主人公や敵に魔女が出てくるRPG


【聖杯物語 カオスブラッド】


世界観(舞台背景)


秩序は混沌より生まれ 均衡は光と闇の調和によって保たれる。
森羅万象には創世の古きより“魔”が宿り
魔を糧とし生ける精霊は自然界において摂理を形成する。
“魔女狩り"を生き延びたルージュとユリアの逃亡の物語。
生まれながらにして身体に“罪の烙印”を持つ彼女たちは
“悪”として教会から狙われ、祖先の贖罪を背負う。



■ テーマ:「罪と罰」
■ 時代:中世
■ ジャンル:ダークファンタジー
■ 旅の動機:逃亡
  最終目標:予言された戦争の回避


※プロローグ※

古より神々が眠ると言われている聖域カナン。
数百年に一度、かの地に封じられている神々の眠りが浅くなり
その力の一部が露出すると言われている。
それに伴った“魔”の高密度化によって秩序と混沌の調和が乱れ
世界の均衡が崩れるこの期間を、後の人々は“暗黒の時代”と呼んだ。


 近年、かねてよりカトレシア教会と対立を続けてきた
“セクト”と呼ばれる異端信仰者たちが増加の傾向を見せ始める。
記録によれば彼らの思想は、はるか昔に闇の一族とともに滅んだとされていたが
暗黒の時代の訪れと共に再び表舞台にその姿を現し、徐々に影響力を拡大させていた。
預言書とも言われる旧世代の遺産“知恵の碑文"を解読し、いち早くそれを予見していた教皇メルディクスはこの事態を重く見て、
教皇庁より従来の異端審問の形式をまとめた公文書を発布。
セクトの存在は政治問題であり治安の悪化を招くとして、
地方領主の補助を受け、彼らの根絶を目的とした異端審問が各地で活発化した。
その後、長引くセクト問題は広がりを見せ一般にも深く浸透し、
異変の煽りを受ける民衆の間で“魔女狩り”へと発展する。
やがて、民事法廷という形式で魔女を断罪する仕組みが正式に作られると、
これまで永く魔女裁判には関与していなかったカトレシアが
異端審問を通じて魔女狩りと再び関わりを持つようになる。
―――そして、この結びつきがきっかけとなり、“烙印”を持つ者を対象に
教会主導で行われた異例の大規模な魔女狩りは、
血の因果によって拭えぬ罪を背負った二人の「魔女」の運命を大きく揺れ動かし、
預言が語る輪廻の輪、永劫続く光と闇の戦いにおける新たな物語の始まりの序曲となった――

☆物語は大きくわけて3部に区切られ、1話ごとのショートストーリーが繋がりひとつの長編となる。

■第一部 「魔女狩り篇」 全3幕・25夜 
敵 ロマリア聖騎士団、バンシー、ヴァンパイア
■第二部 「闇の魔術師篇」 全3幕・25夜 
敵 エルメス、海賊、セイレーン、etc
■第三部 「悪魔の13血統篇」 全4幕・30夜
敵 ベルガリオ、ラーゼル



地理と国家


【文化】
フォルテシアは中世ヨーロッパを彷彿させ、
ロマネスクやゴシック様式の建築物が目立つ。
人類の始まりの地と呼ばれるローレンシア大陸には
東方のオースコプニル大陸に比べ、宗教的、文化史的に重要な
土地や遺跡が多く残る。
万能元素マナを利用した様々な技術が発展しているため
文明レベルは高い。

-フォルテシアの国家-

『ローレンシア大陸』二大王国が支配する最も歴史の古い大陸。
■ フェロニア王国 ■
中央政府のある王都は多層構造となっており、
王都リグラリアは古代都市の上に新たな住居が建てられているため、地下には多くの遺跡が残る。
自治領は大きく分けて8の属領と2つの属国からなり、大陸約の半分を支配している。
宝剣の一つミスティルテインを所有。

軍 ガンダフ王立国教騎士団

現国王 セルノア

第一王子 セリオン

第一王女 シャロット
平民出身の第二王妃との娘で宮廷近衛師団のうら若き女師団長。


王の弟 メルゼス
クレメンス聖堂騎士団総長。

■ ウィザール王国 ■
数百年前に、より優れた大陸の和平統治を目指しフェロニアから分国。7つの属領から形成される。
兄弟国であるフェロニアとは友好関係にあり、軍事力も高く
首都ハイデンベルグは城塞によって守られており、大陸最強の防衛力を誇る。
宝剣の一つアルヴァテインを所有。


軍 聖天騎士団

王 シンガル
第一王位継承者 レザレス 

■ ブルネリア大公国 ■
かつての王族の血筋で、フェロニア自治領内にある属国。
各地でマナのバランスの崩れによる生産の低下やそれに伴う暴動が続く中、
何者かによる技術支援を受けて国力を高め、独立を宣言。
ラグロス大公は永年所在不明だった「混沌の聖杯」を手にし自らを聖杯王と名乗った。
返却をめぐりフェロニア、ウィザール、カトレシアと冷戦を繰り広げている。
首都 カナレッド

