となグラ レビュー (ジャンル:ラブコメ)

全13話
監督:あべたつや
アニメーション制作:童夢

評価


ストーリー キャラクター 声優 グラフィック
2点 3点 15点 15点

合計35/100点

感想

最近で言う、いわゆるオタク向けの萌えアニメ。

非常にオーソドックスなラブコメだと思います。
その中でも現代の要素を取り入れており、一応古臭さは感じません。

注目する所は勇治と香月の関係ですね。
もちろん、主役ですから当たり前っちゃー当たり前ですが、
香月が過去の勇治の都合良く良い部分しか覚えていないので、再会するとただの変態にしか見えない、と。
人間が昔の記憶をどんどん+の方へ、つまり自分の都合の良い部分だけが
どんどん誇大化していくという事を利用していて、
十年ぶりに幼馴染が帰ってきた、という設定を活かした(?)らしいです。

それと、香月が一応純粋なのでそこは好感をもてますね。
だからこそ、勇治と香月の関係をもっと丁寧にやってほしかったというのはあります。
1クールだったら、二人を中心に脇役が要所で活躍すれば 良いと思う。
まぁ、どたばたコメディー部分があるとメリハリが出るのは確かですが、
それが良い方向へ傾けば良いけど、この作品では悪い方だったと思います。

まあ、恋愛が中心でもドタバタが中心でも新鮮な作品になることはないので、
こういうタイプの作品が好きじゃないと楽しめないでしょう。

最終更新:2007年06月11日 10:32