1、あらすじ
世界から不要とされたり、なりそこなったりしてしまったモノが集う世界
ヴィダンジュ。
そこで
梵暮堂という店を経営して生活する主人公
樒。
そんな彼女のもとに様々な
Manquéが集まる中、ある日
樒は森でボロボロになった本を拾う。
読書好きな
樒は帰って本の分析を開始するが、突如見知らぬ男が本から出現する。彼は本に封印された
Manquéであった。
その男が
Manquéである限り、ヴィダンジュの住人であるのは変わらず。
だが図々しくも
樒の家(
梵暮堂)に住み着き離れなくなってしまったので、
樒はやむを得ず居候として男を家におくことにする。
2、登場人物
本作の主人公。本が大好きな
Manqué。とある日、本を拾って
カルマに出会い、勝手に同居させられる。
悪さばかりしていたために本に封印されていた
Manqué。行く宛も無いので成り行きで
梵暮堂に居候し始める。巨人の血が流れている。
紳士的な
Manqué。長い髪を三つ網にしているのが特徴な時計職人。
樒や
オディールから好意を受けているが彼は別の女性に眼がいっているので眼中に無い。
内気な
Manqué。事情により喋ることが出来ない上に肌が影のように真っ黒。
コミュニケーションをとるのが大の苦手だが
樒に友達と言われ、それからは
樒にべったりくっつくようになる。
他人が信じられない人魚の
Manqué。
樒とはなんだかんだいいつつも一応心は開いている。
基本強気、勝気な口調で話す。
冷静で猛者の
Manqué。ウサギの頭をかたどった赤い頭巾をかぶっている。
狼が大嫌いで、狼を見ると隠し持っている拳銃や兵器で問答無用で射殺する恐ろしい少女。ウサギが大好き。
大人や魔女が嫌いな
Manquéの少年で
イーグレットの兄。
自力でなんとかいつもしようとするが、せっかちで危なっかしくいつも妹に支えられている。
ラシェンの妹。不器用だが優しくて兄想い。
梵暮堂によく遊びに来て、
樒にお菓子作りを習っている。
3、作品ができるまで
ハイセンスメルヘンを目指していた結果、
樒が生まれた。
しかし当時は落ち着いた服装ではなく、露出が高くバレリーナのような格好をしていたが適当な服を着せていくうちに今の形に納まった。"死"と"詩"を中心に考えていったため、少し暗い話に成りがちであったので無理やり明るい人物を突っ込んだ結果もっと暗くなってしまったのでマイルドに色々な他の作品と繋がるようにしたらただのパラレルワールドになってしまった、とか。
4、カテゴリー
最終更新:2011年02月10日 13:39