若者言葉☆WIKI内検索 / 「『現代若者ことば考』」で検索した結果

検索 :
  • 米川明彦
    ... 【著書】 『現代若者ことば考』 『若者語を科学する』 米川(1996)語彙集 米川(1998)語彙集 追記欄
  • 米川(1996)語彙集
    『現代若者ことば考』pp229-242「語彙索引」より引用。 アーパー アーパーギャル アウト 赤丸君 赤マン 朝一 朝ごはん アスパラ足 頭がお花畑 アッシー君 アトム君 アナウンサー アニバ男 アニマー アバウト アバウト君 あひるごはん あひるちゃん あぶない アブノーマラ 脂ギッシュ アフリカン アホっぽい 尼寺 アムラー アムロ入ってる アメリカン アリごとき幸せ アル春 アンマリOL いいかげんにしろくま いいかげんにしろくろテレビ いい子ぶりっ子 イージアナイカ いかつく イグアナ状態 イクラちゃん いけいけギャル いけいけすだれ イジ 石ころぶす イタカジ 板さん いただきマンジュウ いただきマンモス いた電 いたベル イタメシ イタもの イタモン 一円ぶす 一銭ピ...
  • 『日本語を叱る!』
    加賀野井秀一(2006)『日本語を叱る!』ちくま新書 【目次抜粋】 第一章 甘やかされた日本語を叱る 第二章 カタカナ語の濫用を叱る 第三章 漢語の濫用を叱る 第四章 歴史への無知を叱る 第五章 若者ことばを叱る 第六章 感情過多の日本語を叱る 第七章 開かれた日本語のために ― 翻訳の思想 加賀野井は近年の「日本語ブーム」が却って日本語の危機の本質を見えなくするものであると批判する。日本語の特性として加賀野井はまず「以心伝心」を、ついで「「詞―辞」構造」「(漢語・和語の)二重構造」などをあげる。こうした特性が日本語の意味に対する意識を低下させ、イメージばかりによる語用に偏ってしまったことが「閉じた日本語」を作る要因になっているとしている。 第五章 若者ことばを叱る (挙げられた語の例) ってユーカー ゴーコン イケメン ブタメシ(=ブサ...
  • 若者世代語
    わかものせだいご(若者世代語) [関連語] ⇔一時的流行語 井上史雄の用語。氏は十年後の使用という観点からの若者言葉の分類の一つで、いわゆる若者世代特有の使用語一般を指す。現実には若者言葉という用語で表わされるのは一時的流行語であることが多いが、「若者言葉」という語からして本来は上記「若者世代特有の使用語一般」という意味であるはずである。 例えば 「ナウい」「キモカワ」などの語は一時的流行であり、一定期間の流行語全く使用されなくなる。 これらに対し「コクる」「逆ナン」などの用語は息が長く、またほとんど若者世代のみによって使用される。いわゆる若者と非若者の文化的・生活的な相違から使用の差が生まれる語である(=「非若者は通常「コクっ」たり「逆ナン」したりしない」)。 ...
  • 「若者言葉」とは?
    「若者言葉」とは? 辞書として、学術的な利用も鑑みて、はじめに「若者言葉」の定義をします。 ウェブページの性質上、読者の幅広さも考慮して出来るだけカタい言い回しは避けたいのですが、ある程度はカンベンしてください。 また、ここの内容も必要に応じて変更される可能性があります。 まずは①若者が使う言葉、②崩れた日本語、③流行り言葉、という観点から「若者言葉」を考える。   ①若者が使う言葉  「若者言葉」という用語は、まず初めに年配の人から見た若い人の使う、年配の人にとって見れば崩れて時として耳障りな言語を指します。そして若い人から見て、やはり年配の人たちの使う言葉とは違う、やや使いやすいと感じる言語を指します。両者は、言語としては意思疎通にさほど支障の無い、一つの言語の中の方言(社会方言)の関係にあるといえるでしょう。ここで言える事は次の三点。  1)若年と年配の境界線は、不明瞭。 無...
  • 「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法>
    「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法 当サイトでは自由にページの新規作成、加筆可能ですが次の方針に従ってもらえるとありがたいです… ◆加筆式。 基本的に、前の人の書き込みを修正するのではなく、書き込みを足していく。加筆すること、が基本になります。若者言葉はとても淀みやすいもの。一人の意見では足りない場合、それを間違っていると訂正するのではなく、さまざまな方面の意見を加えていけるのが大切だと思います。 ◆歴史と地理を追跡。 加筆の利点をさらに。2007年時点でこうだった言葉が、2008年にはもう死語!?あるいは別の用法が生まれている!?または基本語として辞書にも載るようになった!?みたいな、時間的経緯を細かに記述することも可能。同様に、使用の場所(大雑把に県区分から、電車/会社/学校みたいな使用状況まで)まで書けば地域的な変異も観察可能。東京における若者言葉は、地方から入ってきたものが...
