若者言葉☆WIKI内検索 / 「確認用法の弱化」で検索した結果

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    ...面の人に用いる →「確認用法の弱化確認用法の弱化 「カッコいい」が「カッケェ」となる現象 →「音の転化(母音+い→ええ)」 頭文字をとって作られた語 →「頭字語」 「か」に半濁音のマルをつけたやつ →「鼻濁音」 逆転語 業界用語(単語がさかさまになるもの) →「逆転語」 口癖の様に使用され意味の希薄化した語 →「意義の形骸化」 形骸化 →「意義の形骸化」 形容詞の副詞化 →「言い切り形容詞の副詞化」 広義のフィラー →「意義の形骸化」 語末の「り」が「し」になる現象 →「音の転化(り→し)」 さ~そ 逆さまになる言葉 →「逆転語」 助数詞の弱化 →「個」※「こ」参照 助数詞の使い方 →「個」※「こ」参照 「凄い」が「すげえ」となる現象 →「音の転化(母音+い→ええ)」 スゴイとか超とかの言葉 →「程度表現」 た~と 断...

  • おに(オニ/鬼) 接頭辞 (品詞は名詞・動詞・形容詞・副詞・形容動詞・助詞・感嘆詞から選択) [関連語] 超 <語義> とても、甚だしく。従来の用法(「鬼教官」などのような)から、若干「脅威の、恐ろしい」を含意することもあろう。 <経緯> 上記の従来の用法が弱化し、単に程度を強める用法のみで使用されるようになった。 <語法> 「鬼すげぇ」「鬼やべぇ」など形容詞に接頭し、意味を強める。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipedia より〕 【接頭辞】とても、すごく。「鬼かわいい」など。 名前 ...

  • こ(個) 助数詞 [関連語] <語義> 助数詞。 ①年齢、とくに学年(年度を単位とした年齢)。~歳。 ②広くモノを数えるのに使用される。(汎用化された場合、「無生物を数える場合、数詞に付与される接尾辞」などと記述するべきか) <経緯> 助数詞の弱化?多くの助数詞の使用が制限的になり、逆に比較的汎用性の高い助数詞「個」が使用の幅を広げてきたものと思われる。 ①に関しては同時に年齢の数え方の変容に伴い、言語がシフトしたものとも考えられる。数え年法を使用しなくなったこと、また学生語起源だとすれば年度による年齢の区切りが効いている可能性もあろう。あるいは同年齢を指す語として「同い年」があるのに対し年齢差がある場合は丁寧に言えば「一歳年上」などと言わねばならない。そこで語感・リズムの良い言い方が選択されたのではなかろうか。 何故助数詞の弱化?が起こったのか。 ...
  • し/しぃ(だ/終止形+し)
    し 終助詞 [関連語] →し(命令形+し) <語義> (強意・列挙・理由) <経緯> 古くは強調の助詞として使用されたものが、現代語では①文末で使用されるようになった。また、多くの「若者言葉否定派」の意見では、本来②列挙の用法でしようされるべきである、という。cf「雨は降るし、財布は無くすし、散々だった」 列挙説が真実だとしても、おそらく「雨は降るし財布は無くすし」と「し」で完結する用法はもともとあったと考えられる。列挙でなく、単なる強調の用法が否定されるのは、一度標準語において強調の用法が消滅した、または関東の言葉に元来強調の用法が無かったなどの原因があるのだろうか。 理由の用法は、強調用法の派生か。要求文の従属要素において、要求の根拠を示す場合に使用される。否定的な語と共起したり、発話者の意外な気持ちを表わすのによく使用される。 <語法> 「僕...
  • キレる
    きれる(キレる) 動詞 [関連語] →逆ギレ <語義> 怒る。怒りが爆発する。憤る。頭にくる。 <経緯> 「堪忍袋の緒が…」だろうか? <語法> おそらく「怒る」とほぼ同様に使用できる。「叱る」といった意味は無く、感情を示す用法のみ。イライラ、とは違い怒りの感情を外に出す。 再三注意されたにも関わらず騒ぎ続け、ついに隣人がキレた。 ?さっきから隣の部屋がうるさくて、キレてくる→イライラしてくる ?学校の備品を破損して、先生にキレられた→叱られた  先生の怒りが爆発した、呼び出されて小言を言われたとか言うわけではないのであればキレられたもありうる。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】他人の挑発に対して怒ること。また、自分が悪いのに怒ることを「逆ギレ」という。 ...
