芝村:
/*/

ここはFVBの宿だ

エステルはだるそう

時雨:
「疲れましたか?」

エステル:
「重力下は苦手です」

エステル:
「重い・・・」

時雨:
「そうですね……しばらく来てませんし」

芝村:
エステル:「・・・・」

時雨:
部屋なら、エステルを後ろから抱いて座ります。

エステル:
「でも、白いのはいいですね」

時雨:
「雪はいつ見ても良いものです。あなたと同じで」

芝村:
エステルは目を細めている

時雨:
目を見ます

芝村:
エステルは疑わしそうだぞ。

時雨:
「むー」

頬にキスをします

芝村:
エステル:「まあ、それはそれとして」

#少し気分をよくしたらしい

エステル:
「なんですか?地上で」

時雨:
「まあ、久しぶりに雪が見たかったと言うのと」

エステル:
「はい」

時雨:
「今度は戦艦を作ることにしたので、その話を聞いてもらえますか?」

エステル:
「戦列艦・・・ですか。それとも、戦艦ですか?」

時雨:
「装甲艦です」

エステル:
「装甲艦……ですか。それはまた。珍しい艦種ですね」

エステル:
「海軍魔女でも、あまりみたことはありません。普通は攻撃力と防御力を均衡させる物だから」

時雨:
「銀河レベルで珍しいものなんですね」

エステル:
「防御をどれだけしても、戦いには勝てませんから」

時雨:
「攻撃は恐らく他の艦、あるいは大型I=Dに任せることになるでしょう」

「今開発している艦は、敵のレーザーとミサイルを迎撃するタイプになるでしょうね」

エステル:
「なるほど。機動兵器と一緒につかうなら、ARが低くてもいいでしょうから、いいアイデアです」

時雨:
「後はフラワー級の指揮もできないかと思いましたが、どうでしょうね」

エステル:
「それはいいですね。運用があまりできないときいています」

エステル:
「他国、聯合国のオペレーターを入れられれば、いいのですが」

時雨:
「宇宙戦に向けて、FVBでも新型開発の機運が上がっています」

「重編成出来る戦艦を作ろう、と言う感じですね」

エステル:
「航路をもっていない、船、ですか?」

エステル:
「それもまた、マニアックですね」

時雨:
「いえ、輸送能力を持たない戦艦です」

エステル:
「純粋な戦闘艦ですね。それなら、意味があると思います。むしろ、戦場の基本となる艦艇です」

時雨:
「はい」

「まだ敵の情報が少ないとは思いますが、今後宇宙で重編成が力を発揮する・・・・」

「まあ、基本的には連戦ですかね。そういう状況はあり得ると思いますか?」

エステル:
「普通に考えれば、戦力を小出しにすることはあまりないと思います。ただ、敵が広範囲に攻める場合は別です」

エステル:
「あるいは、敵戦力が多すぎて、各個撃破をするしかない場合ですね」

時雨:
「なるほど」

「重編成が可能になれば、敵の分艦隊を撃破してから本隊に合流する事も出来るわけですね」

エステル:
「いずれにしても、連戦できるとなれば、気が楽です。のがしてもいいし、逃げてもいいのですから、そういう意味では、とてもいいと思います」

時雨:
「わかりました。ありがとう」

「そのあたりの自由度は他で重編成出来る部隊がなければ、難しいのもありますが・・・・」

エステル:
(宇宙で話せばよかったのに)

エステル:
「難しいですね。FVBに近い造船能力を持つ国はありません。宰相府がつくるかどうかくらい」

時雨:
「そうですね。帝國も共和国も、艦隊よりI=D戦が主体ですから」

「装甲艦は、具体的にはこんな感じでまとめています」

メモを見せます

○設計骨子

防御腕に多数の火器を搭載し、攻撃予測と迎撃によって敵の攻撃を無力化する。



○艦体構成

エンジン、腕の制御・火気管制を搭載した本体にエネルギー供給サーキットとなるリングを複数展開し、その上に防御腕を装備する。

防御腕はリングごとに別々の攻撃に対応するようになっている(これはリングを単機能化することで小型化・高精度化するため)。



迎撃兵装の内訳は以下の3種。

1:ビーム攪乱幕搭載機雷射出レールガン

2:大型実体弾迎撃レーザー(長射程型)

3:小型兵器および実体弾迎撃用対空レーザー(射程短)

エステル:
「防御腕は、傘なんです」

エステル:
「上から水が振ってくるときに使うアレです」

時雨:
「ああ、バリアの類ですか」

「・・・・・ではなく?普通に装甲板を展開するんですか?」

エステル:
「腕と、腕の間に、バリアをはります」

時雨:
「ああ、なるほど」

「うーん」

エステル:
「迎撃能力をもたせても、味方が守れるかは微妙ですね」

時雨:
「なるほど、わかりました」

「もう少し考えてみます……さて、仕事の話はこんなところでしょうか」

抱きしめる腕に少し力を込めます

芝村:
エステルはぐったりしてる

時雨:
「休みますか?」

エステル:
「休んでも、重力には慣れません」

エステル:
「地表にすむ生き物はすごい」

時雨:
「ええ……空気が冷たいのもたまには良いかな、と思ってきたんですが」

エステル:
「それは確かにそうですね」

エステルは、初めて少し笑った

時雨:
「くっついたとき、温かいですから」

唇にキスをします

エステル:
「盛大な無駄です」

時雨:
「無駄もたまには良いと思いますよ」

背中の当たりを撫でながら、囁きます

芝村:
エステルは、ふふっとわらった。

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はい。おつかれさまでした。

時雨:
お疲れ様でした

orz

なんかもう、色々失敗しました

芝村:
まあ、情報はきけたじゃないか。

いいんじゃね?

時雨:
そうなんですが、なんかこう…最後不完全燃焼感が!

芝村:
うむ。

評価変動はなし。

秘宝館も、なし

では解散しましょう。お疲れ様でした。
最終更新:2010年02月23日 12:09