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江戸の中心にそびえ立つ、あのバカでけェターミナル

の補助施設が、昨夜すべて何者かによって爆破されたとの情報が入った。





そういうことで急遽入った「書類書き」という名の仕事。ああ、畜生。久しぶりに入ったせっかくの休日だったってのに、この事件のせいで全部パーだ。総悟の野郎はどっかにいなくなるし、山崎は潜入操作で遠くへ行っている。まともに手伝えるやつの数は、たかが知れていやがる。






これもアイツの仕業なのだろうか。
世間を恨み、憎しみ、すべてを壊そうとするアイツの。







「いったい何がしてぇんだよ、高杉。」










なんやかんやで俺が自宅にたどり着いたのは夜中の1時をまわってからだった。



ダリぃ。


おそらく残業のせいだろう。





「ハァ…。」




今度はため息が出た。これも残業のせいなのだろうか。


もしそうだとしたら、幸い今日で書類書きの仕事を全部終わらせたから、今日を入れて3日間休日がある。総悟のヤツが仕事をサボりさえしなければもう少し早く帰宅できたのだけれど。



しかし、前向きに考えてもなぜかため息が止まらない。疲れから来るため息ではない。


じゃあ、やっぱりアイツが原因なのか。


そういえば最近会っていない。








………








何だ俺。柄にでもなく、













寂しがってんのか?













そんなことを考えながら玄関の取っ手に手を伸ばしたとたん、













「………っ!」




このにおいは。




まさかと思って俺はすぐさま取っ手をひねり、ドアを押した。








鍵が開いている。




中に入り、玄関の戸を閉めた。自分の寝室に行くとやはりそこには、



















「よォ、土方ァ。」








いた。このスキルのにおいはそうそう忘れられるもんじゃない。そして女物の着流し、左目の包帯、と続けば、










「遅かったじゃねぇか。」
「誰のせいだと思ってやがる。」


高杉晋助だった。




「久しぶりに会いに来てやったってのに、つれねぇなァ。」
「誰も会いに来てくれなんて頼んじゃいねえ。」
「ククッ、そうかよ…。」


高杉はそう言うと持っていたスキルを置いた。




そしてこんなことを言いやがった。








「その割には随分と嬉しそうじゃねぇの。」





俺はドキッとした。


「な、何でお前にそんなことが分かるんだよ…。」
「んなもん決まってるだろ。」




高杉はあきれた口調でそういうと、口元に微妙な笑みを浮かべた。そして俺の耳元でこう言った。









「俺ァ愛しい土方のことだったら何だって分かるぜ。」

「…////っ」



よくもそんな恥ずかしいセリフをぬけぬけと。

俺が耳弱いって知っているにもかかわらず。








「どうした土方ァ。顔が赤いぜ。」
「…うるせぇ。」
「ククッ、相変わらず素直じゃねェなァ。」
「で、てめぇは何でここにいるんだ?」



俺はさっきからずっと気になっていることを聞いた。

京に居るはずのお前が何で此処に…。



高杉はこう答えた。






「今までめったにお前に会うことなんてできなかったがよ、次のテロまでに珍しく3日間も有余ができたんで、その間お前のトコで生活しようと思ってなァ。」



3日間。

俺がもらった休暇と同じ。


何たる偶然だろうか。つまり、これから3日間


俺は高杉と一緒に暮らすのか。



初めて、








「お前と一緒の生活ができるのか…。」








そう思うと、急に全身を縛っていた糸が解けたかのように、俺はベッドに倒れこんだ。





「おい、土方。」
「寝る。」
「何でだよ。」
「眠ぃから。」


高杉はため息をつくと、俺の隣にもぐりこんだ。


「…ったくよぉ。」
「高杉。」
「あ?」
「朝になったら起こせよ。」
「はいはい。」
「それから…、」
「今度は何だ?」
























「愛してる。」















一瞬高杉は驚いたような表情を見せた。それからのどでククッと笑い、






「やっと素直になったじゃねェか。」





俺の髪をなでた。





(あとがき)
初めて書いた高土です。自分で書いても意味わかんない…。
なんかどのサイトに行っても土方は耳が弱いんですが、何か訳でもあるんでしょうか。
まあ、可愛いからいいけど。

つーかオイ文章!なんすかこれは。自分の国語力のなさにはホントあきれる。
頼むから誰も指摘しないでくれ。