  • 無い
    ない(無い) 形容詞 [関連語] →ありえない ←無し/ナシ <語義> ①駄目だ。(主観的に見て)存在意義が疑われるほど、価値の無い様だ。 ②ショックだ。なんてこった。信じられないほど、不快だ。 <経緯> おそらくこれが若者言葉として感じられる用法は、<語法>の通り。google検索で上位100件の用例であるが、これ以外の用例としては 「名詞(+係助詞ナド)+ない」存在・状態の否定。  ex) 関係などない。 指輪は無いのか。 節操ないわね。 「存在・状態の否定に準ずるもの」  ex) 仕方ない。そりゃないよ。(定型句) 「用言の未然形+ない」述語の否定  ex) 泣かないぞ。 寒くないかな。 「述語の否定に準ずるもの」  ex) 心配することないよ。 不倫ではない。見えなくもないな。 うぬぼれるんじゃない。 ...
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    「若者言葉☆WIKI」若者言葉大辞典。 「若者言葉☆WIKI」はみんなで気軽に編集できるレファレンス・ツールです。 意味もカタチも流動的な、いわゆる「若者言葉」を対象としているため、自由に編集加筆可能なWIKIを利用しています。 「若者言葉」の意味用法の検索から、言語学的研究対象としてまで。広い用途で使用できることを念頭においています。 まずはこちらをご覧ください。 「若者言葉とは?」 「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法 「若者言葉☆WIKI」はコチラから 【目次】 【新規作成】 【参考文献】参考とした、書籍などはコチラ 【関連事項索引】 【リンク】参考とした、または参考になるウェブサイトはこちら 【お知らせ】 【BBS】ご意見はコチラへ 【更新状況】若干。 2007.9.6. 「異音」という用語を、米川(1998)に従い「音の転化」(おんのてんか)としました。 ...
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  • 何気に
    なにげに(何気に) 副詞 [関連語] →さりげに <語義> ①何気なく ②案外、意外と <経緯> 「何気なく」が変化したものと思われるが、「何気なく~する」といった動作性の述語を修飾する①の用法よりも、軽く話し手の意外な気持ちを付加する用法の方が優勢であるように思われる。 数年前(2005頃?)の文化庁の調べでは「『何気なく』の代わりに『何気に』を使用するか」といった問い方であったが、意味的には「何気なく」とはかなり違うものといえるだろう。 下記「日本語俗語辞書」によれば、80年代に語形の変化が生じたという。その後おそらく使用頻度が増えたために意義の形骸化が生じたものと考えられる。 <語法> <使用場面> 「元々はゲーム内容目当てで買ったけど何気にイイ曲揃ってるよね。」 ②「案外」などと置き換え可能な例。 「なにげに...
  • ソウルメイト
    そうるめいと(ソウルメイト) 名詞 [関連語] → <語義> 心から信頼のおける、上辺だけでなく魂・内面から深く付き合える友人。親友。仲のいい友達。都合のいい友達。 <経緯> 下記には和製英語とあるが『プログレッシブ英和中辞典』には「心の友, 相性のいい人(特に異性)」とされている。意味が弱化して比較的使いやすくなったところ皮肉っぽい語義も生まれたと思われる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕 【名詞】心の友。また、親友。和製英語的な用例。本来の意味は相性がいい人、特に異性のことをいうが、ここでの解釈は漫画『ドラえもん』でジャイアンがいつもいじめているのび太を都合のいい時だけ「心の友よ!」といっているような感覚に近い用法もある。 〔corpusWWW070628〕約526,000 (ソールメイ...
  • 「若者言葉」とは?
    「若者言葉」とは? 辞書として、学術的な利用も鑑みて、はじめに「若者言葉」の定義をします。 ウェブページの性質上、読者の幅広さも考慮して出来るだけカタい言い回しは避けたいのですが、ある程度はカンベンしてください。 また、ここの内容も必要に応じて変更される可能性があります。 まずは①若者が使う言葉、②崩れた日本語、③流行り言葉、という観点から「若者言葉」を考える。   ①若者が使う言葉  「若者言葉」という用語は、まず初めに年配の人から見た若い人の使う、年配の人にとって見れば崩れて時として耳障りな言語を指します。そして若い人から見て、やはり年配の人たちの使う言葉とは違う、やや使いやすいと感じる言語を指します。両者は、言語としては意思疎通にさほど支障の無い、一つの言語の中の方言(社会方言)の関係にあるといえるでしょう。ここで言える事は次の三点。  1)若年と年配の境界線は、不明瞭。 無...

  • ちゅう(中) [関連語] → <語義> ①~の最中であること ②~の中毒であること <経緯> 上記語義のような意味で、略語として使用される。いずれもその使用は古いものと思う。 <語法> ①入浴中、作成中などの用法はいわゆるフツウの用法であろう。 ②アル中(アルコール中毒)、ニコ中(ニコチン中毒)などのような語からの類推で使用されうる。 町田健はバラエティ番組の中で、「『故障中』は誤用である。「故障」というのは一回的な動作であり、「中」とは共起し得ない」と述べている。これが真であれば、一回的な動作の結果継続を示す「中」の用法は若者言葉的な用法であるかもしれない。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接尾辞】「~の最中」「~中毒(~にハマっている状態)」の意。 〔corpusWWW07〕 ...
