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①「ごめん、先約があるんだ・・・・」

(修二くんは、何か知っているみたいなんだよね)
隆と一緒だと話してくれないだろう。
「ごめんね。明日は絶対大丈夫だから、明日、一緒に食べよう?」
「急だったもんな。じゃあ、明日な」
疑う様子もなく笑顔で答える。

昨日の電話で、屋上で話しをすることになっていた。

昼休みになり、愛菜は屋上に来た。


①「私の方が早かったみたいね」
②「修二くん、もう来ていたんだね」
③「早めに来たし、ご飯食べとこう」

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①「私の方が早かったみたいね」

私は近くの縁に腰掛けて、修二君が来るのを待った。
話って何だろう?
どれだけ頭を捻っても、心あたりなんて、昨日の一朗君の件だけ。
でも、冷静に考えてみると、修二君が私のことを好きだなんて、ありえないことだと思う。
特別に仲が良い訳ではないし、たまにちょっかいかけられるのだって、私だけという訳じゃない。
どう考えても、修二君が私を好きだなんて、恥ずかしくなるくらいのひどい自惚れだ。
かといって、わざわざ私に相談事をする理由も思い当たらないし……。
私が首を傾げていると、屋上の扉が開く音がした。
そこに立っていたのは、

①修二くん
②一朗くん
③水野先生

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①修二くん

修二くんは私をみつけるとにこっと笑って歩いてきた。
「ごめん、待たせたかな?」
「ううん、さっき来たばっかりだよ」
「そっか、よかった」
そういって、修二くんはぐるりと周りを見渡した。
「だれも、いないかな?」
「私が来てからはだれもきてないよ」
ずっと扉を気にしていたが、私の後には修二くんだけだ。
「そう、でも、ま、念のためあっちに行こう」
「う、うん(そんなに聞かれたくない話なのかな)?」
周りに人が居ないことを確認してから、修二くんが言った。
「水野に気をつけろ」
水野、と言われて一瞬だれのことかわからなかった。
先生という敬称がついていなかったので水野先生のことだとわかるまで、少し時間がかかる。
聞きたいことはいろいろある。

①「水野、って水野先生のこと?」
②「一郎くんと水野先生が話してるのを聞いたよ」
③「昨日、水野先生と何を話していたの?」

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②「一郎くんと水野先生が話してるのを聞いたよ」

そのときの様子を修二くんに話す。
なぜ一郎くんは水野先生をけしかけるようなことを話していたのか?
「兄貴がそんな事を……?……そうか……兄貴は……」
少し何か考えていた修二くんの瞳が明るくなる。
修二くんは何かに安心したらしいが、私にはさっぱりわからない。
「…くそっ、何もかも一人でやるつもりか!」
一人で納得して、今度は怒り出す。
私には何がどうなっているのかさっぱりわからない。
まだ聞きたいこともある。

1、「私にもちゃんと説明して!」
2、「修二くん、どうしたの…?」
3、「隆と水野先生がキスしてたのは一郎くんのせいなの?」

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3、「隆と水野先生がキスしてたのは一郎くんのせいなの?」

するりと一番聞きたかったことが口からすべりでた。
修二くんは一瞬動きを止め、それから難しい顔で言った。
「キス?水野は隆にキスまでしたのか?」
「う、うん。私みちゃったんだ…」
「そうか…。兄貴のせいかと言われれば半分はそうだろうな」
修二くんはいつもの不誠実な物言いではなく真剣に答えてくれる。
「半分は、水野の独断だとおもう。兄貴は方法までは指示していないだろうから」
そこでチャイムがなった。
昼休みが終わる。
さて、どうしよう?

1.午後の授業をサボってもっと話を聞く。
2.放課後もう少し話を聞かせてほしいと頼む。
3.教室に戻る。

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2.放課後もう少し話を聞かせてほしいと頼む。

また聞きたいことはたくさんある。
けれど午後の授業をサボるのは気が引けるので、放課後にもっと話をしたいと修二くんに頼む。
「かまわないよ。俺が答えられることなら、答えてあげる。放課後もここでいいかな?」
「うん」
にこっと修二くんは笑うと、私を促した。
「それじゃ、先に行って。俺は少し間を空けてからもどるから」
「あ、うん。それじゃあ放課後に」
階段を下りていく途中でチャイムがもう一度鳴った。
「やばい、普通に戻ったんじゃ間に合わない…」

