アンドロイド・アナ MAICO 2010 レビュー (ジャンル:人間ドラマ、コメディー)

全24話(1話約15分)
監督:舛成孝二
アニメーション制作:グループ・タックあにまる屋

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
22点 22点 15点 14点

合計73/100点

感想

単なるコメディーで終わらずに、毎回、
そして全体を通してしっかりとしたストーリー(人間ドラマ)があります。
伏線を非常に上手く入れていくし、無駄な部分というのは、はっきり無かったと言えると思います。
一見単なるくだらない話に見える時もありますが、
ストーリー構成も良かったんでしょうね。セリフもうまい。
だから伝えたい事、言いたい事というのが非常に良く分かるので、
何が言いたいのか?という事を一々考えなくても伝わってきました。
もし分からないという人がいたとしても、
何を伝えたいのかという事を考えると、見えてくると思います。

キャラ同士の会話が不思議でした。妙にリアリティがあり、退屈しません。
ありがちな展開だろうと、この世界に引き込まれるようです。
とにかく、良いとしか言えませんが、
それぞれのキャラクターが良く描けていたのは、この作品にとって大きな武器だったと感じます。

声優の演技は可もなく不可もなくという印象でした。
ただ、中盤以降からは声優自体もノリノリで演じているように感じられた。
これは良くキャラクターを理解しているから出来た事だと思います。

作画ははっきりいって微妙ですね。まあ、問題はないレベルです。
最終更新:2008年01月02日 15:18