/*/
芝村:
ここは冬の園だ。寒い!
時雨:
雪でも降っているのでしょうか
芝村:
ええ。
時雨:
エステルはどうしていますか?
芝村:
エステルは厳重にコート装備してる
エステル :
「寒いですね」
時雨:
おお。
時雨:
「ええ、冬ですから」
時雨:
どんな感じでしょう?>エステルのコート
芝村:
ミニスカでないほうの格好だよ
時雨:
その上に上着を羽織ってるかんじで?
芝村:
いえ。そのままだ。
時雨:
「久しぶりですね、そっちの服装は」
エステル :
「そうですか?」
芝村:
エステルは不思議そう。
時雨:
「ええ、まあ。どっちにせよ可愛いと思いますが」
エステル :
「たしかに。宇宙ではこの格好はしません。動きにくいですから」
芝村:
エステルは考えている
時雨:
「まあ、行きましょうか」
時雨:
Q:クリスマスイルミネーションみたいなところはありますか?
芝村:
A:ええ。時刻は夜です。
芝村:
エステルは考えている。
時雨:
「どうしました?」
エステル :
「そういえば・・・車の中で見た覚えがあります」
時雨:
「ああ……」
時雨:
「今日は歩いて見て回ってみませんか?」
エステル :
「今なら少し歩けます」
時雨:
「わかりました、じゃあ少しだけ」
時雨:
疲れるといけませんので、カフェの方へ。
芝村:
エステルは上を見ながら歩いてる。
芝村:
こけそうになった
時雨:
手を引きます
時雨:
「何かありました?」
エステル :
「いえ。星みたいだと」
時雨:
「ああ、雪が」
時雨:
「綺麗ですよね」
芝村:
エステルは白い息を吐いて上を見てる。
芝村:
少し微笑んだ。
時雨:
一緒に雪を見ます
芝村:
エステルは貴方の手をちょっと握った。
時雨:
出来るだけ優しく、握り返します。
芝村:
指を絡められた
時雨:
「……」
時雨:
寒さ以外で顔が赤くなってると思います
芝村:
エステルも顔赤いね。
エステル :
「い、いきましょうか」
時雨:
「え、ええ」
時雨:
カフェの方に向かって歩いていきます。
時雨:
手はつないだままで、エステルの歩調にあわせて
芝村:
ついたよ。カフェは満員だ
時雨:
「あー……席を取って置けばよかったですね」
エステル :
「・・・・」
芝村:
エステルは少し笑った。
エステル :
「そうですね。歩きましょう。じっとしていると寒い」
時雨:
Q:飲み物だけ買っていくとか出来ますか?
芝村:
A:いいアイデアだ。できるよ
時雨:
じゃあ何か飲み物を二人で買っていきます。
時雨:
自分はミルクなしのコーヒーで。
芝村:
はい。
芝村:
エステルはミルクと砂糖のコーヒーで
芝村:
店はアップルパイをつけてくれた
時雨:
サービスいいなあ
芝村:
いやまあ、クリスマスだからね。
時雨:
「甘い食べ物はお好きでしたっけ」
時雨:
あ、パイはひとつですか?それとも二人分?
