叙事詩~民族や国家の歴史を綴るストーリー




【粛清は蜜の味】


神はいるけど、一神教のように完全な存在ではなく、
ギリシャ神話のような人間味あふれる存在。

戦乱の時代。
地方貴族の青年に一目ぼれした女神は、青年に力を与え、
青年はやがて大陸を統一し強大な帝国を築くも病没。
以後女神は、青年を生き返らせるべく、
青年の生まれ変わりが
女神と青年の子孫の間から生まれてくるまで行方不明となる。

時は流れて400年。
主人公(もちろん青年の生まれ変わり)は、皇族の傍系で軍人。
主人公の祖父である宰相と軍部の代表である元帥は対立関係。

ついに元帥が反乱を起こし、
宰相側と見られていた主人公は
部下であるA大佐とともに南の小国へ亡命する。

亡命先の小国で悪者からお姫様を助けた主人公は
お姫様に惚れられて結婚。
(ただし、主人公は兵と亡命先での公的地位、軍資金を得るために)
ついで亡命先の小国の隣の国の革命に介入し、制圧。
強力な軍を手に入れる。

軍を手に入れた主人公は、
帝国への派兵に反対する亡命先の老臣たちを粛清。
帝国へと介入し、元帥率いる反乱軍を鎮圧して帝都に凱旋すると、
皇帝が崩御して、皇帝の孫が即位していた。

主人公は反乱鎮圧の功労者として
政府の重役となるが、若い皇帝と対立。
皇帝を暗殺し、ついで皇族や自分の一族を
ことごとく粛清して皇帝となる。

皇帝即位の慣例にしたがい、
聖地に巡礼するが、そこで女神と遭遇。
女神から自分が青年(初代皇帝)の生まれ変わりであると言われ、
その後復活した青年に体を乗っ取られて死亡。


20年後。主人公とお姫様の息子は、
主人公の死後、摂政として権力を振るっていた母親である
元お姫様を暗殺。

元お姫様の暴政のため
各地で起こっていた反乱を鎮圧していく。
捕らえた反乱首謀者を拷問しているうちに、
反乱を影で操る女神と青年の存在を知る。

女神と青年は再び帝国を掌握しようと暗躍しており、
主人公の息子は父親の死の真相と自分の権力を守るために、
女神と戦う。ラスボスは女神。


登場人物

主人公

権力を得るためなら手段を選ばない冷徹漢。

主人公の息子

権力を維持するためなら手段を選ばない冷徹漢。

お姫様

最初は純粋だが、主人公との愛のない生活に嫌気がさし
主人公の死後摂政として恐怖政治を行う。

A大佐

主人公の皇帝即位後元帥となる。
主人公の死後はお姫様とともに恐怖政治に加担。
主人公の息子に処刑される。

主人公の兄

皇位継承権では主人公より上位にくるため粛清される。

主人公の父

皇位継承権では主人公より上位にくるため粛清される。

宰相

主人公の祖父で皇帝の弟。後に宰相の位を狙った主人公が暗殺する。

元帥

反乱を起こす。
後に主人公に破れ主人公自らの手で処刑される。

皇帝

主人公の大伯父。病死する。

皇帝の孫

皇帝の没後即位。主人公に暗殺される。

(スレ4より)


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最終更新:2007年03月14日 23:06