トップをねらえ2! レビュー (ジャンル:SF)

全6話
監督:鶴巻和哉
アニメーション制作:GAINAX

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
3点 3点 14点 19点

合計39/100点

感想

トップ1はロボットでの戦闘シーンもありましたが、
それを重視している印象は、正直ありませんでした。
(もちろん、それだけでも一つの作品として見れるくらい迫力があるものです。)
しかし、今作はそれを重視しているように見える(それ以外特徴が無い)ので
もっと表現しなくてはダメな部分が多かったと思います。

とにかく戦いに緊張感が感じられませんでした。
殺伐とした雰囲気はあるけど、命を掛けている気がしません。
それは、全く共感できていないからだと思うんです。
なるのがとても難しいと言われる宇宙パイロットにあっさりなってしまいますが、
努力したような形跡も特にないんですね。
ただ単に、ノノには特別な力があるし、そもそも人間じゃないんです。
じゃあせめて、宇宙パイロットになろうとした動機くらいはほしかったですね。

それと他にも、何故この人たちは宇宙怪獣と戦っているんでしょうか?
何故命を掛けて戦えるのだろうか?

キャラの違いが分かりません。
ノノとラルク以外の殆どのキャラは存在する意味も、私には分かりません。

状況が把握できないことも非常に多い。
宇宙怪獣の強さが良く分からない。
バスターマシン自体の説明も殆どない。
どういう攻撃があるんだろうか、どういう役割なんだろうか。
映像の見せ方は、迫力があるし、まさにアニメと言える躍動感のある映像。
ですが、少々状況が分かり難いと感じる時もありました。
(何だか凄い!っていうのでもいいのかも知れないけど。)

作画に関しては、文句がありません。
探そうとしても見つけられないと思います。
人物の感情が絵を見ただけで、伝わると思います。

最終更新:2007年09月29日 11:14