  • 得意
    とくい(得意) 詞 [関連語] ⇔苦手 <語義> 好きだ。嫌いじゃない。 <経緯> 新明解国語辞典(第四版)の「得意」の項には①満足な様子②他よりも優れていて自信をもつ/自慢する様子③他よりもうまくやれる自信のあること、またその技芸、とある。おそらく従来の用法であれば、②③「~が得意だ」の~には動作性の名詞または技芸が入ったものと思われる。これが近年、「好きだ」の意味に近く~にもっと一般的な名詞も使用されるようになってきているように感じる。 これは、反対語「苦手」からの類推であると考えられる。「苦手」の場合「~が苦手だ」の~には動作性名詞や技芸も入り、その他様々な名詞を入れて「~が嫌いだ(好きじゃない)」といった意味でも使用できる。そこから、「嫌いじゃない」の意味で「得意だ」が使用されるようになったものと思われる。 「苦手」という直接的表現を避けるために生じ...

  • てき(的) [関連語] →弱めの表現 <語義> ①(弱めの表現) ②~として <経緯> 漢語に付して、状態性を出すのが本来の用法だったと思われる(「感動」→「感動的」、「建設」→「建設的」)。次第に、本来状態性の漢語や、非漢語に付されるようになり、単に「の」の意味を表わす用法も増えた。この流れの中で、「性質」的、「抽象」的な用法が増え、弱めの表現として確立した。 人称代名詞や固有名詞に付して「私的には」などと使用する場合も、「(他ならぬ)私としては」と「私」に注意をひきつける一方で客観性の薄さを強調し、結果的に弱めの表現であるといえる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕 【接尾辞】 「~は」をぼかした表現。「気持ち-には」「長さ-には」 「~としては」の意。「私(わたし)-には」「○○さん-...
  • つえー
    つえぇ(強ぇ) 形容詞 [関連語] →すげぇ 意義の形骸化 異音(母音+い→ええ) 程度表現 <語義> ①強い ②すごい <経緯> 若者言葉化の結果、意義に形骸化が生じ、単なる強弱から離れた程度の甚だしさを指す用法も生じたものと思う。「戦闘などにおける強さ」→「勝つ力を持っている/負けさせる力を持っている」→「すごい」か。 <語法> 「事故強ぇぇ」 場面は「戦い」だが、実際の戦う相手ではなく事故によって負けさせられるという点で述べたものと思われる。 「大波乱の結果も、見てて素直に強ぇぇぇ!と言える痺れるレース。」 競馬。争いではあるが、直接的に相手に手を下す戦いでない点で、新しい用法ではあるまいかと思う。 「アニソンつえーなマジで」 完全に「戦い」などの文脈から離れた用法。 <使用場面> <実態> 〔200...

  • ちょく(直) [関連語] → <語義> ①直接~。②すぐに~。 <経緯> 直接の短縮。「即」と混同されたと思われる用例も若干ある(②)。 <語法> 直で(「直接に」)と「で」を伴う用法と、接頭辞的に用いられる用法がある。「直」と標記し「ちょく」または「じか」とも読ませうる。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【形容詞】直接。 〔corpusWWW070716〕直168,000,000 直で510,000 (人名・地名などゴミ多し)コロケーションとしては、「直輸入」2,650,000 「直リンク」1,970,000 「直アド」732,000 名前 ...
  • コピる
    こぴる(コピる) 動詞 [関連語] → <語義> ①コピーする、コピーをとる。コピー機で複写をする。②(音楽の)プロでないバンドなどにおいて、他の、特にプロの音楽家の作風または作品に影響され、その作品などを題材に音楽活動などを行う。 <経緯> ②のように、既存のプロミュージシャンの楽曲を演目の中心におくバンドを「コピーバンド」などと呼ぶことから生じた用法か。 <語法> 「へぇ、路上(ライブ)とかやってるんすか。どんなのやってるんすか?」 「パンクとかコピってます」 ②の用法。パンクミュージックを演目としているというだけでなく、ある特定のバンドのコピーをしている(=オリジナルではない)という含意があると考えられる。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】英語の「copy」を動詞的にアレンジし、 模造...
