のだめカンタービレ レビュー (ジャンル:どたばたラブコメディー)

全23話
監督:カサヰケンイチ
アニメーション制作:J.C.STAFF

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
3点 3点 15点 15点

合計36/100点

感想

変態キャラも少しいるし、コメディー調の部分はたまに楽しめました。
しかし、ギャグになってない部分が非常に多い。
ただどたばたしているだけで、これでは笑えません。

のだめにしても千秋にしても、最初から上手いのであまり努力しているように見えない。
音楽というのは誰でも出来る訳ではなく、才能も必要ですが、何よりも努力でしょう。
だから、努力をしている所を描写してくれないと、何の感動も出来ないんです。

のだめは多少過去の描写が出てきましたが、それが結局どうなっているのかイマイチ分かりません。
最初から変態というだけで、至って普通で何か悩みを抱えているとはとても思えなかったのが大きいです。
千秋に関しては飛行機嫌いの事でしたが、あっさりとしていて正直記憶に残ってません。
この作品を見ても 「音楽をやりたいな!」「音楽って素晴らしいな!」と全く思いません。

結局、この作品は「のだめ」と「千秋」の恋愛関係になる。という描写までは至ってません。
つまり、音楽を重点的にやっているはずなのだから 余分なコメディーやどうでもいい話は削るべき。

最終更新:2007年07月04日 19:55