であいけいさいと(出会い系サイト)


[関連語]
直アド


携帯電話やパソコンの一般使用が広まると共に生じた、(主に男女の)出会いを目的とする情報ページ。

もとは雑誌などによっても同様の情報システムは存在したが、一般にウェブ使用が広まるとその形態を変えていった。

一般の携帯機器で言えば、90年代後半「ポケベル」の普及時には無作為の電話番号にメッセージを送り「メル友」を作るといったことが始まった。これはPHSの「Pメール/PメールDX」に引き継がれる。使用者の範囲が広まるにつれて、無作為に「メル友」を探す方式が非効率になり、「出会い系サイト」が使用されるようになった。当時は男女の出会いに限らない趣味の合う友達探しなどの目的での利用も多かった。

携帯電話の普及と携帯電話でのウェブ利用の発達に伴い、「出会い系サイト」も発達したが、次第に男女の出会いを前提とした色合いが強くなった(そのように認知されるようになってきた)。「出会い系サイト」の名称もこの時期に使用されるようになったものと思われる(それ以前は「メル友募集サイト」とか言っていたような)。

「出会い系サイト」上でのやりとりは、「なりすまし」などのイタズラも多く、またこれを悪用した犯罪も社会問題となった。料金システムの不明確なものや、「振り込め詐欺」などの横行との連携も多く見られた。この経緯の中で利用者は全盛期より減りつつあるのでは無いかと思われる。

この中で「出会い系サイト」の広告を一方的に送りつける「迷惑メール」も社会問題となった。


<実態>
〔2007.〕
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最終更新:2007年07月17日 00:34