芝村:
二人分
エステル :
「まあまあです」
時雨:
「そうでしたか」
エステル :
「ちょっと好きです・・・」
時雨:
「よかった」
芝村:
エステルは顔を赤らめた。
時雨:
「あ、歩きましょうか」
エステル :
「本当は大好きです。満足しましたか?」
時雨:
「……はい」
芝村:
エステルは顔を赤くして歩いている。
時雨:
では、薔薇園のほうへ。
芝村:
バラ園についたよ。
芝村:
真っ赤な薔薇がたくさん咲いている
時雨:
「鮮やかなものですね」
エステル :
「・・・?」
芝村:
エステルは不思議そうな顔して花に顔を近づけている。
エステル :
「知恵者が世話した花に似ています」
時雨:
「へえ、夜明けの船で」
エステル :
「知恵者!」
芝村:
知恵者が姿を見せた。
知恵者:
「およびかな」
時雨:
「うわ!」
エステル :
「やっぱり」
時雨:
「あ、どうも初めまして」
時雨:
気を取り直して挨拶をします
知恵者:
「知恵者だ。ダンディ知恵者と、よぶがいい」
時雨:
「アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族です。お見知りおきを、ダンディさん」
知恵者:
「そして今、薔薇の世話をしているので手が離せん。エステル。そなた、男の趣味が悪いな」
芝村:
エステルは靴を投げた。
芝村:
知恵者は笑いながら去っていった。
時雨:
靴を拾って足元において上げます
エステル :
「きにしないでください。あれはああいう、生き物です」
時雨:
「生き物……ええ、まあ。わかりました」
エステル :
「行きましょう。まあ、綺麗ではありますね」
時雨:
Q:そういえばエステルの靴って、どんなのですか?
時雨:
「ええ」
芝村:
A:ローヒール、磁石入り
時雨:
#ああ、無重力で張り付くためのものなんですね
芝村:
そだね
時雨:
ではアーチの方へ向かって、歩いていきます
時雨:
「……うーん、趣味が悪いか」
エステル :
「いえ。やっかみです」
エステル :
「あれはそれで、からかうのがすきなんです」
時雨:
「はあ……なるほど」
時雨:
「何というか、変わった方ですね」
エステル :
「悪趣味なだけです」
時雨:
「なるほど」
時雨:
「まあ、行きましょうか」
時雨:
手を繋いで、歩き出します
芝村:
エステルは微笑んだ。
時雨:
Q:アーチは雪で白く染まってますか?
芝村:
エステルは歩いている
芝村:
A*ええ。
芝村:
エステルはアーチを見上げた
時雨:
「この道は、教会の通路に例えられる事もあるそうです」
エステル :
「なるほど。メーンブリッジへの通路みたいなものですか?」
時雨:
「船だとそうですね」
時雨:
「結婚式のとき、花嫁が歩くんですよ。その通路を」
エステル :
「なるほど」
芝村:
エステルはよく分かってなさそうだ
時雨:
「ええと…その」
時雨:
アーチの前で、指輪の入った箱を取り出します
エステル :
「?」
時雨:
「よかったら、これをいただいてもらえますか」
時雨:
「開けてみてください」
芝村:
エステルはあけた。
エステル :
「指輪ですね」
時雨:
「ええ。違う生まれの男女が同じ艦氏族になる相手に、贈るものです」
エステル :
「乗員章なのですね」
時雨:
「まあそうなるのかな?もう少し、特別な意味がありますが」
時雨:
「一番好きな人と、一緒に人生を送っていきたいと。そうやって同じ艦氏族になることを、僕たちは結婚と呼びます」
エステル :
「なるほど。貴方は結婚がしたいのですね?」
時雨:
「う……ええ、はい」
時雨:
「僕と、結婚してください」
エステル :
「なんで照れているのですか?」
時雨:
「な、なんとなくです」
時雨:
「よかったら……左手の薬指につけていただけると」
エステル :
「なにか隠してますね」
時雨:
「いや、何と言うか。説明が難しいな」
エステル :
「説明を聞きましょう。私は急いでいませんから」
/*/
(以下感想戦)
芝村:
はい。お疲れ様でした
時雨:
お疲れ様でした
時雨:
なんともしまらない終わり方に……orz
芝村:
まったくだ
時雨:
結局指輪は受け取ってもらえたのでしょうか
芝村:
いえ。全然
時雨:
orz
時雨:
クリスマスは鬼門なんでしょうかね……
芝村:
ははは。
芝村:
評価は+1+1でした
芝村:
秘宝館には1,1で依頼できます。
芝村:
では解散しましょう。
時雨:
はい、次回こそ渡します。
芝村:
おつかれさまでしたー
最終更新:2008年12月16日 14:42