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普通なら、ある会社がバブル時代に新しいアイディアを試そうとしてうまく行かなかったということで非難したりはしない。しかし、新しい会社のファウンダーが [そういった失敗をした]古い会社のファウンダーのひとりであり、ビジネスモデルが何やらネズミ講めいており、さらにそのファウンダーが「前回失敗したのは 悪いときにバブルが弾けたからに過ぎない」などと公言する至っては、われわれの見解は非常に厳しくならざるを得ない。

AGLOCOは、そういった問題をすべて抱えている。ただし会社のアイディア自体は悪くないのかもしれないのだが。AGLOCOは最初にGigaOmのLiz Gannesが記事にした (そして批判した)。これはバブル時代に派手にやった挙げ句2000年の株式市場暴落で手ひどく失敗した AllAdvantageというサービスにそっくりなようだ。AllAdvantageはユーザーがオンラインで見ているページに関連した広告を見せてユーザーに料金を支払うサービスだった。AllAdvantage はメンバーが新しいメンバーをこのシステムに紹介すると紹介料を支払った。同社は$200M(2億ドル)の資本を調達し、メンバーに$100M(1億ドル)を支払ったと報道されている。

AGLOCO はまさにAllAdvantageの再現だ。しかしファウンダーは違ったモデルを作り上げている。前の会社と同様、AGLOCO はメンバーに個人情報を開示させ、ブラウザーの下部にツールバーをインストールさせる。[前回との]主要な違いは、AGLOCO の場合、ユーザーがeコマースを利用して何かを購入した場合のアフィリエイト収入の一部を分配する点だ。メンバーは自分のアフィリエイト収入に加えて、自分が紹介してシステムに加入させた子メンバーからのアフィリエイト収入、さらに孫メンバーからのアフィリエイト収入の一部も得ることができる。この親子メンバーの構成は5層にまで及ぶ。(それでこういう方式をpyramid scheme=ネズミ講という)。AGLOCO はこれに加えてユーザーに自社株も提供するらしい。

Matt Marshall はファウンダーのいく人かにインタビューした後、長い記事を投稿している。ファウンダーはこの仕組みは今回はうまくいく、なぜなら広告のターゲットテクノロジーは前回よりずっと改良されているし、アフィリエイトの仕組みもさらに多額の収入を生むようになっているからだと主張している。

それはそうかもしれない。実際、やってみて悪いことはない。このソフトウェアを使うユーザーを十分に集めることができて、インターネット広告が突然崩壊でもしなければ、私の予測では、成功する可能性は十分にある。AGLOCOが世界に何か貢献するということはないにしても、儲かる事業にはなるかもしれない。

ただし、私がこの会社について感心しない点というのは、彼らがいまだに前回の自慢話を繰り返していることだ。特に共同ファウンダーのJim Jorgensen は2000年のド派手なパーティーのことをしきりに口にしている。このパーティーではグレートフルデッド(Grateful Dead)が演奏し、招待客にはビル・クリントン大統領以下、John Doerr、 Frank Quattrone 等々の著名人が並んでいた。地道に会社を立ち上げる方法とは言えないし、今度もそういった派手な無駄遣いで失敗するのではないのかという疑いが残る。