可動範囲を広げたい! とかガリガリしちゃうぞという人向けじゃ
ちょっと難易度が上がるぞ


●開脚改造 ※改造は自己責任で行って下さい

あんなポーズやこんなポーズをさせたい時に。
または、あんなものやこんなものに跨らせたい時に。

:用意するもの
2mmビス用プラスドライバー
金ヤスリ(細い丸棒タイプがオススメ

①ドライバーで、神姫の股関節に繋がっている太ももパーツのビスを外します。

②ビスを外したら、太ももを前後に分割しながら取り外します。太ももは軽く接着されているので、力を入れなければ外せないかも。
上手くいけば、太ももは前パーツと後ろパーツの2つに分解されます。

③太ももパーツの軸受け上部を、前パーツ、後パーツともにヤスリで削ります。
ここでどれだけ削ったかによって開脚範囲や保持力が変わるので、心配な人は削るたびに確認しましょう。

④満足するまで削ったら、太ももを再び神姫に取り付けます。

※もし削りすぎて、すぐに股を開く尻軽神姫になってしまった場合は、瞬着でボールジョイント基部を太らせる(ボール部分じゃなく受けの方を太らせた方が後々調整しやすいし、保持力も増す)、ビスをキツめに締めるなどして調整しましょう。

●髪の毛の外し方

お湯もしくはドライヤーで暖めながらマイナスドライバーを
顔と髪の間に差し込み焦らずゆっくりと剥がしていく。
もし剥がす際に歪んでしまったら、再加熱してから歪みを取って冷やすといいでしょう。
※やけどに注意。

●ストラーフの副腕・スイング可動追加

ストラーフの副腕を横へ広げることができるようにする改造法。
WAVEのポリキャップ・PC-03とサポートパーツPC-03プラサポ1を使用しています。

■肩編
1・肩パーツを外してビスを抜き分解、肩と二の腕の部分を切り離す。
2・切断面を可動させたい範囲(半分くらい)にニッパーやデザインナイフで肉抜き。
3・およその肉抜きが済んだら、リューターやヤスリで粗い切断面を削って最初の切断面の底辺と平面になるよう微調整していく。
4・肩パーツ内側のビス山を前後とも切り取り、削って平面にしてしまう。
5・平面にした部分にプラ板(厚さ1.0mmあたり)の小片を接着剤で貼り付け、ビス穴に合うように3.0mmのピンバイスでプラ板に穴を開ける。
6・ビス穴が無い前部のパーツは、一度仮組みして後部の穴から先端に色を付けたプラ棒を挿して位置を決め、仕込むポリキャップに合わせて貫通しない程度に穴を掘る。
7・両方の穴を空けたらポリキャップを装着し、切って軸の長さが合うように調節。問題なければプラ板とリューターで整えた切断箇所をネービーブルーで塗装。
8.乾燥したらポリキャップを装着して前後のパーツを接着、肩は完成。

■腕編
1・切り取った二の腕は切断面をヤスリで削って整え、プラサポの1番パーツを接着する。多少干渉するので、プラサポの底を削っておく。
2・プラサポにプラサポのランナーを差し込んで接着。
3・肩と腕を合体させて干渉しないようにランナーの長さを調節し、完成。

なお「5」は
A・後部のビス穴をパテで埋めて、改めてピンバイスでポリキャップの軸と同じ直径の穴を開ける。
B・逆に後部のビス穴を広げてプラサポを埋め込み、はみ出した部分を切り取る。
「6」は
プラサポの5番パーツを板状に加工し、前部のパーツにプラ板のかわりに接着する。
などアレンジしても改造できます。
工具はニッパーとピンバイスはほぼ必須。
リューターはあった方がいいけど、なくてもヤスリがあればなんとかなります。

ホビーベースの関節技球体ジョイントを使うのも手です。大きさは6ミリ、もしくは8ミリジョイントを使用します。
方法は【肩編】の4までの作業を行い、それからプラ版などで接続用の受け部分を作り(ちゃんと肩内に入るようにあらかじめ図って作ること)、
前後どちらかの肩の奥に接着します(そのときに肩側の接続部の邪魔にならないように接着します)。
【腕編】は1までの作業を行い、球体ジョイントを接続できるようにします。
あとは球体ジョイントで肩と上腕を接続し、肩を接着すれば完成です。
もし上手く入らないときは、肩内側(ビス穴があった付近中心に)をヤスリなどで削ってはめ込めるようにするといいでしょう。