  • コーパスとしてWWWを利用した若者言葉研究
    [関連語] ←コーパス コーパスとして当サイトでは、WWWを検索するという手法を取る。これには次のような利点と欠点がある。注意点としても読まれたい。 利点 ◆既存の電子コーパスでは、若者言葉の最新の状況を把握できない。  文章の種類によっては、すなわちマンガコーパス・バラエティ番組コーパス・ファッション誌コーパスなどを利用すればこれを収集することも可能かもしれないが、電子コーパス化はされていない(女性週刊誌などは、近代のものに限ってコーパス化されたものもある)。またさらに口語的・隠語的な若者言葉は文章から用例を探すのは困難である。こうした語でも、WWW上であれば検索可能である。 ◆ 欠点 ◆ ◆必ずしも現実の使用が反映されるとは限らない。  →ヒット数0件でも、使用が無いというわけではない。ただし比較的一般化し、個人や小さなグループ内...
  • コーパス
    コーパス(corpus) [関連語] →コーパスとしてWWWを利用した若者言葉研究 定義は研究者により様々であるが、凡そ次のようにまとめられよう。 『コーパスとは、検索することで大量の言語データからデータを収集し、言語研究に役立てることが出来るものである。 ネイティブスピーカーの内省では得られない周辺的な事実、ネイティブスピーカーが意識としてはマチガイと思っている言語現象でも実際の無意識の言語使用には現れうるようなものを一定数収集しうるもので、電子データ化されており検索が容易い。』 結構都合のいい定義である。 補足1。一般には「言語研究のために構築された」という一文が入る。コーパスは製作者が居てこそ成るものである。 補足2。必ずしも電子化されているものを指すとは限らない。現代においては、電子化されていて検索が容易であることはかなり必須とも言えるが…。 ...
  • 音の転化(母音+い→ええ)
    音の転化(母音+い→ええ) (おんのてんか ぼいんのあとにいがくるものがええというおとになるもの) [関連語] 音の転化 すげぇ ちげぇ 「あい」という母音連続が、「ええ」という二重母音になる現象に代表される音の転化。東京方言か。ここでは、類似の転化を含め『音の転化(母音+い→ええ)』とした。 【現象】(例の後の数字はgoogleヒット件数(2007.9.6)) ①形容詞の語幹末が [a] である場合、言い切りの形で [ai] が [ee] に変る。口語的であるが、これに準ずる書き言葉にも見られる。 例: 「高え」28,400 「高けえ」869 「高けぇ」50,500 「若え」893 「若けえ」1,920 「若けぇ」923 表記法はこの他に、全部ひらがな・調音符「ー」を用いるなども考えられる。漢字変換で出現しない上記表...
  • し/しぃ(だ/終止形+し)
    し 終助詞 [関連語] →し(命令形+し) <語義> (強意・列挙・理由) <経緯> 古くは強調の助詞として使用されたものが、現代語では①文末で使用されるようになった。また、多くの「若者言葉否定派」の意見では、本来②列挙の用法でしようされるべきである、という。cf「雨は降るし、財布は無くすし、散々だった」 列挙説が真実だとしても、おそらく「雨は降るし財布は無くすし」と「し」で完結する用法はもともとあったと考えられる。列挙でなく、単なる強調の用法が否定されるのは、一度標準語において強調の用法が消滅した、または関東の言葉に元来強調の用法が無かったなどの原因があるのだろうか。 理由の用法は、強調用法の派生か。要求文の従属要素において、要求の根拠を示す場合に使用される。否定的な語と共起したり、発話者の意外な気持ちを表わすのによく使用される。 <語法> 「僕...
  • チクる
    ちくる(チクる) 動詞 [関連語] → <語義> 告げ口をする。(学生などが)他人の不利な状況を(先生などに)伝える。 <経緯> 『語源由来辞典』によると、「ちくちく」「ちくり」など現代語では「細いもので突く」オノマトペが起源とされる。いわゆる若者世代語であり、学生語。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】告げ口する。 〔corpusWWW070703〕(チクる)72,600(ちくる)26,900 世の中には簡単で儲かる仕事があるもんだ(*´ω`)♂ http //www.l7i7.com/ -- (age) 2012-03-04 01 34 51 男性を好きにしたい女性の為の性風俗(人・ω・)→ http //www.44m4.net/ -- (乃南) 20...
  • あり得ない
    ありえない(あり得ない) 形容詞 [関連語] [異形態・変化形] 有り得ない/在り得ない・ありえねー・ありえなくない?・ありえん・ <語義> ①(強い嫌悪感を表現)信じられない。信じ難い。懐疑的だ。 ②(軽く相づちとして、相手の話を受けて)それは大変ですね <経緯> ある、という可能性を否定した形「あり得ない」。既に実現した事実について(伝聞・直接問わず)それを信じない様子、これから起こると予想される事実に関してその実現可能性を疑う気持ちを表現する。現代語では「あるわけがない」「あるはずがない」といった表現で専ら表わされるため、「あり得ない」はやや古い表現であるという印象も受ける。これが若者言葉に転用され(その事由については<実態>参照。語感の新しさとして、逆に古い語が復古される現象か)、むしろ軽い語義で相づちとして使用されるようになったと考えられる。 ...