  • 鳥肌
    とりはだ(鳥肌) 名詞 [関連語] → <語義> ①鳥肌が立つほど、感動させるような様だ。 ②鳥肌が立つほど、気味の悪い様だ。 <経緯> 「鳥肌が立つ」(鳥肌が皮膚に出来る)を用いて「鳥肌が立つほど(素晴らしい/気味が悪い/寒気がする)」と使用するのが旧来の用法であったが、「鳥肌が立つ」でこれらの意を含むようになった。さらに現在、「鳥肌」のみでこれらの状態を含意する用例も出現。 <語法> 「立つ」との共起する例が大半を占める。上記①の例としては「鳥肌もの(鳥肌もん)」「鳥肌シーン」など、②としては「鳥肌カップル」などの例があった。単独での用例もあった。いずれも、形容動詞としての用例は見られなかった。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕(が立つ)【連語・タ行五段】「身震いして産毛が立つこと」から、非常に感...
  • ていうか
    ていうか(て言うか) 接続詞 [関連語] →つーか ってか てか てゆーか てゆうか てゆっか ちゅーか etc 意義の形骸化 <語義> と言うよりは。 <経緯> 「と言うよりか」の短縮形。同時に意義も薄れ、前言(自分の発言、他者の発言問わず)を訂正する用法が弱まったものと思われる。 <語法> 「っていうか結局mixiって何?どのあたりが面白いの?」 上記若者言葉的用例。前フリの無い、冒頭部での使用。あるいは「mixiはみんな面白いというが、」という意味の内包も考えられる。 「招待された人しか入れないとか閉鎖的っていうかなんかネット宗教って感じだと思うんだが」 本来的な用法。下記検索ではこの区別はできなかった。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接続語、副詞】「つーか」「てか」とも。 相手の...
  • 大人
    おとな(オトナ/大人) 形容動詞 [関連語] <語義> 大人びている、大人としての魅力を有しているなどの意。<実態>を参照のこと。 <経緯> 「大人」という語が使用され始めたのは名古屋である、という説がある(清水義範(1998)『笑説 大名古屋語辞典 改訂決定版』角川書店)。そもそも「大人とは何か」の定義は難しいため、上記語義自体が新しいものであるかは判断しかねる。 <語法> 名詞修飾時に「な」を伴うという形容動詞的な用法は、やや新しいのではないだろうか。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wiki〕【形容動詞】大人びていること。アダルトな雰囲気の意。「-じゃん」分別のある様。また、「-な意見」「-な都合」「-な事情」など、理性を優先するあまり妥協や周囲への迎合、あるいは事なかれ主義を皮肉って言うことも。 〔2007.東京.学生...
  • 「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法>
    「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法 当サイトでは自由にページの新規作成、加筆可能ですが次の方針に従ってもらえるとありがたいです… ◆加筆式。 基本的に、前の人の書き込みを修正するのではなく、書き込みを足していく。加筆すること、が基本になります。若者言葉はとても淀みやすいもの。一人の意見では足りない場合、それを間違っていると訂正するのではなく、さまざまな方面の意見を加えていけるのが大切だと思います。 ◆歴史と地理を追跡。 加筆の利点をさらに。2007年時点でこうだった言葉が、2008年にはもう死語!?あるいは別の用法が生まれている!?または基本語として辞書にも載るようになった!?みたいな、時間的経緯を細かに記述することも可能。同様に、使用の場所(大雑把に県区分から、電車/会社/学校みたいな使用状況まで)まで書けば地域的な変異も観察可能。東京における若者言葉は、地方から入ってきたものが...
  • 最新する
    さいしんする(最新する) 動詞 [関連語] ネット関連語(ブログ) <語義> ①(ブログなどを)更新する②(ウイルス対策などのソフトを)最新の状態にアップデートする③(単純に)最新の状態にする④アップロードする  <経緯> 「刷新する」の誤りか。使用状況から見て「更新する」の誤りから生じた可能性が高い(もしかしたら漢字語「更新」の読み間違いから漢字の誤りに通じたのか?)。あるいは単純に「最新の状態にする」という意味から短縮されて生じた動詞化現象か。ブログなどにおける書き言葉で多く見られる。 <語法> 「ブログを最新する」「日記を最新する」といった用法が一般的。目的語に「日記/HP(ホームページ)/ブログ」を取る。まれに「(主に自動的に更新される)ソフト」を目的語とし、アップデートするという意味にも用いる。一件だけ「写真をHPに最新する」といった用法(④...
  • ダメダメ
    だめだめ(ダメダメ) 名詞 [関連語] → <語義> うまくいかないこと、よくないこと。 <経緯> 「ダメ」・「駄目」の重複による強調形か。禁止の用法はおそらく無い。 <語法> 「いや~、今日全然だめだめだったよ~」 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕 〔corpusWWW07〕 名前 コメント ...
