「1日目(昼)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

1日目(昼)」(2006/12/13 (水) 23:52:08) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

時刻は8時30分。 一般の連中はとっくに起床していて、男は仕事、女は家事、と活動真っ最中だ。 だが、どうしたことか。 俺の姫君は起きる気配すら見せねぇ。 「土方。」 「………」 「おい、土方!」 「……ん、」 「起きろ。」 「眠い。」 しゃーねーなぁ。 「起きねぇと犯すぜトシちゃんよォ。」 「…今起きます。」 やっぱりな。 こいつは耳元で囁かれると弱い。 「土方ァ。」 「何だ?」 「出かけねぇか?」 「…お前、自分が指名手配犯だって事知ってるか?」 「遠くに行きゃあいい。」 そういって俺は持っていたチケットを見せた。 「温泉旅館2名さま 風呂は貸切。」 「部下に貰った。この間始末した幕府のお偉いさんが持ってたって話でよぉ。」 「温泉かぁ…///」 なんだかんだ言って嬉しそうな土方。 「2泊3日だ。行くか?」 姫君はゆっくりうなずいた。 ---- 「お部屋は301号室になります☆」 「あ、はい。分かりました。」 「夕食は7時30からになっておりますので…」 ああ、いらいらする。 あの受付の女、土方が美形だからってアピールしまくってやがる。 俺のモンに手ぇ出すとはいい度胸じゃねぇか。 あっ、今度は上目使いしてきやがった。 何ベタベタしてるんだよ女! 土方も話し込んでるんじゃねぇ。畜生、ムカつく…。 ほお、つまり嫉妬ですか。 悪ぃかよ。目の前で惚れた相手が口説かれてんだぜ? まあ、腹立つのが普通だわな。 だろ?ところでお前誰だ? 管理人だよ管理人。 …俺に何のようだ。 「とっとと話を進めろバーカ」って言いに来た。 んだとゴラァ。 お前の心境だけでこの文終わらせるわけにはいかねーんだよ。 ……チッ…… ほら、さっさと行きなよ晋ちゃん。 誰が晋ちゃんだ。 土方がかわいそうだろ。好きでもない人に言い寄られてんのに。 ……… ---- 「おふとんは何枚になさいますか?」 「えっと、2枚で…」 「1枚でいいぜ、どうせ2枚あったって使わねぇんだからよォ。」 「なっ…何言って///」 「ほら、とっとと行くぜ。」 俺は土方を引きずってった。 途中で受付を振り返ってみると、そこには2人の関係を見せ付けられた女の泣きじゃくってる姿が見えた。 ---- 「高杉。」 「ああ?」 「お前気づいてたんだろ?その……」 「あの女がお前に惚れてるってことをか?」 土方は首を縦に振った。そしてこう続けた。 「何もあの場であんなこと言わなくていいじゃねぇか。」 「………」 「傷付けるって分かってるのに…。」 「………」 「高杉?」 「ムカつくんだよ。」 「え……?」 俺は土方を押し倒した。そして、 「んぅ……っ」 強引に口づけをした。 「んぁっ……、はぁ…、てめぇっ」 「ムカつくんだよ。」 もう一度同じことを言い、土方を抱きしめた。 「高杉……?」 「お前は誰にもわたさねぇ。」 「高杉……」 「俺はお前しか見てねぇ、だからお前も他のやつの事なんか考えるな。」 「愛してるって昨夜(ゆうべ)言ったろ?」 「土方…」 「お前以外のやつなんか好きにならねぇ。」 「本当か?」 「あたりまえだろ?」 ああ、どうして こんなにも こいつが愛しいのだろう。 ---- (オマケ) 「…ったくいきなりキスしてきやがって。」 「あの場合しょうがねぇだろ。」 「舌まで入れることなかったじゃねぇか!!」 「…で?よかったのか?」 「…けっこう、上手かった…///」 「ククク……、そりゃどーも。」 ---- (あとがき) 前回土方視点で書いたので、今回は高杉視点で。 宿泊部屋が301号室なのは、私のクラスが301だからです。特に深い意味はありません。深い意味なんてつくる余裕ないです。 なんか高杉のキャラが違うような…。でも、でも!うちの高杉は土方が好きで好きでしょうがないんです。普段ひどいことをやってたりしますが、愛し合っているんです。 すみません許してください。 そして誰か良い文章の書き方教えてください。
