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時刻は8時30分。

一般の連中はとっくに起床していて、男は仕事、女は家事、と活動真っ最中だ。



だが、どうしたことか。






俺の姫君は起きる気配すら見せねぇ。












「土方。」
「………」
「おい、土方!」
「……ん、」
「起きろ。」
「眠い。」






しゃーねーなぁ。












「起きねぇと犯すぜトシちゃんよォ。」
「…今起きます。」





やっぱりな。





こいつは耳元で囁かれると弱い。





「土方ァ。」
「何だ?」
「出かけねぇか?」
「お前、自分が指名手配犯だって事知ってるか?」
「遠くに行きゃあいい。」




そういって俺は持っていたチケットを見せた。





「温泉旅館2名さま 風呂は貸切。」

「部下に貰った。この間始末した幕府のお偉いさんが持ってたって話でよぉ。」

「温泉かぁ…///」



なんだかんだ言って嬉しそうな土方。


「2泊3日だ。行くか?」


姫君はゆっくりうなずいた。