●首可動拡大改造

頭部パーツとボールジョイントの軸が接してる部分を削ることで、大きく上下を向けるようになります。
パーツの形状から(削ったところが後ろ髪で隠せる神姫)、特に白子(アーンヴァル)や津軽(ツガル)、花子(ジルダリア)には効果絶大。特に砲子(フォートブラッグ)は匍匐前進スタイルができるのでお勧め(ただし削るのはお下げが生えている手前まで)。
首側を削る方法もありますが、やりすぎると外れやすくなりますので、少しだけ削るようにしてください。

●騎士・武士の肩アーマーの可動範囲拡大

騎士や武士の肩アーマーはデフォルトのままでは可動範囲が限られ、肩が水平まであげることができません。
1㍉径のスプリングで接続しなおすことで可動範囲を広げる事ができます。

①まず接続側と肩のパーツを外し、接続側のボールジョイントを削ります
(ボールそのものを切り取ってしまうと位置が決めにくくなるため)

②次に肩アーマーに1.5㍉、接続側に1㍉の穴を開けます。肩側はボール受けの一番内側に(胸に一番近いところ)二つ、接続側は肩アーマーがついていた支柱のすぐ脇に一本づつ開けます(時々各パーツをあわせて穴の位置を決めておくと良いでしょう)。

③1㍉スプリングを支柱より長く切り、肩アーマーに接続します。肩側は少し穴を大きく開けていますので、位置決めがしやすいと思います。

④あとは元通りに装着します。外れるようならボンドなどで調節すると良いでしょう。

小型のABSジョイント(コトブキヤABSユニットのHジョイントがおすすめ)を使うのも手です。
その時は比較的小型のモノ(B-2とB-8の組み合わせがちょうどいい大きさ)を選び、ボールジョイントを根本から切って穴を開けてから接続するようにしましょう(その時はジョイント側のはめ込み径にあわせて開けておきます。ジョイントの軸は短いので切る必要はありませんが、しっかりと接着してください)。
肩アーマー側もジョイントを接着する箇所を削って調節すればはめ易くなります(軸は位置決めのために残しておきましょう。肩側に穴を浅く開ける事を忘れずに)。

●胸可動部改修

胸及び腰のパーツのビスを外して分解し、接続に使われているダブルボールジョイントを「関節技ダブルボールジョイント」の中サイズと交換する。
保持力が大幅に向上すると同時に、微妙に短くなるので、胴が間延びしたmms素体特有のプロポーションバランスが多少改善される効果があるぞっ。
ただし5弾でこれをやると逆にプロポーションが悪くなるので「骨格バランス変更」を参照のこと。

●骨格バランス変更

■胴体編
胸と腰を接続しているダブルボールを取り外し、関節技ボールジョイントの中サイズを2つ繋いだものに取り替えて好みの長さにしてみよう。
1.5mmの金属棒(真鍮線でも充分だが、できればステンレスがおすすめ)を「深く」差してつなげばそれだけでかなりの強度が得られる。
関節技ヘキサパイプを補強に使えばさらに強度アップ。
具体的には、

腰側●━■●胸側
(■はヘキサパイプ)

のようにすると良い。ヘキサパイプを併用しない場合は両方同じ長さにして金属棒を差す深さを稼ごう。
加工精度に自信があるなら、片方はボールだけ切り出して中央に3mm穴を開け、軸を差し込んで接続し、二塩化メチレン系接着剤で溶着するのも手。

技術力がない人、面倒な人はWAVEのBJ-05プラサポ1を使おう。
これに付属しているボールジョイントとボールジョイントの玉だけを組み合わせることで好みの長さのダブルボールジョイントがお手軽に作れます。
素材の都合でどうしても強度に不安が残るので、ビスのテンションは気持ち緩めにしたほうが長持ちするぞっ。