  • イタい
    いたい(痛い/イタい) 形容詞 [関連語] あイタたたた… ×いてぇ <語義> 目を覆いたくなるような様。本人は気付いていないが、見ている者にとっては恥ずかしくて見ていられない様子。 <経緯> <語法> 上記「あイタたたた…」のような詠嘆用法や、「イタい人」と人を付けてある人の属性を示すことが出来る。 <使用場面> <実態> 〔2007.wikipediaより〕【形容詞】惨め。また、見苦しいこと。 名前 コメント ...
  • 逆ギレ
    ぎゃくぎれ(逆ギレ) 名詞(サ変) [関連語] →キレる <語義> 怒られた側が、怒ること。怒られることによって、逆に怒りが込み上げ、爆発すること。 <経緯> <語法> キレるの用法に準ずる。「逆ギレする」の語形でよく使用される。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】他人の挑発に対して怒ること。また、自分が悪いのに怒ることを「逆ギレ」という。 名前 コメント ...
  • ゆとり
    ゆとり 名詞 [関連語] →ゆとり教育 <語義> 「ゆとり教育世代」であるが故に、学が足りない様 <経緯> 「ゆとり教育」が始まって以降の小学校以上の教育を受けてきた若年層に対する侮蔑をこめた用語。または謙遜で用いる用語。時事的な用語からの語。 <語法> 本来的な用法「ゆとりがある」とは違い、「ゆとりだ」「ゆとりなので」といった述語で用いられやすい。形容動詞? <使用場面> <実態> 〔corpusWWW07〕 名前 コメント ...
  • チラ見
    ちらみ(チラ見) 名詞 [関連語] →ガン見 <語義> 少し目を向けること。 <経緯> ちらりと見る、から。「チラ見」単独では、おそらくチラチラのような動作の複数性は感じられないが、「何度もチラ見する」といった用法はありうる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【名詞・サ変】少しだけ見ること。または、悟られないように目をそらす素振りをしてチラチラと見ること。 〔corpusWWW070713〕チラ見583,000 ちら見103,000 名前 コメント ...
  • KY
    けーわい(KY) [関連語] →頭字語 <語義> ①空気が読めない、場の状況に適した言動が取れない様。 ②空気読め。場の状況から適確な判断をせよ。 <経緯> 頭字語。現在の用例の少なさから、隠蔽機能を狙って使用が広まりつつあるものと思われる。google検索ではまだ用例が少なく、あっても「KYとは」という解説に用いられるのみであり、2007年現在新語誕生期にあると言えよう。 <語法> 「やっぱ、安倍ってKYなんだよー」 「私、こないだ会社で、KYって言われたんだ」 2007年現在、名詞として使用され述語になるか一語文を形成する。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕KY「空気読めない」または「空気読め」の略。2007年頃から流行始めた言葉 (KYの項目より) 〔corpusWWW070717〕100...
  • 終わってる
    おわってる(終わってる) 動詞 [関連語] <語義> ①ダメだ。評価するに値しない。 ②嫌だ、嫌悪感を感じる。 <経緯> おそらく「改善の見込みが無い」「これ以上進展は望めない」→「これ以降何も無い」→「終わっている」。もともと「終わり」「お終い」という語にも、「悲劇的な結末」「改善の余地無し」「絶望的」の意で用いる用法はある。「ああ、何もかもオワリだ!」「もうオシマイだ!」 この様な意味の拡大から下記Wikiのような意味が生まれたと思われ、。 <語法> <使用場面> 程度が酷すぎて改善も見込めないものを見たときに。 <実態> 〔2007.Wiki〕【形容詞】今どき流行らない。「ダサい」の代用語。 名前 ...
  • -げ/-気
    げ(-げ/-気) 接尾辞 [関連語] →良さげ <語義> ①~な様子だ。 ②弱めの表現。~っぽい。~そうだ。 <経緯> 他を客観的に評価する語として発達したのではないか。 <語法> 多くは形容詞語幹に接尾し、形容動詞を形成すると思われる。①は本来的な(古来からの)用法で「おかしげ」「かわいげ」のように名詞形成としての性格が強い。動詞に接尾する「~たい(希望/願望)」については生産性が高いが、他の一般形容詞への用例は多くないのでは。現代語の②も、生産性は限られていて、下記の例以外思いつかない。なお「良い」の語幹「よ-」には付かず、その名詞形「良さ」に「げ」が付く。不規則形か? <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接尾辞】「~そう」の意。「よさ-じゃん」なら「良さそうじゃない」など。 ...