■ 聖地カナン ■ 
ローレンシア南部にある聖地。平行世界へのアストラルゲートがある。


『オースコプニル大陸』
■ ルガリア帝国 ■ 
ローレンシアと海を挟み東に位置するオースコプニルを治める科学力に優れた超大国。
旧世界の文明を研究しており、古代遺跡の多く残るローレンシア進出を狙っている。
国力増強のための侵略戦争を長年繰り返した結果、疲弊した国民が多くの内紛を起こし
革命戦争が勃発。現皇帝ロザードは強い権力を持って軍と元老院を抑えこんでいるが情勢は不安定である。


『レムリア大陸』 天空に浮かぶ大陸。
■『禁断の地アヴァロン』
レムリアにある神域。上層界へのアスラルゲートがある。

『その他の大陸』
■ アスタリア ■
ルガリアよりさらに東の未開の地アメージア大陸を指す。



【地理】
物語の舞台となる始まりの大地、ローレンシア大陸は、
1000万平方メートルほどの大きさで、内陸部のほぼ中心に巨大な無口湖を持っている。
無口湖上空には天空大陸レムリア、東方には海を隔てて、オースコプニル大陸、アメージア大陸が存在する。
人口は最大都市で15万ほど、移動手段は主に徒歩、馬、汽車、旧世界のワープ技術アルクビオレ・ドライブを利用した瞬間移動。
ローレンシア大陸の都市のほとんどは遺跡周辺に作られ、アルクビオレ・ドライブで繋がっている。


登場人物(重要人物)


【ルージュ・アリオーシュ】
ヒロイン 
年齢:20歳
身長:170
武器:カットラス
能力(アルス・ノヴァ):フレグランス(香気)
クラス:ウィッチ
ヴァレリーと名乗る謎の密告者の忠告を受け
魔女狩りを生き延びた辺境の村セイラム純潔のの魔女。
美しい容姿を持ち、スレンダーな体系と栗色の長い髪が特徴。
性格は少々トゲがあるが慎重で思慮深く、物静か。
ガンド魔術という古代魔術を使う。能力の媒体は匂い。
外界ではラズリィと名乗る。


【ユリア・フルーレティ】
年齢:17歳
身長:150
武器:ショートソード
能力(アルス・ノヴァ):カルメン(歌)
クラス:ウィッチ
物語中盤で出会う烙印を持つもう一人の魔女。
ゾルディーク卿に囚われていたところを
彼の主催した仮面舞踏会に招かれていたルージュによって助けられる。
性格は明るく陽気で、物事をあまり深く考えないさばさばした性格。
発言、容姿に子供っぽさが残るが、純粋さの中に残虐な一面もある。
ルージュと同じくガンド魔術を使用し、彼女を姉のように慕っている。
能力の媒体は音。


【ヴァレリー】
年齢:不明
身長:160
クラス:ソーサレス
ルージュを逃がした“セクト”の宣教師。
ロマリア聖騎士団に所属。
ラーゼルの右腕でルージュを監視する役目を与えられている。
精霊を具象化し、顕現として操る召喚魔法を使用する。


【シグラルド・ライアス・ジーン】
年齢:32歳
身長:185
クラス:ロイヤルナイト
がっしりとした体つきと短髪の黒髪が特徴。
フェロニアの王国騎士団、ガンダフ王立国教騎士団に所属し
正義感にあふれ、王への忠誠心、神への信仰心も強く
北方騎士隊の部隊長として部下からの信頼も厚い。
魔女の印を持つというだけで囚われ、裁かれるルージュを哀れみ、
セクトと共謀して彼女を逃がしたことで重い罪を背負い、共に逃亡者となる。


【ラーゼル・フェリス・ノア】
年齢:35
身長:180
クラス:エレメンタラー
教皇庁における教皇の側近の一人。
魔術師としても才能があり、戦闘能力も高い。魔術師エルメスとは旧知の仲。
ゼノグロシア(真性異言)の能力を持っている。

ルージュの実の兄であるが、男であることを理由にセイラムを追われた。
一族の復興のために暗躍するも、静かな暮らしを望むルージュと後に対立することになる。

弟子:ガレット・ヴァン・ローレス(ガンスリンガー)