  • こ(個) 助数詞 [関連語] <語義> 助数詞。 ①年齢、とくに学年(年度を単位とした年齢)。~歳。 ②広くモノを数えるのに使用される。(汎用化された場合、「無生物を数える場合、数詞に付与される接尾辞」などと記述するべきか) <経緯> 助数詞の弱化?多くの助数詞の使用が制限的になり、逆に比較的汎用性の高い助数詞「個」が使用の幅を広げてきたものと思われる。 ①に関しては同時に年齢の数え方の変容に伴い、言語がシフトしたものとも考えられる。数え年法を使用しなくなったこと、また学生語起源だとすれば年度による年齢の区切りが効いている可能性もあろう。あるいは同年齢を指す語として「同い年」があるのに対し年齢差がある場合は丁寧に言えば「一歳年上」などと言わねばならない。そこで語感・リズムの良い言い方が選択されたのではなかろうか。 何故助数詞の弱化?が起こったのか。 ...
  • トップページ
    「若者言葉☆WIKI」若者言葉大辞典。 「若者言葉☆WIKI」はみんなで気軽に編集できるレファレンス・ツールです。 意味もカタチも流動的な、いわゆる「若者言葉」を対象としているため、自由に編集加筆可能なWIKIを利用しています。 「若者言葉」の意味用法の検索から、言語学的研究対象としてまで。広い用途で使用できることを念頭においています。 まずはこちらをご覧ください。 「若者言葉とは?」 「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法 「若者言葉☆WIKI」はコチラから 【目次】 【新規作成】 【参考文献】参考とした、書籍などはコチラ 【関連事項索引】 【リンク】参考とした、または参考になるウェブサイトはこちら 【お知らせ】 【BBS】ご意見はコチラへ 【更新状況】若干。 2007.9.6. 「異音」という用語を、米川(1998)に従い「音の転化」(おんのてんか)としました。 ...
  • トップページ
    「若者言葉☆WIKI」若者言葉大辞典。 「若者言葉☆WIKI」はみんなで気軽に編集できるレファレンス・ツールです。 意味もカタチも流動的な、いわゆる「若者言葉」を対象としているため、自由に編集加筆可能なWIKIを利用しています。 「若者言葉」の意味用法の検索から、言語学的研究対象としてまで。広い用途で使用できることを念頭においています。 まずはこちらをご覧ください。 「若者言葉とは?」 「若者言葉☆WIKI」の編集方針、方法 「若者言葉☆WIKI」はコチラから 【目次】 【新規作成】 【参考文献】参考とした、書籍などはコチラ 【関連事項索引】 【リンク】参考とした、または参考になるウェブサイトはこちら 【お知らせ】 【BBS】ご意見はコチラへ 【更新状況】若干。 2007.9.6. 「異音」という用語を、米川(1998)に従い「音の転化」(おんのてんか)としました。 ...
  • Wikipedia
    http //ja.wikipedia.org/wiki 誰でも自由に書き込みができるウェブ上の百科事典。2007年6月時点で253言語で執筆されているという。日本語版は40万以上の項目で成っている。 ※当「若者言葉☆WIKI」では立ち上げ時点での収録語選定に際してこのWikipedia「若者言葉」 「若者言葉リスト」を利用した。これを利用した理由としては若者言葉の定義の曖昧さから客観的に選定するのが困難であるという点、また一般に人が「若者言葉」として意識している語である可能性が高いと考えられると判断したためである。自由に書き込みができるという性質上、記事の内容に絶対的な信用性は無いが不特定多数が監視することもできるという特徴から必ずしも現実離れした記事は存在しないであろうという期待もある。実際「若者言葉リスト」という項目は(おそらく内容の不適格・客観的判断の欠如からか)...
  • 【BBS】/コメントログ
    なお、左記メニュー「有言の華」でも当「若者言葉☆WIKI」について書いています。カテゴリー「こんにちわ」をご覧下さい。 -- (二式) 2007-07-20 14 54 41 最近の若者達は若者用語で喋る事を正当化してる。 日本を擁護しておきながら日本語を擁護しない文部科学省は何考えてんだろうか? -- (6) 2012-01-29 09 46 56 書き込みどうもありがとうございます。久々に閲覧したらちょうど書き込みが有ったのでびっくりしました。 せっかくの「若者言葉」を考える場ですので、ご意見に対しこちらもちょっと意見を。 ・「正当化」が行われるようになったのは、本当に最近の出来事なのでしょうか。 ・文科省はどのように「擁護」を行うべきでしょうか。 -- (二式) 2012-02-05 11 33 30 なお、かなり長い間放置していました。記事の大半は0...