時刻は8時30分。 一般の連中はとっくに起床していて、男は仕事、女は家事、と活動真っ最中だ。 だが、どうしたことか。 俺の姫君は起きる気配すら見せねぇ。 「土方。」 「………」 「おい、土方!」 「……ん、」 「起きろ。」 「眠い。」 しゃーねーなぁ。 「起きねぇと犯すぜトシちゃんよォ。」 「…今起きます。」 やっぱりな。 こいつは耳元で囁かれると弱い。 「土方ァ。」 「何だ?」 「出かけねぇか?」 「…お前、自分が指名手配犯だって事知ってるか?」 「遠くに行きゃあいい。」 そういって俺は持っていたチケットを見せた。 「温泉旅館2名さま 風呂は貸切。」 「部下に貰った。この間始末した幕府のお偉いさんが持ってたって話でよぉ。」 「温泉かぁ…///」 なんだかんだ言って嬉しそうな土方。 「2泊3日だ。行くか?」 姫君はゆっくりうなずいた。 ---- 「お部屋は301号室になります☆」 「あ、はい。分かりました。」 「夕食は7時30からになっておりますので…」 ああ、いらいらする。 あの受付の女、土方が美形だからってアピールしまくってやがる。 俺のモンに手ぇ出すとはいい度胸じゃねぇか。 あっ、今度は上目使いしてきやがった。 何ベタベタしてるんだよ女! 土方も話し込んでるんじゃねぇ。畜生、ムカつく…。 ほお、つまり嫉妬ですか。 悪ぃかよ。目の前で惚れた相手が口説かれてんだぜ? まあ、腹立つのが普通だわな。 だろ?ところでお前誰だ? 管理人だよ管理人。 …俺に何のようだ。 「とっとと話を進めろバーカ」って言いに来た。 んだとゴラァ。 お前の心境だけでこの文終わらせるわけにはいかねーんだよ。 ……チッ…… ほら、さっさと行きなよ晋ちゃん。 誰が晋ちゃんだ。 土方がかわいそうだろ。好きでもない人に言い寄られてんのに。 ……… ---- 「おふとんは何枚になさいますか?」 「えっと、2枚で…」 「1枚でいいぜ、どうせ2枚あったって使わねぇんだからよォ。」 「なっ…何言って///」 「ほら、とっとと行くぜ。」 俺は土方を引きずってった。 途中で受付を振り返ってみると、そこには2人の関係を見せ付けられた女の泣きじゃくってる姿が見えた。 ---- 「高杉。」 「ああ?」 「お前気づいてたんだろ?その……」 「あの女がお前に惚れてるってことをか?」 土方は首を縦に振った。そしてこう続けた。 「何もあの場であんなこと言わなくていいじゃねぇか。」 「………」 「傷付けるって分かってるのに…。」 「………」 「高杉?」 「ムカつくんだよ。」 「え……?」 俺は土方を押し倒した。そして、 「んぅ……っ」 強引に口づけをした。 「んぁっ……、はぁ…、てめぇっ」 「ムカつくんだよ。」 もう一度同じことを言い、土方を抱きしめた。 「高杉……?」 「お前は誰にもわたさねぇ。」 「高杉……」 「俺はお前しか見てねぇ、だからお前も他のやつの事なんか考えるな。」 「愛してるって昨夜(ゆうべ)言ったろ?」 「土方…」 「お前以外のやつなんか好きにならねぇ。」 「本当か?」 「あたりまえだろ?」 ああ、どうして こんなにも こいつが愛しいのだろう。 ---- (オマケ) 「…ったくいきなりキスしてきやがって。」 「あの場合しょうがねぇだろ。」 「舌まで入れることなかったじゃねぇか!!」 「…で?よかったのか?」 「…けっこう、上手かった…///」 「ククク……、そりゃどーも。」 →[[1日目(夜)]] ---- (あとがき) 前回土方視点で書いたので、今回は高杉視点で。 宿泊部屋が301号室なのは、私のクラスが301だからです。特に深い意味はありません。深い意味なんてつくる余裕ないです。 なんか高杉のキャラが違うような…。でも、でも!うちの高杉は土方が好きで好きでしょうがないんです。普段ひどいことをやってたりしますが、愛し合っているんです。 すみません許してください。 そして誰か良い文章の書き方教えてください。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: