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目を覚ますと見慣れない天井があった。 ここはどこだ? 一瞬戸惑ったが、ふと隣をみるとスースーと気持ちよさそうに寝息を立てている高杉がいて 「………ああ。」 昨日のことが脳裏を駆け巡った。 俺は高杉の顔をもう一回見つめた。 「………」 しかし、コイツってよく見てみると 「きれいな顔立ちしてんなぁ。」 「ククク…」 「なっ!」 「お褒めの言葉、ありがとうございます。」 「お前いつから…!」 「さっきからずっと起きてたぜ。」 「…てめぇ…!」 「おーい土方、あぶねーぞー。」 俺は立ち上がろうとしたが次の瞬間 「つあっ…!」 再び倒れこんだ。 「だから、あぶねーって言ったろ?」 「もっとテンション上げて言えや!分かるかぁっ!!」 あれ? こんなやり取り前にもなかったっけか? 「…あー、腰痛ぇ。」 「そりゃそーだろうよ。昨日はあんなに激しくしちまったからなァ?」 「え?」 「覚えてねぇのか?結局あの後、俺が部屋までお前を運んでやったんだぜ。」 俺は必死に記憶をたどった後 「/////っ」 恥ずかしくて顔が熱くなった ---- 「このっ、エロ杉がっ///」 「まだ言ってんのかよ。何が不満なんだ。」 「恥ずかしいんだよっ!!」 「そんなの今更じゃねぇか。昨日が初めてじゃねぇだろ?」 「あー、眠いしダルぃし腰痛ェ。」 「だからこうやってお前の腰痛を治そうと歩いてんじゃねぇか。」 そう。俺は今高杉と朝の散歩をしている。高杉の話だと、ここいらには昔から神社がたくさんあるのだとか。今から行くところはその中でも一番有名な神社で、ここいらの観光名所なのだそうだ。 「土方、聞こえるか?」 ふいに高杉が問いかけてきた。 「何が?」 「滝の音だよ。」 なるほど、よーく耳をすましてみると、確かに滝の音が聞こえる。やがてそれが見えてくると、想像していたものよりも大きいことが分かった。 そして、その滝のすぐ隣に古い神社が建っていた。 「ついたぜ。」 「ここか?」 「ああ。いい所だろ?景色もいいし、何よりこの神社は恋の神様で有名なんだよ。」 「恋の神様?」 「昔、このデッケェ滝を境に縁が結ばれた男女がいたって伝説があったらしいぜ。」 「へぇ。」 何で高杉はこんなに詳しく知っているのだろう。 前にもここに誰かと来たことがあるのか? そう考えると俺は胸のあたりが苦しくなった。 「早く来いよ土方。」 「へ?」 突然話しかけられて思わず間抜けな声を出してしまった。 「せっかく来たんだ。みくじがあるから引いていくぞ。」 「あ…ああ。」 高杉はくじを引いた。 続いて俺も引いた。 めくってみた。 凶: 交際中の人は、相手にだまされている可能性あり。 「中吉か…。土方は?」 「お前、俺をだましてたのか?」 「は?」 「浮気か?あのまた子ってヤツとか?それとも最初から俺はただの遊びか?」 「意味がわかんねぇ。突然何言ってんだよ。」 俺は黙ってみくじの紙を渡した。 「土方。」 「あ?」 「お前、バカだろ?」 「な…、バカじゃねぇ!」 「いや、だって普通こんなの信じるか?」 「でもここは、このみくじで有名な神社なんだろ?」 「いや、そうだけどよ……。」 「じゃあ、はずれるわけねぇじゃん。」 「いいか、土方。そもそもみくじなんていうのは………」 そこまで言いかけたあと高杉は黙り、あれこれ考えていた。しかし、あげくの果てに、 「プッ、ククク…、アハハハ!」 「何笑ってんだよ!」 「やっぱお前バカなんだろ?」 「だからバカじゃねぇ!!」 「真剣に説明しようとしてるこっちまでバカに思えてきたぜ。」 そういって高杉はしばらく笑いを止めなかった。 ---- 「あー、こんなに笑ったのは本当に久しぶりだ。」 「そうかよ。」 「笑いすぎて腹減った。そろそろもどるか。」 「なぁ、高杉。」 「なんだ?」 「結局あのみくじは本当なのか?」 「くっ、アッハハハ!!」 「笑うなー!!」 「んなわけねぇだろバカ!俺はお前一筋だよ。」 ちくしょう、誰がバカだって? いろいろ今朝はムカついた。 でもとりあえず何か嬉しいから、 今日のところは許してやるよ。 ---- (あとがき) 何か久しぶりの更新だね。 そんでもって意味が分かんない文章になったよ。(前からだろ) 土方さんは意外とバカだと思いますハイ。