  • コケる
    こける(コケる) 動詞 [関連語] →スベる ウケる ズッコケ <語義> ①転ぶ、つまずく。②失敗する。③他人の失敗に対し、がっかりする。または大袈裟にがっかりすることによって、その失敗を冗談のように扱うことで失敗のマイナスイメージを解消する。 <経緯> 漫才用語か。「スベる」などの語とともに、あるいは混用から、抽象的な用法が生まれたものと思う。ズッコケなどにおける「コケる」(③)はやや古いが、例えば「ドジである」といったマイナスの事実を「ズッコケ」などと表現することでコミカルな印象を与えることになる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】失敗する。強調形として後述の「ブタゴケ」がある。 〔2007.東京〕③の意味での「コケる」は、少し古い感じがする。多分、日常的には使用されない。 ...
  • ゲロ
    げろ(ゲロ) 接頭辞 [関連語] →程度表現 <語義> とても、非常に。程度表現 <経緯> 吐瀉物の意で年少に使用されていた語が使用年齢を拡大、意味用法も拡大していったのではないか。吐瀉物の意味としてはオノマトペが起源か。 <語法> 「ゲロうま」「ゲロまぶ」のように、むしろ肯定的プラス思考の語に付与されることが多い。逆に否定的侮辱的な語に使用されることがあるだろうか??形容詞語幹に接頭し、形容動詞を形成する。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接頭辞・副詞】非常に。→「嘔吐」の意と間違えられやすいので、どちらかというと否定的、または侮蔑的な表現につけることが多い。したがって「ゲロマブ」などというのは誤用。 〔2007.東京〕もうあまり聞かない。 ...
  • 身障
    しんしょう(身障) 名詞 [関連語] →しんちゃん <語義> (侮蔑語として)言動が正常でない様。 <経緯> 従来の身体にハンデのある人々を指す用語が、「差別語」として規制された、という経緯がある。この規制によってかつての「差別語」は駆逐されつつあるが、逆に替わって使用されるようになった「身体障害者」「~が不自由な人」といった語が差別的な色合いでしようされやすくなった。短縮形の「身障者」、さらに「身障」と短くなるにしたがい、差別的な意義・用法が強まる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕(身体障害者)【名詞】言動等が異常な人物に対しての侮蔑語。「身ちゃん」とも言う。新潟県では主に身体と言われている事が多い。これは、言われた方に対しても、障害者に対しても侮辱している言葉である。(差別用語) ...
  • ドゥする
    どぅする(ドゥする) 動詞 [関連語] → <語義> ①(何らかの含意を込めて)する。 ②どうする <経緯> テレビタレント、ルー大柴が発生源か。英語do(する)を借用、スル動詞としたもの。単に「する」というよりは含みを持って用いられる。 ただし、WWW検索では疑問としての「どうする?」不定の意での「どうする(ことも…)」などの用例が多数検出された。「ドゥする」という、入力上労力のかかる表記法を選んでいることから、これが①の意と同源である可能性が高いが、実際のところ用法が不明確で②のような意味で用いられるようになったと考えられる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕 【動詞】行動を起こすこと。英語のdoから発した。 【用例】「これドゥしていいすか?」「ドゥしちゃってよ。」 〔corpusW...
  • 音の転化
    (おんのてんか/おとのてんか) 用語は米川(1998)による。 標準語を基準として、そこから音が変化したと考えられるものを差す。ここでは次のような定義を定める。 ①基本的な意味は変わらないこと(ただし、もちろん使用者が変わり語感が変わり、厳密に意味が変わらないとは言い難い部分がある。どの程度変化したら意味が変わったとみるかは客観的に判断することができない)。 ②品詞や用法に大きな差が生じないこと(上と同様に、その判断基準は曖昧である。例としては「キモス」は「キモい」が変化したものであると考えられるが、品詞が変わっている以上「音の転化」とは見做さない)。 ③単独でなく、同じ音配列または形態素などに共通して起こる現象であること(「いたい」→「いてぇ」、「したい」→「してぇ」のように、同じ音の並びまたは同じ要素(ここでは形容詞の語尾)に共通して起きる現象であると判断...
  • 似ない
    にない(似ない) 形容詞 [関連語] <語義> 似ていない <経緯> 似ていないの短縮とされる。 この語がWikipediaにおいて若者言葉と判断された理由としては、本来「似ている」の否定形「似ていない(似てない)」が使用されるべき環境で「似ない」が用いられると不自然であるからということがあげられるだろう。状態性の「似ている」に対して、「似る」だと意思性が感じられるためだと思われる。実際google検索では、「AはBに"似ている"」というような意思性を含まないと思われる環境での「似ない」の例が複数見られた(が、その判断の難しい用例も多く下では用例数を挙げなかった)。 この様な、不自然と感じる人もいるような変化が生じた理由としては「本来意思性とは無関係なように感じられる『似る』という現象を、あえて状態性の形式(~テイル)にする必要...