  • 【BBS】
    ご意見をお寄せください。 なお、左記メニュー「有言の華」でも当「若者言葉☆WIKI」について書いています。カテゴリー「こんにちわ」をご覧下さい。 -- (二式) 2007-07-20 14 54 41 最近の若者達は若者用語で喋る事を正当化してる。 日本を擁護しておきながら日本語を擁護しない文部科学省は何考えてんだろうか? -- (6) 2012-01-29 09 46 56 書き込みどうもありがとうございます。久々に閲覧したらちょうど書き込みが有ったのでびっくりしました。 せっかくの「若者言葉」を考える場ですので、ご意見に対しこちらもちょっと意見を。 ・「正当化」が行われるようになったのは、本当に最近の出来事なのでしょうか。 ・文科省はどのように「擁護」を行うべきでしょうか。 -- (二式) 2012-02-05 11 33 30 なお、かなり長...
  • memo
    -な 【格助詞】形容動詞とは異なる言葉につける、若者流の用法。 -な人 【連語】上記「-する人」と同様、自分を客観視した言葉。 生(ナマ) 【接頭辞】憧れの著名人(芸能人・スポーツ選手など)に、テレビや写真でなく実際に会えることの意。 「-松坂(ボストン・レッドソックス)」「-KAT-TUN」 【名詞】「生意気」の略。「ナマ言ってんじゃねえ!」 なんか 【副詞】何だか。 【接続詞】特に意味は無いが、次の言葉が思い出せないときなどにつなぎに使う。 なんちゃって 【接頭辞】偽~。「-シャネル」など。 -なんで 【接続助詞】-なので。→ぼかし表現の一種。 [編集] ね ~ね? 【形容詞】「~ない?」と同義。「凄く-」 ネタ 【接尾語】「ネタ」は、現在では若者言葉でも俗語でもなく、幅広く用いられているが、「またその話か、もう聞きたくないよ」または「その筋の話ないかな?」という意味もある。 [編集]...
  • 無い
    ない(無い) 形容詞 [関連語] →ありえない ←無し/ナシ <語義> ①駄目だ。(主観的に見て)存在意義が疑われるほど、価値の無い様だ。 ②ショックだ。なんてこった。信じられないほど、不快だ。 <経緯> おそらくこれが若者言葉として感じられる用法は、<語法>の通り。google検索で上位100件の用例であるが、これ以外の用例としては 「名詞(+係助詞ナド)+ない」存在・状態の否定。  ex) 関係などない。 指輪は無いのか。 節操ないわね。 「存在・状態の否定に準ずるもの」  ex) 仕方ない。そりゃないよ。(定型句) 「用言の未然形+ない」述語の否定  ex) 泣かないぞ。 寒くないかな。 「述語の否定に準ずるもの」  ex) 心配することないよ。 不倫ではない。見えなくもないな。 うぬぼれるんじゃない。 ...
  • シャー芯
    しゃーしん(シャー芯) 名詞 [関連語] →若者世代語(=学生語) <語義> シャープペンシル用の、補填可能な芯。 <経緯> 上記語義から短縮された語。学生語。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕 【名詞】「シャープペンシルの芯」の略語。 ※「写真」と勘違いされることがある。 〔2007〕まさかこんな語が若者言葉と認定されるとは思いませんでした。確かに学生語としての色合いは強いでしょう。 名前 コメント ...
  • 【関連事項索引】
    あ~お アクセント(用語・言語学一般) アンガールズ(流行・人物) 一時的流行語(用語・若者語学) か~こ コーパス(用語・言語学一般) さ~そ た~と 出会い系サイト(流行・商標/現象) ドラえもん(流行・商標) な~の は~ほ 発音、発音記号(用語・言語学一般) ポケモン(流行・商標) ま~も や~ん ルー大柴(流行・人物) 若者世代語(用語・若者語学) カテゴリは以下。 流行(人物、現象、商標) 用語(若者語学、言語学一般)
  • ダチ
    だち(ダチ) 名詞 [関連語] → <語義> 友達、親しい人間 <経緯> 「友達」の短縮形としてかなり昔から使用されていた若者世代語と考えられる。おそらく本来、不良言葉。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【名詞】友達。「ダチ公(「公」は、近代では侮蔑の意を込めることが多いが、ここでは親しみの意しかない)」「マブダチ(親友、気の置けない友達)」とも。 〔corpusWWW070628〕( "ダチ" -トモダチ -ダチョウ -友ダチ)473,000 〔2007.東京〕今更若者言葉として取り上げられるのもよくわからない程に、古い語感の言葉。現在なお不良言葉ではあるまいか? ...
