こどものじかん

やすみじかん「~あなたがわたしにくれたもの~」レビュー (ジャンル:どたばた)

全1話
監督:菅沼栄治
アニメーション制作:スタジオバルセロナ

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
2点 2点 12点 14点

合計30/100点

感想

ちょっとエッチな小学生の日常?
エロ部分は間接的なものばかりなのでイマイチ。
それと幼い子供という設定のはずなのに、精神レベルが高すぎです。
やっている事は子供っぽい事もありますが、最低でも中学生だと思います。
エロがあるから良いやと思えるくらいやってくれるなら別に良いけど、
そういう訳でも無いので、小学生らしさをもっと出すべきだと思います。

キャラの描きが足りません。
1話しかないとはいえ、表面的な事が少し分かる程度。
登場の仕方から工夫をして、キャラを表現すべきだと思います。
声優の演技も子供らしさを出そうという気が感じられず、下手です。

作画はそこそこですが、キャラデザインでも子供っぽさが足りてないと思います。



こどものじかん レビュー (ジャンル:ロリ)

TV放送版のみ視聴。
DVD版は、多分規制が無いので、多少印象が変わると思います。
全12話
監督:菅沼栄治
アニメーション制作:スタジオバルセロナ

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
2点 2点 12点 13点

合計29/100点

感想

なぜ小学生でなければならないのか。まずそれが分からない。
普通なら小学生の子に恋愛感情は抱きませんし、そういう感情も表現するなら最低でも中学生でしょう。
(リンがそういう感情を抱くのは別に良い。)

シリアスな作品では葛藤であったり、対立関係にある人間が居なくては駄目だと思います。
この作品で言えば、青木先生とリン含む子供達の関係だと思っていましたが、
(そちらの面は問題無く解決してしまいます。この部分だけで1クールでも足らないんじゃ?)
レイジというリンの親戚のキャラを、無理矢理対立関係にする訳です。
レイジが単なる異常者にしか見えませんでした。
悪い奴が大量殺人をするようなお話ならば、勧善懲悪でも構わないと思いますが、
こういう作品ではレイジの気持ちにも、ある程度は納得できる必要があると思います。

何故、レイジに共感できないのかというと、
レイジに関する描写なんてこれっぽちも無かったからです。
「ロリコンである。」という程度。ゲームのラスボスじゃないんだから。
間にちょくちょくレイジの過去の回想が出てきましたが、アレだけじゃ同情のしようがない。

取ってつけたように、恋愛方面ではリンと対立関係にある宝院先生が居ます。
この人は青木の興味をひこうと努力している描写はありますが、オマケ程度。
それ以外の部分では喋ることもなく、喋ったとしてもベテラン教師が居て必要がない。
リンに嫉妬させる描写を作る為だけに居るというのは、どうなんでしょうか。

この作品を見てると、どたばたコメディーじゃないんだから。と思ってしまいます。
リンの気持ち、レイジの気持ちは、正直愛という言葉では表現は出来ませんね。自己中心的すぎます。
それが言いたい事か?とも思いますが、どうなんでしょうね。

声優の演技は、小学校中学年というのを本当に意識しているんでしょうか?
あのビジュアルの小学生を演じれる人は、今も昔も居ないと思います。残念ですが。
ただでさえ、小学生以下の演技できる人が少ないのに。

作画は、そこそこです。
ただ、キャラの表情が少々キツめ。
もうちょっと柔らかくしたほうが良いと思います。
顔のアップだけだと小学生には絶対見えません。最低でも中学生。
全身が描かれていても身長が低いという理由だけですし。
また、映像を見ているだけでは少々表現不足だと思います。

規制ばかりで画面が何も映らないのは、もはや論外。(時には会話の内容も全く分からない。)
OVAで出すか、ラジオドラマでやってればいい。

最終更新:2008年01月02日 15:51