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「無い」(2007/08/01 (水) 19:49:52) の最新版変更点
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*ない(無い) 形容詞
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[関連語]
→ありえない
←[[無し/ナシ]]
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<語義>
①駄目だ。(主観的に見て)存在意義が疑われるほど、価値の無い様だ。
②ショックだ。なんてこった。信じられないほど、不快だ。
<経緯>
おそらくこれが若者言葉として感じられる用法は、<語法>の通り。google検索で上位100件の用例であるが、これ以外の用例としては
「名詞(+係助詞ナド)+ない」存在・状態の否定。
ex) 関係などない。 指輪は無いのか。 節操ないわね。
「存在・状態の否定に準ずるもの」
ex) 仕方ない。そりゃないよ。(定型句)
「用言の未然形+ない」述語の否定
ex) 泣かないぞ。 寒くないかな。
「述語の否定に準ずるもの」
ex) 心配することないよ。 不倫ではない。見えなくもないな。 うぬぼれるんじゃない。
など。「ない」の基本用法は、これらのように「物理的なモノの非存在」または「述部の否定」にあるものかと思われる。
ここから派生したのが<語義>の用法であると考えられる。元来は、おそらく「ありえない」「眼中にない」といった若者言葉、または「考えられない」「気に入らない」…などの語の省略か。もともと機能語であった「ない」が、その否定的意味部分がとられ内容語化したものとも考えられる。
<語法>
①
>あ、この漫画ないわ
>主人公がイケメン、っていうのが客観的に描写されてるともうないわ
>Firefoxのデフォルト検索エンジンがYahooとかないわ.
>うごかさへんかったら、全然普通やのに。。。 ないわーーーーーー;
②
>え、嘘、今書いてた記事全部消えたないわーーーーーー
分類不明(非若者言葉の可能性も)
>これはないわ
また、単独での使用が見られるのもこの用法の特長であろう。非若者言葉用法において「ない」は、述部の否定としては単独でしようしにくく、名詞の非存在の場合文脈に依拠して単独で現れうる(「金ある?」「ない。」)。この用例も文脈に依拠した上で若者言葉的用法であろうと推測されるものだが、タイトルとしての用法は「イヤなことがあった」などと解釈され具体的な事物は前提とならないと思われる。タイトルとしての使用は、このほかに2例あった。(100件中)
>ないわー. 何事もやる気がでません。
>ないわーこれマジないわー.
実際の会話では次のように使用されうると思う(作例)。
「これ、どう?」
「ないわー。」(=ダメだ、評価に値しない、良くない。)
<使用場面>
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<実態>
〔2007.Wikipediaより〕なし(無し、ナシ)【名詞、接尾辞、形容動詞】「無い」とも。話者の価値観に合わないものや、常識外れのものを指していう。「ありえない」がさらに短くなったものか。「あれは-」「-わ~」
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