  • 何気に
    なにげに(何気に) 副詞 [関連語] →さりげに <語義> ①何気なく ②案外、意外と <経緯> 「何気なく」が変化したものと思われるが、「何気なく~する」といった動作性の述語を修飾する①の用法よりも、軽く話し手の意外な気持ちを付加する用法の方が優勢であるように思われる。 数年前(2005頃?)の文化庁の調べでは「『何気なく』の代わりに『何気に』を使用するか」といった問い方であったが、意味的には「何気なく」とはかなり違うものといえるだろう。 下記「日本語俗語辞書」によれば、80年代に語形の変化が生じたという。その後おそらく使用頻度が増えたために意義の形骸化が生じたものと考えられる。 <語法> <使用場面> 「元々はゲーム内容目当てで買ったけど何気にイイ曲揃ってるよね。」 ②「案外」などと置き換え可能な例。 「なにげに...
  • 頭字語
    とうじご(頭字語) [関連語] IT MKK KY 3K トリプルK <語義> ある語をローマ字または外来語(英語)の原綴りに直し、頭文字を並べて作るタイプの略語。アルファベット圏でのこうした略語法が日本に入ってきて(U.S.A、EUなど)、それが日本語でも成されるようになった(NHK、JR、JTなど)。 用語は米川(1996,1998)による。上記のような企業・団体名としての使用が、若者言葉としての使用にも現われるようになったのはかなり前(昭和30年代?それ以前?)からであると考えられる。 頭字語の機能としては米川の指摘する緩衝機能、連帯機能という側面が強く現われると思われる。 かつては、欧米的な省略法によるカッコ良さといった機能が強かった(頭字語という省略法そのものが流行の若者言葉であり、時流に乗っていると考えられた)という側面もあった...
  • 特筆
    とくひつ(特筆) 名詞 [関連語] →程度表現 <語義> 強調して書き記すこと。 <経緯> 「特筆大書」(特に目立つように書き記すこと 新明解)や「特筆すべき」といった形で用いられた語が、形容動詞的に用いられるようになったものと思われる。 <語法> 日常のパソコンや、模型作成での特筆な事や旅行、生活を切々と語る 特筆なところは、その事例の幅広さです 暖かく温もりのある質感が特筆なデザイン瓦を使用。 特に、ひとりでできるもん、特筆だよね。 マルチタップによる拡大縮小操作の容易さは特筆だ。 特に2曲目の「マウンテンソング」と3曲目の「デ・ジャ・ヴ」とは特筆だと思うな。 このような形容動詞的用例が、若者言葉と判断されたものか。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕(モノ)【名詞・サ変、...
  • 過疎る
    かそる(過疎る) 動詞 [関連語] <語義> 過疎化する <経緯> <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】「過疎化する」の略。 〔2007.東京〕聞いたことない。過疎化の町の若者語じゃないのか? 名前 コメント すべてのコメントを見る ...

  • かん(感) 詞 [関連語] 弱めの表現 <語義> <経緯> おそらく「~って感じ」のように、断定を避ける言い方が簡略化されたもので色々な語に付与することが可能。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕感【接尾辞】若者流の表現は、動詞の後につけて、「~したという実感」を表わす。 名前 コメント ...
  • 似ない
    にない(似ない) 形容詞 [関連語] <語義> 似ていない <経緯> 似ていないの短縮とされる。 この語がWikipediaにおいて若者言葉と判断された理由としては、本来「似ている」の否定形「似ていない(似てない)」が使用されるべき環境で「似ない」が用いられると不自然であるからということがあげられるだろう。状態性の「似ている」に対して、「似る」だと意思性が感じられるためだと思われる。実際google検索では、「AはBに"似ている"」というような意思性を含まないと思われる環境での「似ない」の例が複数見られた(が、その判断の難しい用例も多く下では用例数を挙げなかった)。 この様な、不自然と感じる人もいるような変化が生じた理由としては「本来意思性とは無関係なように感じられる『似る』という現象を、あえて状態性の形式(~テイル)にする必要...
  • ウツ
    うつ(ウツ/鬱) 名詞 [関連語] <語義> 乗り気がしないこと。 <経緯> 心理的な気だるさが医学上「鬱病」として病気であるという見方が強まった。旧来も同様の症状を持つ人は多かったと考えられるが、かつては精神論として病気とは考えられていなかった。社会の変容に伴い、「鬱病」は社会現象にもなったが、こうした一種の「ブーム」が若者言葉として軽い語義を以って使用されるようになったと考えられる。音としても、軽く言いやすい。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【名詞】何かをするのが億劫になること。嫌だと思うこと。「次の授業体育!?えー超ウツなんですけど」など。 名前 ...
  • 勘繰る
    かんぐる(勘繰る) 動詞 [関連語] <語義> 心配する <経緯> <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】  勘を働かして物事を読み解こうとする。「あいつは俺の考えを勘繰っていた」本来の(悪いように)推量するという意味とは別に、悪いことが起こらない様に心配する。用心する(ドラッグ常習者が酩酊状態を悟られないように用心する、という意味で使い出した)。 〔2007.東京〕これ若者言葉か?? 名前 コメント ...