強度や保持力重視なら関節技、お手軽さ重視ならプラサポと使い分けるのが良いと思われ。

■肩幅編(可動範囲拡大も含む)
肩のリベットの潰し止めしてある部分をドリルで削って軸を抜き、ヒンジを取り出す。アルミなので簡単に削れるぞっ。
次に肩パーツの内側に瞬着をつけ、ちょっと厚みを増しておく。
そこに、関節技ダブルボールジョイントの小サイズをパチンとはめる。
ゆるければ瞬着を足そう。武装の重みに耐えるために、ギギギっと音がするくらいのテンションがあったほうが良い。
胴体側は無加工でそのまま挟んでしまい、ビスのテンションで止めればOK。
肩幅アップと同時に、非常に可動範囲が向上してあはんうふんなポーズが取(ry
股関節改造と組み合わせると破壊力倍増だっ。

■おまけの手足編
スペーサーを2つはさんだり、スネジョイントを半差しでとどめたりすることで手軽に長くすることができる。
成形精度の都合でジョイントの凸側は先細りになっているので、先端数ミリをちょっと瞬着で太らせるとスペーサー2つでもしっかり固定できるぞっ。

5弾のおねーさん顔や、他のおねーさん系フィギュアから頭部を移植した際にどうしても少女体型の初代mmsは違和感が強いものなので、これらは大変有効だ。

□ヨガ@あらあらうふふ(効果参考)
開脚、胴延長、肩ダブルボール化、手足の延長の併用例。

●神姫各部径

2.0mm - 手首
2.5mm - 足首
2.8mm - 二の腕
3.3mm - 首・背中・スネ
4.0mm - 腿  

●3.3mm軸の確保

神姫には、イレギュラーすぎて用意するのが困難な3.3mm(凹側は3.2mm)という軸径が使用されているが、5弾以降の拡張ジョイントの枠ランナーが神姫仕様の軸と同じ形状になっており、これを切り出すことで手軽に確保できる。
自作パーツの接続や、凹同士の隙間のない接続に有効。

なお、黒白子と白黒子に付属のジョイントもこの仕様のランナーである。
4弾までに付属のものは軸に使えないタイプなので注意。(5弾発売以降の再生産分では差し替えになる可能性はある)

●背部へのパーツ取り付け

ゾイドのネオブロックスを分解すると出るボールジョイントを止めている軸。
これが神姫の背部(拡張ハンガーではなくネジ穴)にピッタリはまる。
そのままネオブロックスジョイントを接続できるので、
拡張ハンガーでは再現しにくい翼などの作成に有効かも。

●シューズ・パンプスタイプの靴を作る

神姫には、ブーツタイプの靴はあっても、シューズタイプの靴がありません(限定版戌猫や第7弾Exには付属する)。
そこで他のフィギュアの足首から神姫用の靴を作ってみましょう。

①まず、神姫に合うサイズのフィギュアを探しましょう(足首が取れるフィギュアがあったらなおよし)。
それから足首から切断、または外し、素体の足首を参考にして脛側のジョイントに接続できるようにへこみを作ります(大径のドリル(4㍉くらい)で浅く穴を開けてからルーターなどで少しずつ削ると良いでしょう)。

②削り終わったら差込用の穴を開けます(直径は2.5㍉ほど、深さは4~5㍉ほど)。
垂直ではなく、斜め下(水平から下へ15~20度ほど)に穴を開けるようにします。
かかと側にも固定用の穴(直径1.5㍉くらい)がありますので、浅く穴を開けるのを忘れないでください。

③開け終わったら神姫側のジョイントを差し込んでピッタリはまるか確認してみます。
上手く入らなかったらもう少しへこみを削り、微調整をしてください。
深くなりすぎましたらパテなどを薄く盛って高さを調整します。
微調整が終わりましたら、好きな色に塗ります(色味が合うなら塗らなくてもOK)。

これで神姫用の靴が完成しましたが、もっとお手軽に靴を履かせたいと思った方は
ドール用の靴を素体の足首に履かせるとよいでしょう
(履かせるときはサイズを確認する事。ぶかぶかのときは靴に練り消しを詰めて調節してみましょう)。

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最終更新:2007年11月26日 22:13
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