  • memo
    -な 【格助詞】形容動詞とは異なる言葉につける、若者流の用法。 -な人 【連語】上記「-する人」と同様、自分を客観視した言葉。 生(ナマ) 【接頭辞】憧れの著名人(芸能人・スポーツ選手など)に、テレビや写真でなく実際に会えることの意。 「-松坂(ボストン・レッドソックス)」「-KAT-TUN」 【名詞】「生意気」の略。「ナマ言ってんじゃねえ!」 なんか 【副詞】何だか。 【接続詞】特に意味は無いが、次の言葉が思い出せないときなどにつなぎに使う。 なんちゃって 【接頭辞】偽~。「-シャネル」など。 -なんで 【接続助詞】-なので。→ぼかし表現の一種。 [編集] ね ~ね? 【形容詞】「~ない?」と同義。「凄く-」 ネタ 【接尾語】「ネタ」は、現在では若者言葉でも俗語でもなく、幅広く用いられているが、「またその話か、もう聞きたくないよ」または「その筋の話ないかな?」という意味もある。 [編集]...
  • ウケる
    うける(ウケる) 動詞 [関連語] ばかうけ <語義> 面白くて、笑わずにはいられない。 <経緯> 下記wiki参照のように、元は漫才などにおいて演者の立場から「こちらから発信するネタに対して客の受け止め方」の意で「ウケが良い/悪い」と使用されていたと思われる。転じてウケが良いことを「ウケる」となり、また演者から見て客が「ウケる」ことから視点が変化して客側からの演者の評価に用いられるようになったのではないだろうか。どの過程で変化したかは不明だが、漫才だけでなく一般の談話においても使用される。 <語法> 「マジウケるー」「ウケるんですけどー」などの様に、相手の発話に対するおかしみを発話行動で示す。また「彼はウケる」の様に「面白い人間だ」という属性を表わす様態的な用法もある。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipedia よ...
  • 北原保雄
    きたはらやすお 1936年、新潟県柏崎市生まれ。1966年、東京教育大学大学院修了。文学博士。筑波大学名誉教授(前筑波大学学長)。独立行政法人日本学生支援機構理事長。(「問題な日本語」編者紹介より) (編) 『問題な日本語』 『みんなで国語辞典』 日本語の世界6 日本語の文法 日本語助動詞の研究 文法的に考える 日本語文法の焦点 表現文法の方法 名前 コメント ...
  • KY/コメントログ
    〔2007/10関西、女子高生〕「ってゆーかあんたKY」一語文じゃなく普通名詞として使用される -- (二式) 2007-10-08 23 42 42 〔2008/3/21 www〕再度グーグルにてKY の検索結果 約 104,000,000、もちろん本稿で扱われているような用法以外のものを多数含む。 本稿のKYにあたると思われる例は、上位約100件中4分の1ほど。まだメタ的な使用が多い(辞書的な紹介から、こういう言葉は嫌いだなどの意見)。 さらに「KY語/KY式日本語」という用語も見られるようになった。 2007年度の流行語大賞にノミネートされたことも大きいだろう。 -- (二式) 2008-03-21 14 27 52 〔2008/3/21〕KYな の検索結果 約 317,000 件、用例は「~なのだ」と続くものの殆どが「人」「JK」「リーダー」など人間名詞また...
  • -ない?
    ない(-無い?) [関連語] →無い 超分節的な音素 <語義> (同意を求めて)~ですよね。 <経緯> 否定疑問が修辞法として「誘いかけ」(「ご飯たべ行かない?」)「勧め」(「ねぇ、これ飲まない?」)「命令」(「来てくれない?」)などの使い方があることは良く知られている。若者言葉として認識されるのは「同意」(「今日暑くない?」「これ見たくない?」「それってなんか違くない?」)の用法か、と推測される。また同様に否定疑問である「-ないか」という形をとらず、専ら「ない」で終始し他の助詞を使用せず、イントネーション(文末上がり)による点も若者言葉として認識される点であろう。 <語法> おそらく、「同意」の用法は形容詞・形容動詞+「ない」及びテイル形の動詞のような状態性の述語(他、名詞述語・「見える」などの語、「そんなことない」定型句として認められうるものなど)...
  • テンパる
    てんぱる(テンパる) 動詞 [関連語] → <語義> ①(麻雀で)聴牌になる(あと一手で上がれる状態になる)。②差し迫ってきて、焦る。緊張する、あがる。③天然パーマである。 <経緯> ①テンパイが動詞化し、それが②に転じた、というのが一般的見解。外資系企業での使用が最初という説から、キャンパス言葉が起源という説まで様々。 下記の「テンションが張る」から「天然パーマ(テンパ)」、「temper」など様々な説が立てられているようだが、麻雀をする者からしない者へ使用者が広まる過程で生じた民間語源であるといえよう。なお、google検索では上位100件に③らしい用法は見られなかった。個人的使用か、民間語源との混同と考えられる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】 「テンションが張る」の略。緊張す...
