マリア様がみてる(OVA) レビュー (ジャンル:百合)

全5話(1話約60分)
監督:ユキヒロマツシタ
アニメーション制作:スタジオディーン

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
3点 3点 16点 17点

合計39/100点

感想

OVAは第3シリーズという事で、今までのシリーズはすべて見ています。
大きく変った所はやはりOVAならではの良質な作画です。
後は若干絵柄が変わったとは思いますが、まぁ気になる程でもありません。
ただ、変わって欲しいところが全く変わってないのが非常に残念です。

ストーリーに関しては、テレビシリーズ同様一つの事件をダラダラと見ていくので非常に退屈な事が多い。
(こんだけダラダラしてても結構エピソード削られてるらしい・・・)
さらに、今までのシリーズをみていないとキャラクターや状況、設定も理解できないので不親切だと感じました。
この作品は妙な制度(スール)が特徴ですが(新鮮味は無い。)、そういう部分は結局オマケにすぎない。
あくまでもメインはお嬢様学校とはいえ、一般的な高校生の日常生活とあまり変わらず、
一部の人間のみが理解できる内容、という訳ではないと思う。
しかし、第1シリーズからずっと一部の人間にしか理解できないような作品にしてしまっている。そこが残念。

最終巻に関しては、イタリアに修学旅行に行くと言う事でイタリアの風景を中心にしたのは良かったと思います。
ストーリー自体も修学旅行で起こる事、有りがちな失敗と分かりやすいのも良かった。

最終更新:2007年08月08日 00:38