http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/02/wikileaks-cables-helicopters-heroin-headaches
カルザイ大統領による商業大臣の失敗に終わった被任命者であったグラアム・ムハンマド・エラクイ(Ghulam Mohammad Elaqi)の選出は彼の汚職にまみれた経歴を考えてみればわかるように、大きな間違いであった。
アメリカ大使館によって作成された彼の経歴書によると、グラアム・エラクイの所有するタシュケントにある工場は、ヘロインの密輸者たちによって薬の発見を免れるための羊の胃袋から作られた特殊な袋を輸出していた。
また、彼は過去に小企業経営者から百五十万ドルを新企業を立ち上げるという名目で借りた後、その金を持ち逃げしたと非難されている。
アフガン大統領のハミド・カルザイと総合参謀長本部議長マイク・マレンとの2009年の会談についての外交ケーブルの見出しは【アメリカ以外のNATO軍は家に留まっていて来なくてもいい。】であった。
カルザイの見解ではNATO加盟国による、この年の部隊増派による追加7000人の兵士はトラブルの方が利点に比べてはるかに上回るとのこと。
また、カルザイ大統領は部隊増派をするという発表をして、実際には追加の兵士達を送ってこない方が頭痛の種以外の何物でもないので、はるかに良いとジョークを飛ばした。