目を覚ますと見慣れない天井があった。 ここはどこだ? 一瞬戸惑ったが、ふと隣をみるとスースーと気持ちよさそうに寝息を立てている高杉がいて 「………ああ。」 昨日のことが脳裏を駆け巡った。 俺は高杉の顔をもう一回見つめた。 「………」 しかし、コイツってよく見てみると 「きれいな顔立ちしてんなぁ。」 「ククク…」 「なっ!」 「お褒めの言葉、ありがとうございます。」 「お前いつから…!」 「さっきからずっと起きてたぜ。」 「…てめぇ…!」 「おーい土方、あぶねーぞー。」 俺は立ち上がろうとしたが次の瞬間 「つあっ…!」 再び倒れこんだ。 「だから、あぶねーって言ったろ?」 「もっとテンション上げて言えや!分かるかぁっ!!」 あれ? こんなやり取り前にもなかったっけか? 「…あー、腰痛ぇ。」 「そりゃそーだろうよ。昨日はあんなに激しくしちまったからなァ?」 「え?」 「覚えてねぇのか?結局あの後、俺が部屋までお前を運んでやったんだぜ。」 俺は必死に記憶をたどった後 「/////っ」 恥ずかしくて顔が熱くなった ---- 「このっ、エロ杉がっ///」 「まだ言ってんのかよ。何が不満なんだ。」 「恥ずかしいんだよっ!!」 「そんなの今更じゃねぇか。昨日が初めてじゃねぇだろ?」 「あー、眠いしダルぃし腰痛ェ。」 「だからこうやってお前の腰痛を治そうと歩いてんじゃねぇか。」 そう。俺は今高杉と朝の散歩をしている。高杉の話だと、ここいらには昔から神社がたくさんあるのだとか。今から行くところはその中でも一番有名な神社で、ここいらの観光名所なのだそうだ。 「土方、聞こえるか?」 ふいに高杉が問いかけてきた。 「何が?」 「滝の音だよ。」 なるほど、よーく耳をすましてみると、確かに滝の音が聞こえる。やがてそれが見えてくると、想像していたものよりも大きいことが分かった。 そして、その滝のすぐ隣に古い神社が建っていた。 「ついたぜ。」 「ここか?」 「ああ。いい所だろ?景色もいいし、何よりこの神社は恋の神様で有名なんだよ。」 「恋の神様?」 「昔、このデッケェ滝を境に縁が結ばれた男女がいたって伝説があったらしいぜ。」 「へぇ。」 何で高杉はこんなに詳しく知っているのだろう。 前にもここに誰かと来たことがあるのか? そう考えると俺は胸のあたりが苦しくなった。 「早く来いよ土方。」 「へ?」 突然話しかけられて思わず間抜けな声を出してしまった。 「せっかく来たんだ。みくじがあるから引いていくぞ。」 「あ…ああ。」 高杉はくじを引いた。 続いて俺も引いた。 めくってみた。 凶: 交際中の人は、相手にだまされている可能性あり。 「中吉か…。土方は?」 「お前、俺をだましてたのか?」 「は?」 「浮気か?あのまた子ってヤツとか?それとも最初から俺はただの遊びか?」 「意味がわかんねぇ。突然何言ってんだよ。」 俺は黙ってみくじの紙を渡した。 「土方。」 「あ?」 「お前、バカだろ?」 「な…、バカじゃねぇ!」 「いや、だって普通こんなの信じるか?」 「でもここは、このみくじで有名な神社なんだろ?」 「いや、そうだけどよ……。」 「じゃあ、はずれるわけねぇじゃん。」 「いいか、土方。そもそもみくじなんていうのは………」 そこまで言いかけたあと高杉は黙り、あれこれ考えていた。しかし、あげくの果てに、 「プッ、ククク…、アハハハ!」 「何笑ってんだよ!」 「やっぱお前バカなんだろ?」 「だからバカじゃねぇ!!」 「真剣に説明しようとしてるこっちまでバカに思えてきたぜ。」 そういって高杉はしばらく笑いを止めなかった。 ---- 「あー、こんなに笑ったのは本当に久しぶりだ。」 「そうかよ。」 「笑いすぎて腹減った。そろそろもどるか。」 「なぁ、高杉。」 「なんだ?」 「結局あのみくじは本当なのか?」 「くっ、アッハハハ!!」 「笑うなー!!」 「んなわけねぇだろバカ!俺はお前一筋だよ。」 ちくしょう、誰がバカだって? いろいろ今朝はムカついた。 でもとりあえず何か嬉しいから、 今日のところは許してやるよ。 →[[その頃の鬼兵隊]] ---- (あとがき) 何か久しぶりの更新だね。 そんでもって意味が分かんない文章になったよ。(前からだろ) 土方さんは意外とバカだと思いますハイ。

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