ななついろ★ドロップス レビュー (ジャンル:恋愛、魔法少女、ファンタジー)

全12話
監督:山本天志
アニメーション制作:スタジオバルセロナ

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
5点 4点 13点 15点

合計37/100点

感想

魔法という設定を使う必要性が感じられず、むしろリアリティを失っただけ。
主人公は一度記憶を失ってしまいますが、これも必要性が感じられません。
昔あるドラマや韓国ドラマでよくある、交通事故にあって記憶喪失と変わらない。
「これだから魔法が必要なんだ!」と誰もが納得できるものが必要です。
私は「魔法少女という設定だから、魔法を使います」
というあまりにもテキトーな作品だと感じました。

そもそもこのお話は、恋愛作品としてもイマイチです。
好きになるまでの過程と好きだからこその苦悩というのを描こうとしていたようですが、
その時の心情をキャラがセリフで説明するだけなんです。
説明するだけマシとも言えるんですが、すももと石蕗が友人になる過程も分からない。
更に、お互いが恋人同士になる過程も分からない。
だから、説得力というものがありませんでした。

後は、すももが新しい魔法を何の努力もなく習得していくのも疑問です。
才能があるだけで上手くなるなんてのは有り得ない。
すももというキャラクターに魅力が無いのは、こういう部分もあります。

最終更新:2007年09月24日 23:13