舞-乙HiME Zwei レビュー (ジャンル:SF、アクション)

全4話
監督:小原正和
アニメーション制作:サンライズ

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
2点 3点 15点 17点

合計37/100点

感想

作画に関しては劇場作品レベルと言っても過言ではない部分もあります。
厳しい目で見るとちょっとおかしい部分もありましたが、背景を含めてOVAならではだと思える作画レベルです。

結局ストーリーは訳分かりません。無意味なものでした。
このOVAはただのファンアイテムであって、相当好きでない限り買っても楽しめない。

言いたいことは本編と同じだと思いますが、「だから何?」と本編と同様に感じました。
アクションシーンも良いと思える部分はあるが、全体的に見るとやはりダメと言わざるを得ない。
それぞれが別の敵と戦っている状態と、敵の強さとこちらの強さが分からないので緊張感がありません。
とんでもなく強い敵であろうとも数人のキャラで特性を活かした戦術で戦うとか、
そういう面はSFやファンタジーの世界でも必要でしょう。
(そうじゃないと、ただドンパチやってるだけ。)
「お約束」と言いますか、敵が攻撃しないはずの場面でも
敵からの容赦ない攻撃によって吹っ飛んでいくキャラを見て、
本来はシリアスなシーンのはずなのに、ギャグにしか見えなかった。
やっぱり緊張感がないからです。

まあなんだかんだ言って私は好きな作品なので、それなりには楽しめました。
人には薦めませんが。

最終更新:2007年08月24日 11:42