エル・カザド レビュー (ジャンル:ファンタジー、ガンアクション)

全26話
監督:真下耕一
アニメーション制作:ビィートレイン

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
8点 12点 18点 17点

合計55/100点

感想

一応ガンアクションですが、それがメインではありません。
女賞金稼ぎ「ナディ」と魔女の「エリス」の道中を描いてます。

旅の途中で何度も命を狙われますが、それほど苦労せず退けます。
ピンチになったとしても、エリスのいわゆる魔法で解決してしまうので、
緊張感なんてものは欠片もありません。
ナディはエリスの護衛のはずですが、どうも情けない印象が多い。
どっちが護衛なんだか分からない。

まあ、この作品の魅力はナディとエリスの存在だと思います。
ナディにしてもエリスにしても、
セリフや行動に個性が見られ、魅力的でした。
声優の演技もキャラに非常にマッチしているし、独特の雰囲気を作り出せています。

この作品に常に感じる、どこかゆるい雰囲気というのが、
キャラ、ストーリー、テーマを表現する上で
欠かせない事だと思うので仕方が無いとは思いますが、
魔女関連のお話の出来は、はっきり言って悪かった。
もう少し丁寧にストーリーを構成してほしいなと思いました。

最終更新:2007年09月29日 11:50