1、1学年教室の中を突っ切る
2、特別教室棟を突っ切る
3、あきらめてゆっくり行く

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1、1学年教室の中を突っ切る

(1学年の教室を突っ切れば、まだ間に合うかも……)
そう思った私は急いで階段を下りて、すぐ先の1学年の教室へと駆け出した。
授業開始前だからなのか廊下に生徒の姿はもうない。
(どうしよう、本当にまずいかも)
焦りだけが募っていく。
「急がなきゃ……」
誰もいないのをいい事にさらにスピードを上げようとしたそのとき、
すぐそばの教室から誰かが出てきた。
「え、あっ」
それは解ったけれど、それだけでどうすることもできない。
(だめ、危ない!お願いよけて!)

どんっ

私の心の声は届くことなく(当然と言えば当然だけど)、結局そのままぶつかった。
「わっ」
ぶつかった反動で、私はそのまま床にしりもちをつく。
「いたた……ご、ごめんなさい」
慌てて謝りながら、ぶつかった相手を確かめる。
そこにいたのは……

1、春樹
2、春樹の親友の男の子
3、全然知らない男の子

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1、春樹

「……姉さん?」
春樹のほうはなんとか転ぶのは免れたらしい。
「こんなところで何してるんだよ?」
言いながら手を差し出される。
「ごめん、時間なかったから、ここを突っ切ろうとおもって……っいた…」
春樹に差し出された手を掴んで立ち上がろうとしたが、左足に激痛が走る。
「ひねったのか!?」
あわてて春樹もしゃがみこむ。
「だ、大丈夫……ぅ…ぃたぁ」
「ぜんぜん大丈夫じゃないだろ!?」
そっと触られたが、その瞬間痛みが駆け抜ける。
「保健室いこう姉さん」
春樹が私を立たせてくれる。
立ってしまえば、何とか歩けそうだった。
春樹にだって授業はあるし、保健室はすぐそこだし…どうしよう?

1、「大丈夫、一人で行けるよ」強がる
2、「ごめんね迷惑かけちゃって」素直に連れて行ってもらう
3、「それじゃ、おんぶしていって」茶化す

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1、「大丈夫、一人で行けるよ」強がる

春樹だってこれから授業のはずだ。
私のせいで遅刻なんてさせられない。
「でも……」
春樹は心配そうに私を見たが、私は努めて平静を装う。
「大丈夫大丈夫、保健室すぐそこだし、春樹遅刻しないように行って」
「……そこまでいうなら」
春樹は私を気にしながら、歩いていった。
それを見送ってから保健室へ向かって歩く。
「あぁ~、でも痛い、失敗したかなぁ…」
大丈夫だと思ったが2,3歩歩いただけで、激痛が走る。
壁にすがりながら、何とか歩いていると、急に体を支えられた。
「え!?」
驚いてみると、見たこともない男の子。
無表情に私を見下ろしている。
無言のまま、その男の子は保健室に歩き出す。
そのまま引きずられるように、私は保健室にたどり着いた。
「先生、けが人です」
その男の子が保健室の中に向かって言う。
「あら?御門くん?と……大堂さん?」
保健の先生が男の子を見て、それから私を見る。
御門くんと呼ばれた男の子は、私を先生に預けるとすぐに出て行ってしまった。
「あらあら…、これは結構はれるわね。少し安静にしておいたほうが良いわ」
私の足を見て先生が言う。

1.保健室で休む
2.授業に戻る
3.さっきの男の子について聞く


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1.保健室で休む

そのまま保健室で休ませてもらうことにする。
「それじゃ先生、あなたの教室まで行って来るわね。先生に伝えてくるから」
「あ、はい、ありがとうございます」
「ちょっと、ひどくひねっているから、熱が上がるかもしれないわ。寝ていてもいいわよ。
あ、暇なら、この本読んでてもいいし。図書室から借りたものなんだけどね」
そういって、先生は本を渡してくれる。
「そうそう、ちょっと職員室よってきたりするから、少し遅くなるかも知れないけれど、ちゃんと安静にしてるのよ?」
「はい、わかりました」
先生が保健室を出て行く。
ひねった左足の熱が全身に回ってきているようでだるい。
静かになった保健室で私はすることもなく…

1.寝る。
2.ぼーっと窓の外を眺める
3.借りた本 シ○トン動物記を読む
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