さよなら絶望先生 レビュー (ジャンル:シニカルコメディー)

全12話
監督:新房昭之
アニメーション制作:シャフト

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
12点 6点 16点 18点

合計52/100点

感想

なんでもネガティブに考える糸色先生を中心にしたギャグ作品。
ストーリーの基本は、個性的な生徒を紹介する事。

この作品はキャラ一人一人の個性をどんどん誇張表現していき、
一般的にありえない域にまで飛躍させて、ギャグ作品にしているようです。
この作品が面白いのは根本的には一般性の高いネタだからだと思います。
そこに更に時事ネタを含ませたり、皮肉をしてみたりと、味付けもある。
なのでどんなネタが来ても取りこぼす事なく、
製作者の意図した所で笑わす事が出来るんでしょう。

しかし、一度目のキャラ紹介の時に強烈な個性を全面に押し出せますが、
それ以降は存在意味も殆どなくなってしまいますね。こういう作品では。
一度出てきたキャラは次のキャラを紹介する為だけにいるので、
必然的にキャラクター評価は下がります。

映像面は、独創的。
全体的に動きが感じられず、静止画も多用しているので一見単なる手抜きなんですが、何故か飽きません。
一つ一つの絵の作画レベルは高く、独特な配色の絵等がそうさせたのかもしれません。

最終更新:2007年09月24日 23:16