【エルメス・クリスト・アンバー】
年齢:36
身長:185
武器:剣全般
クラス:アークナイト
左右で目の色の違うオッドアイが特徴。髪色は銀でクセ毛のロング。
精霊術、ルーン魔法等あらゆる魔術を極めた至高の魔術師。
“魔道”に忠実だが個人主義で目的のためなら手段を選ばない非道な一面がある。
アークナイトの一人で聖堂騎士団総長メルゼスと肩を並べるほどの実力の持ち主であり、智将との名が高い。
近年聖堂騎士団の意にそぐわぬ行動が続き、アークナイトから除名され行方不明。
彼の抜けた穴は弟子のアークス・エアルド・フェインが埋めてる。

【ベルガリオ・アミレック】
年齢:65
身長:180
武器:ロッド
神学者。ウィザールの宰相であり、聖堂騎士団の裏組織、聖十字会のメンバーの一人。
幼きラーゼルを保護し育てた人物。


【アーシャ・ロアル・レオンヌ】
年齢:25
身長:153
カトレシア正教の現聖母。瞳を閉じているが盲目というわけではない。
未来を見る能力があり、慈悲深く民衆からの信頼も厚い。


この世界でのミドルネームは教会により与えられ、聖名とされている。


用語


☆『マナ(魔)』
混沌より生まれし万能元素。外的魔力とも呼ばれる。内的魔力は「オド」。
万物に様々な影響を及ぼす。元々この世界にあった力ではなく
第二創成期の神話時代、別次元からやってきた三柱神が持ち込んだ
生命の卵より生まれた。本来の役目は進化の促進。


  • 『秩序と混沌の聖杯』 
消えぬ炎、神火を放つ聖遺物。混沌の聖杯の炎は無限のマナを生み、秩序の聖杯はそれを抑える力と浄化の力がある。
聖杯王ソロモンの時代、セントレアド統一王国が所有し、聖剣、神授の指環と共に王家に受け継がれてきたが争いの火種となることが多かった。
現在はカトレシア教会の管理下にある。(フェロニア、ウィザールの力の平等性を担保するためでもある)
二つの聖杯をカナンの最深部、死の領域アルザルの祭壇に掲げ、女神と悪魔の純潔なる血を注ぐことで並行世界への扉を開く役目を持つ。

  • 宝剣
かつて大地の覇権を争う光と闇の大戦で使用された魔法で鍛えられた剣。12本ある。10本は行方不明。
内6本は上層世界、内6本は下層世界への扉をを開く鍵の役目を持つ。

  • 神授の指環
白の指環、黒の指環の二種。聖杯、宝剣と合わせて王権の象徴とされる。
白の指輪はフェロニアが、黒の指輪はウィザールが所有。王印を持つ者が身につけると器の資格を得ることができる。

  • 魔物
あらゆる生命が旧世界での完全なる形として再生されたこの世界において
進化は緩やかだが、多くの魔を帯びることにより急激な進化を見せる場合がある。
その過程で生まれたのが魔物である。変異が後世へと受け継がれることは稀。
ドラゴン族の多く住まう竜の巣など、マナスポットと呼ばれるマナの密度の高い場所に多く集まる。

  • 闇の眷属
人型の魔物。13血統を祖先に持つが下位の存在であるため能力が限定的。
粛清によって数を減らし、現在はほとんどその姿を見ることができない。


  • 精霊(ドライアド)
万物を司る存在。あらゆる場所に存在する。
数単位で数えられるものではないが、同属性が多くが集まると一つの顕現となり自我を持つことがある。
人の使う精霊術は精霊の力と特性を利用したもの。

  • 知恵の碑文 
カトレシアの総本山、リオ・フラスト大聖堂の地下に存在する
謎のキューブ状の物体。マリアンヌ修道院及び聖域カナンの最深部にも同じものがある。
神話時代より更に昔、旧世界の遺産と思われる。

  • フェロニア、ウィザール王家
王家の血筋は12支族の末裔で神の血族とも言われ、人々の信仰の対象の一つでもある。
聖杯の守護者としての役目を持ち、王は必ず世襲である。


  • セイラムの魔女
魔女の村セイラムに住むウィッカと呼ばれる精霊信仰の異教徒。
存在は認識されていたが、ローレンシア大陸においては信仰の自由があるため注目はされていなかった。
しかし、ルージュたちを匿っていたことで教会の魔女裁判にかけられ、
結果そのほとんどは絶えてしまうこととなる。
彼女たちのウィッチクラフトと呼ばれるは技術は口伝でのみ伝えられ
外界の魔法技師に負けない高い技術を誇る。


  • 魔女狩り
異端審問が民衆の間で変化した姿。
教会が悪魔の13血統を滅ぼすために民衆を煽ったのが始まり。
かつて教会主導で血の浄化と称して行われたことがあるが
虐殺に近かったため、闇の歴史とされている。

  • 罪の烙印(魔女の印)
王印と対をなす印。悪魔の証と言われる印。

  • セクト
元々はカトレシアの分派だったが、彼らの思想は危険であるため異端とされ、教会と対立。
異端審問によりその思想は滅びたとされていたが、近年各地で信徒が増え問題視されている。
カトレシアの経典で黒い天使、悪魔などとされる三柱神「オルヴィス」を主とし彼の血を引く魔女を崇拝する。