  • 噛む
    かむ(噛む) 名詞 [関連語] ←噛み噛み <語義> 呂律が回らず、言い損じる。 <経緯> おそらく、「舌を噛む」か。演劇用語か?おそらく本来一般語であるが、使用される文脈の拡大から若者言葉として認識されやすくなったものと思う。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】とちる(言い間違える)。とちりっ放しは「噛み噛み」、とちったことをうまい具合にごまかす事を「甘噛み」という。 名前 コメント ...

  • ちゅう(中) [関連語] → <語義> ①~の最中であること ②~の中毒であること <経緯> 上記語義のような意味で、略語として使用される。いずれもその使用は古いものと思う。 <語法> ①入浴中、作成中などの用法はいわゆるフツウの用法であろう。 ②アル中(アルコール中毒)、ニコ中(ニコチン中毒)などのような語からの類推で使用されうる。 町田健はバラエティ番組の中で、「『故障中』は誤用である。「故障」というのは一回的な動作であり、「中」とは共起し得ない」と述べている。これが真であれば、一回的な動作の結果継続を示す「中」の用法は若者言葉的な用法であるかもしれない。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接尾辞】「~の最中」「~中毒(~にハマっている状態)」の意。 〔corpusWWW07〕 ...
  • ドラえもん
    どらえもん(ドラえもん) [関連語] 〔注意〕 分類としては「流行」に含めたが、公に発表されてから現在なお衰えない知名度、またその世界への広がりなどからして、いわゆる一時的なブームといったものとは別次元のものであり、2007年時点ではむしろ一般名詞または歴史的固有名詞として少なくとも日本では認知されているものと捕えるべきである。 〔内容〕 日本を代表する漫画、アニメーション。原作、不二子F藤雄。主人公「のび太」と彼を救うために現われた「ドラえもん」と、彼らを取り巻く人物の物語。小学館の月刊誌を中心に掲載され、話は映画原作版を除き毎回一話完結。 〔若者言葉への関連〕 その認知度の高さから、若者言葉や隠語として使用される語が多い。その分類としては、①登場人物に関するもの、②その口癖、決まり文句、③登場するアイテムの名称、などとなろう。 <実...
  • チガくて
    チガくて(違くて) 副詞 [関連語] →ちげぇ <語義> 違って、そうじゃなくて。 (詳細は→ちげぇ。) <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【形容詞】そうじゃなくて。 〔corpusWWW070702〕(ちがくて)27,200 (違くて)88,900 (チガクテ)181(チガくて)137 漢字変換で「違くて」が出ないため、漢字のほうが少ないかと思われたが予想外。多くは確かにメタ言語的(「違くて」っておかしくありませんか、など)ではあるが、確かにフツウの文脈でも「違くて」の用例が出た。全うな表現でも漢字変換で出ないこともあるので、漢字変換は関係ないか。またカタカナの少なさは、「若者言葉」であるという意識がされないほどに定着していることを指すのか?? ...
  • コクる
    こくる(コクる) 動詞 [関連語] 若者世代語 <語義> 好意を抱いている相手に対し、その旨を打ち明ける。特に恋愛感情を抱いていて、恋人という関係になりたいという旨を伝える。 <経緯> 「告白する」は本来、単に胸のうちを明らかにする、秘密を打ち明ける等の意味で用いられるが、特に学生語などにおいては上記のような「恋の告白」という狭い意味で用いられることが多い。その中で短くなった「コクる」は、広い意味での「告白」の意義を失い、上記のような意味でのみ使用されるようになった。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】告白するの短縮形。 名前 ...
  • チキン
    ちきん(チキン) 名詞 [関連語] →チキる <語義> ①臆病者。②脅える様。 <経緯> 英語のchickenから。chickenには様々な比喩的意味があるが、中でも「臆病者」という意味は日本人が犯しやすい英語の間違い談によって有名であり、若者言葉としても定着したものと思われる。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【名詞】勇気のない者に対する蔑称。他人に危険なこと(飛び降りなど)をさせたときに相手がそれをしなかった際、その相手に対して「チキンだー」と言うことが多い。 (類)チキンオブチキン 直訳すると「チキンの中のチキン」。「チキン」と言われた際に、その相手を自分より下に見るときに「チキンオブチキン」と切り返す。 〔corpusWWW070703〕(チキンオブチキン)1,160 ...
