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芝村:
ここはFVBだ。
芝村:
騒がしく、花火があがってる。
時雨:
エステルはいますか?
芝村:
ええ。
芝村:
慣れない浴衣姿だ
時雨:
おおー……
時雨:
「……素敵です」
エステル:
「・・・火花ですか」
時雨:
「いえ、浴衣姿のあなたが」
エステル:
「・・・」
芝村:
エステルは自分を見てる
エステル:
「裾が長くないですか?」
時雨:
「まあ、そういう衣装ですから。でも、似合ってますよ」
エステル:
「転ばないように、支えてください」
芝村:
エステルは真顔でいった
時雨:
「(やさしく笑って)はい」
芝村:
エステルは貴方の袖を引っ張りながらついてくる
芝村:
さて、どうする?
時雨:
とりあえず縁日とかやってるところありますかね?
時雨:
あ、季節は6月でいいんですよね
芝村:
6月だよ
芝村:
縁日はさほどないが・・・あった。いくつかの露店がある
時雨:
では、それを少し見ていきます
時雨:
はぐれないように、エステルをしっかり引きながら。
芝村:
7,8軒だねえ
時雨:
すくなっ
芝村:
人は多い
芝村:
なんで、大人気だ
芝村:
まあ、六月はさすがに店出す人は少ないらしい
時雨:
ああ、なるほど
時雨:
経済のバランスが悪いのかなーと一瞬
時雨:
どんなのがあります?>露店
芝村:
射的に食い物、金魚すくい
芝村:
どうも、越前のやつらばかりの気もする
時雨:
金魚はさすがに宇宙じゃ買えないなあw
時雨:
理由はわかりますか?>越前
芝村:
A:あそこは露天商のメッカだよ
時雨:
へえー
時雨:
じゃあそうですね、りんご飴かチョコバナナあります?
芝村:
ありますね
時雨:
じゃあ、りんご飴を二人分。
時雨:
「どうぞ」
時雨:
ひとつをエステルに。
芝村:
エステルは凝視しているよ。
エステル:
「これは武器ですか?」
時雨:
「違いますよ、食べ物です」
芝村:
エステルはえー。という顔してる
時雨:
かじって見せます
時雨:
「りんごの周りを飴細工で固めてるんです」
エステル:
「危険ですか?」
時雨:
「いえ、砂糖菓子ですよ」
芝村:
エステルは難しい顔をしたあと、貴方の飴をかじった
エステル:
「・・・・」
芝村:
エステルは貴方を見ている
時雨:
見つめます
時雨:
「危ない味でしたか?」
エステル:
「まあまあといっておきます」
芝村:
エステルは少し微笑んだ
芝村:
嬉しそう
時雨:
(にこにこ微笑んで)「はい」
時雨:
Q:縁日ってことはここは神社ですか?
芝村:
A:ええ
芝村:
エステルは左右見てる
時雨:
「お祭りはやはり珍しいですか?」
エステル:
「はじめてです」
時雨:
「なるほど」
時雨:
「季節の折り目に、神様に感謝するんですよ」
エステル:
「グレートワイズマン、にですか?」
時雨:
「ええ」
芝村:
エステルは難しい顔をした
エステル:
「いろいろあるのですね」
時雨:
「ええ」
エステル:
「なにをするのですか?」
時雨:
「僕たちの国ではこうやって火花を上げたり、お店を出したりですね」
エステル:
「……私と貴方は?」
時雨:
「……こんな風に」
時雨:
すばやく頬にキスをします
芝村:
エステルは顔を赤くしてる。
芝村:
手で頬を押さえて貴方をにらんでるぞ
時雨:
「……行きましょうか。せっかく陸に降りたんですし、星を見ましょう」
時雨:
手を引いて、静かなところへ。
芝村:
エステルはついてきた
時雨:
とりあえず座って星を見上げます
時雨:
「瞬く星というのも、久々に見ると悪くありませんね」
エステル:
「・・・・」
エステル:
「そうですね」
芝村:
エステルは少し微笑んだ
時雨:
周りに山って見えます?
芝村:
ええ。みえるよ
時雨:
「僕が生まれたところは、山ばかりだったんですよ」
エステル:
「私は、宇宙のまんなかでした」
時雨:
「子供のころは星を見て、この山を越えて星の世界に行ってみたいってずっと願っていました」
エステル:
「・・・私は夢にもおもいませんでした。脚で、歩くとは」
時雨:
「生きるということは、予想外の連続ですね」
芝村:
エステルは嬉しそうに笑った
時雨:
ちょっとエステルを抱き寄せます
芝村:
エステルはびっくりしているが大人しくしている
時雨:
「誰よりも愛してます。予想外の果てに出会えた貴女を」
時雨:
そう言って、キスします。
芝村:
エステルはうなずいた。
エステル:
「これは、一緒に食べていいのだろうか」
時雨:
Q:りんご飴ですか?
芝村:
A:ええ
時雨:
「もちろん」
エステル:
「・・・一緒に、食べませんか?」
時雨:
「喜んで」
芝村:
エステルは顔を近づけた
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芝村:
評価は+1+1でした。秘宝館は1,1で依頼出来ます
最終更新:2009年06月13日 14:55