の女性から好意を抱かれます。
クラリクラリとはしますが、結局一人の女性に絞る訳ですが、
単なるプレイボーイにしか見えません。
眞一郎がモテモテな理由も乏しいです。
金持ちなだけでこんなモテモテなんて事は有り得ません。

乃絵のキャラ描写は、うわさでのアピールから始まりました。
うわさなので多少脚色されたり、強調されたものだと思いましたが、
実際彼女を描かれていくと、単なる変人でした。まさに電波女です。

比呂美は冷めているというか、しっかりしているというか。
勉強もスポーツも出来る優等生という事で、
眞一郎の母親との対立でも、
比呂美の方が上から見ていた、上に立っていると感じました。
こういう所で優等生らしさ、というものを表現しているようです。

愛子が眞一郎に好意を抱かせる理由が分からない。
五角関係になってしまって、関係が広くなりすぎました。

作画は終始安定し、不満は一切無い。
明るい印象を受け、爽やかさが出ていると思います。
映像だけでキャラの心情表現もそこそこ出来ていたと思いました。

最終更新:2008年03月31日 09:39