GUNSLINGER GIRL レビュー (ジャンル:ガンアクション、人間ドラマ)

全13話
監督:浅香守生
アニメーション制作:マッドハウス

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
8点 7点 14点 16点

合計45/100点

感想

この過酷な設定と幼い子供が中心なので、一般的な作品とは言い辛い。

この作品は女の子達が人殺しをする為の道具として使われているという事が大事だと思います。
幼い子供という事で油断するという事を作中では説明していました。
実際第1話で相手が油断していたが、油断させる必要が感じられない程女の子達が強い。
強さの秘密は肉体改造をされているからという事らしいけど。
さらに「条件付け」と呼ばれる洗脳のような事もするようだが、
そんな事をするなら、何故感情を持たせて(残して)いるのか?
そこら辺の理由がイマイチ分からない。
実際、感情がある事によって扱い辛い部分のが多く感じられます。

これだけ大勢の女の子達を出す理由も見当たりません。
大勢の女の子達がこんな状況でも一生懸命に、
健気に生きていく様を見ていくお話を描こうとしているように思いますが、
結局時間が無いせいもあって、別の要素が出てきたり、
本来描きたい物とは別のベクトルになってしまったように感じました。
1話完結で別の女の子、担当官になるなら良いかもしれないが、
一応続きモノだから、ヘンリエッタだけで良いと思います。
(そういえば、何で男の子が居ないんだっけ?)

セリフやキャラの挙動等、演出面は良かったと思います。

最終更新:2007年10月13日 18:30