  • 世代
    せだい(世代) 名詞 [関連語] → <語義> 同年代。歳の近いこと。(接尾詞的に用いて)~の流行した時期を知っている、経験している(=その当時、それを知るに適当な年齢だった)年齢の人の集合。 <経緯> おそらく、generationという意味の(訳語?)語義から抽象的・日常的な意義を発達させたのではないか。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接頭語】いずれも一般的に定着した感がある。 同級生。また、年代的に近いこと。「松井(秀喜、読売巨人軍→ニューヨークヤンキース)世代」リアルタイムで楽しんだ年代。「ファミコン世代」「ドラゴンボール世代」 〔2007〕上記「いずれも」の意味は不明。書き込みの前後によりネジレたか。というか①使用年代からしても②使用頻度(語の持続性)からしても「若者言葉」という...
  • 大人
    おとな(オトナ/大人) 形容動詞 [関連語] <語義> 大人びている、大人としての魅力を有しているなどの意。<実態>を参照のこと。 <経緯> 「大人」という語が使用され始めたのは名古屋である、という説がある(清水義範(1998)『笑説 大名古屋語辞典 改訂決定版』角川書店)。そもそも「大人とは何か」の定義は難しいため、上記語義自体が新しいものであるかは判断しかねる。 <語法> 名詞修飾時に「な」を伴うという形容動詞的な用法は、やや新しいのではないだろうか。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wiki〕【形容動詞】大人びていること。アダルトな雰囲気の意。「-じゃん」分別のある様。また、「-な意見」「-な都合」「-な事情」など、理性を優先するあまり妥協や周囲への迎合、あるいは事なかれ主義を皮肉って言うことも。 〔2007.東京.学生...
  • オフレコ
    おふれこ(オフレコ) 名詞 [関連語] ここだけの話、カット、オンエア →放送業界用語 <語義> ここだけの話。他言は無用。今この場でのみ公開できる秘密の話。 <経緯> OFF RECORDING(オフ・レコーディング)の略語で、放送業界で使用される業界用語。番組収録時、出演者の会話に放送することが不適切な内容(特に個人的に知っている秘密や事実、推測など)について録音・録画を避ける(結果的に放送しないようにする)こと。実際の放送などで、冗談または話題への引付けを狙ってわざと「オフレコで」が使用されることがあり、次第に単に軽く「秘密」の意味で一般にも使用されるようになった。 <語法> 「(この話)オフレコで(お願いします)。」などの形が多数。通常の名詞としても使用可能。 <使用場面> もともと業界用語という性格を残しているためか、若者言葉とし...
  • -っす
    っす 助詞 [関連語] → <語義> (断定などの語気を持ち)です。 <経緯> 「です」が短縮した形式。若者言葉ながら「待遇」を意識した表現、と評されることがある。下記のようにもとは「体育会系」の間で使用されていた用語が、広く男性語として広まったものと思われる。 <語法> 「体育会系」の語としては敬語的な使用もあった可能性もあるが、広く丁寧語または丁重語として広く体言や用言の連体形に接続(ただし形容動詞は語幹に接続)。 促音の拍は短くなりつつあるように感じられる。かつては促音部がはっきりと保たれていたが、発音上「これす」「いいす」「食うす」のようにただの「す」に近くなりつつある。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【助動詞】体育会系(敬)語。「-です」の短縮形。「いい-よ」 〔corpusWWW07...
  • テクる
    てくる(テクる) 動詞 [関連語] →テクい <語義> ①テクニック、技術がある。テクニック、技術が素晴らしい。上手である。 ②歩く。(非若者言葉か?) <経緯> ①その使用頻度からみて、「テクる」という動詞が先に使用され、徐々に「テクい」という語が生まれたのではないだろうか。→テクい ②「テクテク歩く」の意で、オノマトペから動詞化したもの。頻度は低い。 <語法> テイル形で使用されやすい。が、命令(上手くやれ)としても使用され、性質を示す場合ル形でも使用されるようだ。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【動詞】「テクニカルプレイをする」という意味。「ロナウジーニョがゴール前でテクる」等と使用。「テクっている」と使用すると、今現在技術を行使しているという動詞的意味よりむしろ、「技術がある」という意味の...
  • どんだけぇ
    どんだけぇ/どんだけ~ 間投詞 [関連語] → <語義> なんということだろうか。なんと甚だしいことか。 <経緯> 疑問詞「どれだけ」(≒どれほどまでに)が感嘆詞として使用されるようになったもの。2007年春ごろテレビ番組での使用がきっかけで広まったとの見方もあるが、2005年のアンケート調査での使用例も見られる。 口癖は「どんだけ~」である。流行語となっており、若者の間でも使われることがある。 また、「どんだけ~」ブームを巻き起こしたのはIKKOと言われているが、芸能人で最初に使い始めたのはFUJIWARAの藤本で、IKKOと藤本がバラエティ番組の仕事で行ったオカマバーでその店の店員の一人が使っていた口癖にまず藤本が食いつき面白がって使っていたのをIKKOも使い始めたものである事をナインティナインの岡村がナインティナインのオールナイトニッポンで語ってい...
