アイドレス工場


#新記述
L:アイドレス工場 = {
 t:名称 = アイドレス工場(施設)
 t:要点 = 工場,乗っているライン,工場で働く国民
 t:周辺環境 = 工業地帯,工業に向いた地形
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *アイドレス工場の施設カテゴリ = ,,,国家施設。
  *アイドレス工場の位置づけ = ,,,工場。
  *アイドレス工場の面積 = ,,,1000m2。
  *アイドレス工場の乗り物生産 = ,,任意発動,(生産フェイズごとに){I=D,ウォードレス,人型戦車,戦車,独自兵器,航空機,RB}を任意の組み合わせで25人機分生産可能、資源-5万t。
  *アイドレス工場の整備補正 = ,,,(<アイドレス工場の乗り物生産>を使用しない場合、そのターンの整備フェイズでの)整備、評価+8。
 }
 t:→次のアイドレス = I=Dの改良(イベント),大型I=Dの開発(イベント),整備工場(施設),造船所(施設)
 #原素子(ACE)&BALLSは差し替えになっていますが、ここから派生していることに変更はありません。

#旧記述
L:アイドレス工場 = {
 t:名称 = アイドレス工場(施設)
 t:要点 = 工場,乗っているライン,工場で働く国民
 t:周辺環境 = 工業地帯,工業に向いた地形
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *アイドレス工場の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *毎ターンI=D,ウォードレス、戦車、独自兵器、航空機、RBを任意の組み合わせで25人機分生産される。この時、資源が-5万tされる。
  *生産しないかわりにそのターンでの整備フェイズで、評価+8の整備判定の修正を得ることが出来る。
 }
 t:→次のアイドレス = I=Dの改良(イベント),大型I=Dの開発(イベント),整備工場(施設),造船所(施設)

イラスト設定


(絵:乃亜Ⅰ型)(※クリックで原寸大表示されます)
要点:工場、乗っているライン、工場で働く国民
周辺環境:工業地帯、工業に向いた地形

文章設定

 アイドレス工場の増設事業は最後まで遅れた。アイドレス工場を増やして軍備増強すべきか、観光地を強化して資金を稼ぐべきかで意見がまとまらなかったのである。
 前線に近い我が国の軍備増強は急務。しかし、慢性的な財政難に苦しむ現状としては観光誘致による財源確保するべきではないか、という意見もあり、決定が遅れたのである。
 最終的には「財政難で苦しむ自治体が観光誘致するとかって財政破綻するパターンなんとちゃうの?」という発言によってアイドレス工場の増設が可決されたが、工事の日程も会議の延長によって遅れたため、アウドムラ迎撃戦には間に合わなかった。これは建設工事の決定が遅れたこともあるが、工事自体も大規模なものであることも原因の一つである。

○アイドレス工場増設に際し行われた工事

 もっとも大きい点は工業用水として使用する人造湖が建設されたことと、地下の利点を生かした工業地帯の拡大である。
 工業用水は以前から地底湖から引いた水をパイプラインを通して使用していたが、効率化を計るために工業地帯内部に人造湖を建設することが計画されていた。今回、アイドレス工場の増設に伴い藩国政府からの援助を受け、工事が前倒しで行われることとなり、予定よりも遙かに早く完成をみることとなった。
 人造湖からは物資運搬用の水路が延び、輸送手段として船も導入されはじめた。また、人造湖建設は後の造船所建設も見越して行われたものであり、工業関係各社の間では船舶や潜水艦、あるいは宇宙船(当然、艦首にはドリル)の設計・建設を始める動きもあるという。

 アイドレス工場の増設場所として第一候補に挙がったのが工業地帯上部、つまり、天井である。もともと工業地帯には増設するだけのスペースがなく、さらに人造湖が建設されて余剰がほぼなくなったことから「じゃあ天井が余ってるから天井使おう」というなんとも簡単に決まったのであった。
 天井を使用する工場のタイプは二つあり、天井部まで届く高い搭を築いて天井に到達したら天井部に沿って広げていくタイプと、上部階層から掘り下げてきて天井から吊り下がるように建設するタイプがある。
 藩国政府は今回の建設手法は地下王国の建設・増築に非常に有用であるとし、今後、他の施設・建物も同様の手法で建設を進める予定である。

○工場内の様子

 新たに増設されたアイドレス工場の特徴は作業工程が「上から下に進んでいく」ことである。
工業製品は製造過程でパーツ重量が増えていきどんどん重くなっていく。故に軽いパーツで済む内に最上階まであげてしまい、作りながら下に下に運んでいくのである。重い物は上に上げるより、下に下げる方が労力が少ないからということでこの方式が導入されたのだ。
 これにより、増設された各アイドレス工場は上部から螺旋状に作業ラインが繋がっている独特の構造になっている。

 もう一つの特徴としては作業の進捗状況や部品の在庫、各部署の作業状況などがデータベース化されており工場内の端末からアクセスしていつでも状態を把握できる点があげられる。
 サイボーグ技術が発達した我が国では技術者や職人にもサイボーグ化したものが多く、特に首の後ろに各種機器と接続するための接続端子をつけている者も多い。これを利用することで工場内の状態がすぐにチェックでき、また、端末から直接作業指示を出すことも出来るし、実作業に置いてもコンピュータへの入力が手軽に行えるなどの利点も多く、接続端子取り付け手術を受ける者の割合は増加している。

(文:サターン)
要点:工場、乗っているライン、工場で働く国民
周辺環境:工業地帯、工業に向いた地形
最終更新:2009年05月03日 19:03
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