1、概要
とある国の王女であったがその身分も全て捨てて他の世界に渡った魔女。
双子の姫君の第二人形。
猫が大好きで相棒の黒猫 チェルシーといつも共にいたが、愛するあまり死を受け入れられず自分の体と融合させる。
真面目でしっかりしており日常無表情でいるが、唯一の友人の
アルジェの前では自然に笑っている。
また肉親ではない拾い子を弟として養い、必死に世話するなど他人のために頑張る部分も見られる。
2、容姿
水色の猫目で瞳孔が極細。暗闇の中だと猫のように淡く光る。
ストレートのブロンドを腰より少し下くらいまで伸ばしている。耳の部分は黒い猫の耳が生えており、それと同じ黒い尻尾を生やしている。人間の耳は消失してしまってる。服装はフリルがあしらわれた長袖の白いブラウスに膨らんだズボン(カボチャパンツ)を、足にはニーソックスとヒールを身に着けている。
3、経歴
- とある国の城で誕生。第5代目王女として君臨する予定であった。最初の彼女の王女としての命令が「私から王女という位を除け」であり、結局身分を全て捨て相棒の黒猫チェルシーと共に広い世界へと渡る。
- 9歳の時、チェルシーの死亡が受け入れられず、自分の体内と融合させて黒猫の少女となる。後に魔道学校に入学し、魔女として成長していく。
- 12歳の時、学校のはずれでアルジェ・D・メットンに出会う。冷静なキアに対して気遣いも何も無く気軽に話しかけてきたアルジェを軽蔑視していたが、後に和解し友人という形になる。
- 16歳の時、魔道学校を卒業。立派な"黒猫の魔女"となったキアは旅にもう一度でるが街路に捨てられていた少年を拾い、弟として面倒を見ることにする。同時に旅を中断して小さな孤児院を創設し、他の孤児の回収にあたった。
- 18歳の時、弟に自分の闇の力が干渉し、病の床に寝たきりになってしまった彼を救うため、光の力を持つエリカを捜索し始める。
4、装備・装飾
魔道具。主に跨って空を飛ぶことも出来るが、武器としても使用が可能。
刷毛の部分で顔面をやられると色々刺さる上に埃などの追加ダメージもあるため、ネタ武器としては
樒のフライパンをも超える。
刺すとき「どしゅっ」という激しい音がする。
5、魔法・技能
独特な技能で、竹箒を振り回し使っての魔法の反射が可能。
自然の五属性の攻撃魔法が得意分野。
記憶力が良く、一度聞いたこと見たことは簡単には忘れない。
キアの中に秘められた力。
エリカの光の力と対称をなして惹かれあう。
光の力とは違って無意識に発動されてしまうものであり、周りのものに災厄を成してしまう。
本人の意思で制御はおおまかには出来るものの、それでも完全には出来ていないようだ。
6、その他
- 黒猫がとても好き。理由はただ単に可愛いから。
- 他人との馴れ合いには興味がなく、関わらないようにしていたがアルジェには唯一心を開いている。
- 自分に闇の力があると最初からわかっていたが、他人とも関わりたくないという2つの理由で人を遠ざけていた。
- "黒猫の魔女"という二つ名を持っている。
- "キア"とはアルジェ・D・メットンが考えた"キュリアーナ"の愛称である。
7、関連人物
8、カテゴリー
最終更新:2011年02月13日 12:24