  • うち/コメントログ
    〔2007.東京.〕人称代名詞のような基礎語に若者言葉が入り込んだ極めてめずらしい例ではないか。また日本語の人称代名詞体系を考える重要な現象である。なお、東京近辺での実例であり、他地域での実態が知りたい。 -- (二式) 2007-06-01 20 10 39
  • なるへそ
    なるへそ(なるへそ) 名詞、間投詞 [関連語] <語義> (納得したときに発する間投詞) <経緯> 下記、日本俗語辞書に詳しい。 <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【感動詞】なるほど。 〔corpusWWW070801〕108,000 〔2007.日本俗語辞書〕なるへそとは納得や理解、同意をした際に使う言葉「なるほど」が崩れたものである。『ヘソ』とは体の腹部にあるくぼんだ部分以外に物の中央にある高い部分やくぼんだ部分を意味する。『ほど』は漢字で『火床』と書くと、いろりの中心のくぼんだ部分を意味する。つまり、『ほど(火床)』は『ヘソ』であるため、「なるほど」をなるへそと言い換えたとされている。なるへそは「なるほど」と意味は同じだが、ふざけた言い回しであるため、目上への使用は避けたい。 〔200...
  • キモかわいい
    きもかわいい(キモかわいい) 形容詞 [関連語] →キモい エロかっこいい →アンガールズ <語義> 見たところ、他者に不快感を与えるような部分は否めないが、総じて評価すると好感の持てる様だ。 <経緯> ①「エロかっこいい」という語の流行によって、マイナス評価の語にプラス評価の語を付与することでプラスのイメージを拡大させる語構造が可能であることが明らかになった。 ②ほぼ同時期に人気を得たお笑いコンビ「アンガールズ」について評価する語として当該語が流行した。お笑いという分野の性質上、貶すことによって人気を得るという側面が言語化した好例であると言えよう。つまり芸人を売り込む側の戦略として生まれた流行語である可能性も否めない。 ③1990年代から、「かわいい」の語義が拡大し、従来なら気持ち悪いと評価されていたであろうものが「かわいい」と評価されるようになった、と...
  • Out of 眼中
    あうとおぶがんちゅう(Out of 眼中) 名詞 <語義> 「眼中の外」→「眼中に無い」「視野に入っていない」が原義。「見る目も当てられないほどに/考えるに及ばないほどに、取るに足らない様子だ」 <使用場面> 1990年代後半から若者に使用されていたが、21世紀以降その用例はかなり減ったと思われる。 <実態> 〔2007.wikipediaより〕「眼中に無い」 〔2007.東京.学生〕最近、全く聞かない。 追記欄
  • だから!
    だから(だから!) 間投詞 [関連語] →意義の形骸化(相づち語) <語義> (納得の含みを持つイントネーションで)なるほど、そうだよね (疑問の含みを持つイントネーションで)それで、あなたは何を言いたいのか。あなたの主張は何か。 <経緯> <語法> <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【感動詞】そうだよね、という意味の相づち。 〔2007.東京〕若者言葉か!? 名前 コメント ...
  • -って感じ
    ってかんじ(って感じ) 詞 [関連語] →弱めの表現 <語義> ~であると思う。~であろう。 <経緯> 談話を曖昧にさせる若者言葉としてかねてより指摘されていた文末表現。表現自体は、「~といった感じがする」(「~と感じる」よりも主観性が弱められた「~と感じられる」に近い表現か。)の短縮であり、体言止めにすることで何らかの効果を期待したものと思われる。 <語法> 「って感じ?」と上がり調子のイントネーションになったり、「って感じぃ~」の様に末尾が伸ばされたりもする。 <使用場面> <実態> 〔2007.Wikipediaより〕【接尾語】 ~の様である、の意。修飾される物事や状態を強調、再確認するようなニュアンスが含まれる。「その振舞いおやじって感じ。」 ○○らしい。○○ならでは。○○特有の。 〔corpusWWW070718〕っ...
  • -ない?
    ない(-無い?) [関連語] →無い 超分節的な音素 <語義> (同意を求めて)~ですよね。 <経緯> 否定疑問が修辞法として「誘いかけ」(「ご飯たべ行かない?」)「勧め」(「ねぇ、これ飲まない?」)「命令」(「来てくれない?」)などの使い方があることは良く知られている。若者言葉として認識されるのは「同意」(「今日暑くない?」「これ見たくない?」「それってなんか違くない?」)の用法か、と推測される。また同様に否定疑問である「-ないか」という形をとらず、専ら「ない」で終始し他の助詞を使用せず、イントネーション(文末上がり)による点も若者言葉として認識される点であろう。 <語法> おそらく、「同意」の用法は形容詞・形容動詞+「ない」及びテイル形の動詞のような状態性の述語(他、名詞述語・「見える」などの語、「そんなことない」定型句として認められうるものなど)...
  • @wiki全体から「『現代若者ことば考』」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索