ウエルベールの物語 ~Sisters of Wellber~ レビュー (ジャンル:ファンタジー、人間ドラマ)

全13話
監督:浜名孝行
アニメーション制作:トランス・アーツ

評価


ストーリー キャラクター 声優 映像・作画
3点 5点 15点 15点

合計38/100点

感想

続編があるようですが、これからどんな物語が出来るんですかね。
ただでさえ、今回の作品は何も無い物を見せられましただけだし。

リタが婚約相手の王子を刺してしまい、その王子の国との関係が悪化。
祖国の戦争回避の為に旅に出るわけです。
しかし、戦争反対!なんてのは誰でも思っている事とはいえ、
リタがどの程度戦争を止めたいと思っているのかが全く分からない。
いくらなんでも、こういうのは論外です。
これは、「戦争反対なのは当然」という考えが原因だと思います。

で、結局お姫様、盗賊、妖精、戦車という、変な人達で旅をするお話です。
妖精キャラが居ましたが、妖精キャラが他に出てこないので相当貴重なんでは?
しかし誰かに狙われたりする事もなく。貴重な存在ではないようなんです。
まあ、本筋とは全く関係ないので説明されないのかもしれないけど、
妖精や喋る戦車を出す意味が無かったと思うのは私だけだろうか。

キャラの描写に関しても不満点は非常に多い。
旅をしていく事で信頼関係を築き、その上で構築されていく人間ドラマだと思っていましたが、
実は姫様は盗賊を信用してなかったりと、何がしたいのか良く分からない部分があります。
表面的な設定だけ考えてストーリーを作っていくから、中身の無い作品が出来上がるんでしょう。

最終更新:2007年07月04日 17:34