  • 意義の形骸化
    いぎのけいがいか(意義の形骸化) [関連語] ←フィラー化 → うそぉ 相づち うん(文末) 間投詞 逆に 副詞 さり気に 副詞 正直 副詞 何気に 副詞 マジで 相づち <現象> ①実際の談話においては、話し手が発話の内容を吟味・思い出しなどをするために、文中での語彙的な意味を持たない語を挿入することがよくある。これをフィラーと呼び、日本語では「えっと」「アレ」「うん」「何だ」などが使用される。 ②こうした語形が短く、もとより語彙的な意味の少ない語(機能語など)がフィラーとして使用される以外に、語彙的な意味の強い一般的な語や語句が意味の希薄化・形骸化を起こし、フィラーのように使用されることがある。厳密な意味でフィラーと呼べるかは決められないため、ここでは意義の形骸化と呼ぶ。 ③一般的には「口癖」と呼ばれるものに近い。とくに口癖の中で...
  • 音の変化(挨拶語)
    音の転化(挨拶語) (おんのてんか あいさつご) [関連語] 音の転化 さーせん(サーセン) あーざす 大雑把には音の転化に含まれる現象であるが、種類が多用であり、勝つ表記法の一定しないものが多いためここで一括して扱った。 使用頻度が高いためインフォーマルな場において挨拶語の類は形が大きく崩れるものと思われる。 ここでは、表記に現れるものを中心に扱った。 【現象】(例の後の数字はgoogleヒット件数(2008.3.-)) 「おはようございます」系列 h y の脱落。go の脱落など。「おはよう」が「おはよ」など。 あざす あざーす あーざーす おは おはよ おっは 「ありがとうございます」系列 子音の脱落。 あざす あざーす あーざーす あとーんす 「こんにちは」系列 に...
  • 速攻
    そっこう(速攻) 名詞 [関連語] →意義の形骸化 <語義> ①すぐに②急いで③(意義の形骸化) <経緯> <語法> コーパスによれば「で」との共起率が高いが、単独でも副詞として使用される。 「初心者の方でも速効で稼ぐための特選情報満載!」 「今日は寝起きそっこーラグナロク(ネットゲー)を1時間ちょいやって、即FFをやり始めますた!」 表記としては揺れが認められる。「速攻」が最多だが、①漢字変換時一番上に表示される(速攻・速効・即効・測光・側溝・測候・即行の順)②スポーツ用語として「すぐに攻撃する」の本来の意味での使用も多数③本来の「すぐに効果がある」の意味での「速効」との混同が多い④これらの漢字表記は、熟語や商標名などの中で用いられることが多い、といった特徴が挙げられる。「スピード感」のイメージを持つ「速」と、経過時間の少なさを示す「即」の...
  • とか
    とか 助詞 [関連語] →弱めの表現 <語義> ①(並列)や。 ②(断定を避け、そのもの以外を否定しないということを積極的に述べる婉曲、弱めの表現)など。 ③(引用?)などと、というようなことを。 <経緯> もともとは、おそらく並列の格助詞「と」と疑問の係助詞「か」だったと思われ、「○○とか○○とか」と並列した上で他にもあることを含意する(現代語の)「や」に似た機能をもつようになったと考えられる。ただし「○○とか」と単独で現われる例も当時からあった。 その後、「とか」がさらに助詞を伴うことが出来るようになり、その事物を曖昧にする機能を持った。 ③は引用の「と」に「か」が付いたもので発生は違うと思われる。 <語法> 「WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよという...
  • -って感じ
    ってかんじ(って感じ) 詞 [関連語] →弱めの表現 <語義> ~であると思う。~であろう。 <経緯> 談話を曖昧にさせる若者言葉としてかねてより指摘されていた文末表現。表現自体は、「~といった感じがする」(「~と感じる」よりも主観性が弱められた「~と感じられる」に近い表現か。)の短縮であり、体言止めにすることで何らかの効果を期待したものと思われる。 <語法> 「って感じ?」と上がり調子のイントネーションになったり、「って感じぃ~」の様に末尾が伸ばされたりもする。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接尾語】 ~の様である、の意。修飾される物事や状態を強調、再確認するようなニュアンスが含まれる。「その振舞いおやじって感じ。」 ○○らしい。○○ならでは。○○特有の。 〔corpusWWW070718〕っ...
  • @wiki全体から「確認用法の弱化」で調べる

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