「高杉一人語り」
出会い。それは偶然?それとも必然だったのだろうか?
お前を初めて見かけた時、周りのものなんか見えちゃいねぇ。
瞳を見たその瞬間から、お前のことが頭から離れなくなった。
憎い、お前が憎い。俺はこんなにもお前を愛しているのに、なぜお前は俺を見ようとしない?
ここまで俺の心を支配しておいて、なぜアイツのもとへ行く?
俺を見ろよ。俺を愛せよ。
俺と一緒に狂っていけよ。
ああ、土方。俺のものにならないというのなら
いっそこの手で
殺してしまおうか。
「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」
最終更新:2007年03月29日 21:57