1、概要
年齢:不詳(見た目は大体17~19歳)
身長:173cm(ぬいぐるみ時は約20cm)
生誕:12月25日(メレディス暦1298年 真真の月、第2の25日目)
登場作品:『
Gothic Heart』
雷獣と呼ばれる種族の動物(ウサギ)。現在は人の姿とぬいぐるみの姿2種類に変わることが出来る。
かなりの心配性。今は主人である
メリーを「お嬢」と呼び、彼女のために生きている。
一人称は「私」。だが
メリーの前でなければ「オレ」と砕ける。
2、容姿
白いウサギのちいさなぬいぐるみ。左目を包帯でグルグルに巻いており、左耳にピアスを付けている。
ブロンドの髪。前髪は長く、左目の包帯を隠している。目は赤い。
袖まくりの白いブラウスとサスペンダーをつけた黒のロングパンツ。
胸元には赤い大きなリボンをつけ漆黒のマントを羽織り、黒に近い革のロングブーツを履いている。
3、経歴
- 4歳の時、立派に成長する。この時は雷獣として野生の本能はまだ少ししか目覚めていなかった。
- 9歳の時、ヘクトルの手によりイーグェン島を離れる。
- メリーの7歳の誕生日プレゼントとしてイーリアス家に到達。後、メリーからの熱烈な愛情を受けて可愛がられ、次第にメリーという存在のみがビリーの心を満たし印象に残っていく。同時に誇り高き雷獣というよりただの愛玩動物になっていっていく。
- 11歳の時、雷獣として成長し切れなかったため体内の感覚が狂い寿命が来て死去する。しかしメリーの願いが叶い、再び生を受ける。この時にメリーの理想の姿に限りなく近い形で生き返る。11歳にも関わらず見た目の姿は既に17~19くらいと実年齢に反して大きめ。
- 12歳の時、メリーの悩みを心配するも出来ることは何も無く、ただ傍で彼女を支えることだけしか出来なかった。
- 13歳の時、メリーの帰りを屋敷で待っていると亜麻布をかぶった青年に襲撃され、その時左目を抉り取られてしまう。恐怖と苦しみの底に落とされるも主人の辛さに比べれば軽いものだと感じたたビリーは、目を抉られてもメリーを支え励まし慰め続けた。
- 翌年、メリーの旅に同行する際「非力なままではどうしようもない」と言い、メリーが薔薇の女王と契約する期間、己も生まれた場所であるイーグェン島に戻り雷獣としての本能を取り戻す。
- 主人と共に各地を旅するも亜麻布の手がかりは得られずだったがビリーの目的はメリーの目的に従うことのため、全ての行動を彼女にまかせて共に15歳を迎え、教会に身を寄せることになった。
4、装備・装飾
左耳につけているハートと小さなチェーンがついたピアス。
メリーからの誕生日プレゼントだったが左耳にのみつけることで服従を誓う印にした。
ぬいぐるみ時でも人の姿の時でも左耳についている。
金の懐中時計。
メリーの要望で長針と短針が2つずつついており、文字盤には13時までかいてある。
諸刃の黒い短剣。約20cm。普段は鞘に収め、腰の部分に2本つけているがマントで隠れて見えない。
5、魔法・技能
ぬいぐるみになったり人の姿になったりすることが出来る。
基本
メリーのお世話役だったのでお茶を淹れるのが上手。
浮くことは出来ないが跳躍は可能。ウサギ能力か?
空気中や自分の体内に蓄えられている電気を集めて放ち、放電させることが出来る。
・雷電の剣(Grom、またはгром)
主に手持ちの剣や武器に高圧の電気を含ませて攻撃する技。
武器がなくても電流を相手にぶつける事も出来るが、コントロールが可能であっても威力が落ちてしまう。
「汝が咆哮 我が剣に宿り敵を滅せよ!」
・紫電の鎚(Eclair Bind)
雷属性中級魔術。強力な電撃を頭上に集中させ、剣の形にして落とす技。
落ちた後、対象周り一帯に電流が走るので敵を一掃する時によく使用される。
「煌々たる閃光 豪雷となりて打ち砕け!」
・雷覇(Tonitrus)
雷属性上級魔術。天から幾つもの激しい落雷を呼び、自分からも拡散する雷撃を放つ。
使用すると天候のバランスが崩れてしまうため、雨、もしくは雷雨の時くらいしか使えない。
「地を震わせし 無慈悲なる裁き 闇を貫け!」
6、その他
- 雑食で何でも食べることが出来るが、ニンジンを好物とする。
- トーガに「メリーがいないと何も出来ない」と囃し立てられるが否定はしなかった。
- メリーが好きすぎて他は大体眼中にないが、あくまで主従関係なので自重している。
- 八の字眉のため、普段から幸薄そうな顔をしている。
7、関連人物
8、カテゴリー
最終更新:2011年02月11日 16:32