  • カトレシア正教
女神アグリスの現世での姿、預言者エルゼット・カトレシアを信仰する宗教組織。
大陸に存在する宗教の中で最も信徒の数が多い。
内部でもいくつかの宗派にわかれており、地域によって微妙に仕組みが違う。
フェロニア、ウィザールとは深く関わりがあり、教会の力と権力は国政を左右するほどのものである。


  • クレメンス聖堂騎士団 
“騎士道"を説き、神に仕える騎士修道会宗教騎士団。神殿騎士とも言われ、ロマリア聖騎士団に次ぐ歴史と
俗世騎士団とは比べ物にならない組織力を持つ。
教皇以外の政治的、宗教的権力の影響をうけず、各地にロッジ(支部)を持ち特別な権限を与えられている。
シンボルは聖十字の紋章。王侯貴族から寄進された土地を財源とし、
聖地、聖墳墓の防衛や巡礼の護衛、社会福祉事業を行っている。
カナンの中心地、神都アルザルで死の領域に安置されていた秩序の聖杯を発見し功績が認められたことが始まりで
本拠地はフェロニアにある。

  • 聖十字会
クレメンス聖堂騎士団の裏組織。光と闇の二つの血を守ることを目的とし
歴史の真実を語り継ぐ秘密結社。神器の本来の役目や使用法を知る数少ない存在でもある。

  • アークナイト
カトレシアの幹部会、聖堂13会議に出席する権利を認められた
黒衣を纏った教皇直属の最高位の聖騎士達。
定員はリーダーを含め13人と決まっており
教会の選定会議により、すぐれた能力を持った者が選ばれる。
ルージュの物語の中で登場するのは数人
メルゼス、アークス、シルフェルト、ロゼット等


  • ロマリア聖騎士団。
カトレシア最古の騎士修道会。
教会直属の騎士団。

  • ギルド
同業者組合。高い税収を得られる存在でもあるため、教会や国からも守られた存在である。


  • クラフト
調合。



この世界の神とは漠然とした超常の存在ではなく、現世に直列する世界のうち、上層に住む人。
現世の人との違いは意識レベルの違いであり、高次元な存在であるが、同種のものと言える。

「人間は死する神であり、神は不死の人間である。」

知識の最終点オメガ・ポイントに達した別次元の生命体であるアグリス・レーヴェ・オルヴィスらは
人類に放棄されたガイアを発見し星の記憶(生命のカケラ)から大地を再生する。
後に三柱神と呼ばれる彼女たちはフォルテシアにおいて創造主であり信仰の対象である。
(アグリス、レーヴェは姉妹。後に世界の行く末を巡りオルヴィスと対立)



魔法


魔を自在に操ることで奇跡を起こす秘術。
魔術を行使する者は多くなく、貴重な存在である。
特に魔法技師と呼ばれる道具を作る者は数えるほどしかいない。
容易に秩序を崩すことができるため、魔道を学び、世界の理を理解することで
秩序を守ることが役目である。


精霊術・・・・・言霊に宿る魔力を利用し精霊に働きかけ、奇跡を起こす。
        一定の音律を持つ詠唱が必要。万能の魔法で物質作用、精神作用、行動作用
        と様々な効力を持つ。使用者の潜在魔力に左右されない。
ルーン魔術・・・神々が使っていた魔法のひとつ。ルーン(印)の力を利用した魔術。
召喚・・・・・・使者を呼び出し使役する魔術の総称。自分よりも力を弱いものを使役するのは喚起、異世界より使者を呼び出すものは招喚という。
使者と契約する以外にも魔方陣など紋様に宿る魔力を利用し、契約していない使者を制御するという方法もあるが、力の強い者には効果がない。

古代魔術
セイズ魔術・・・神々の使用していた魔術のひとつ。自らのオドを行使し、奇跡を起こす。
個人の魔力の総量により精度や威力が大きく異なるため、精霊術の発展により廃れていき、現在使用する者はごく僅かとなっている。
ガンド魔術・・・13血統などが使用している魔術。
マナを取り込み己のオドとして魔術を行使する。
マナが存在しないと使用できないのが欠点。


アイテム


○“アルカナ”   人々の生活に欠かせない魔力の結晶体。アルカナを作ることができるのは魔法技師のみ。
○飛晶石 浮力を持つ石で、様々な物への応用が期待されている。
○魔女の軟膏   自己治癒能力を高める軟膏。
○魔女の秘薬   セイラムの魔女達が使う霊薬。用途により白魔術系、黒魔術系がある。
○パナケア    多くの病に効くという万能秘薬。
○アクア・ヴィテ 飲むと徐々に体力が回復する霊薬。
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