ユーザー車検の手順やこつや注意点の実体験メモ

 2013年7月22日(日)に京都南車検場でユーザー車検を受けた。手順や注意点をメモしておく。いきなりブッツケで行ったりすると、検査官の人や後ろで並んでるプロの人に迷惑かけちゃう気がするので、できる限り準備はしておいた方が無難。1年点検や2年点検の用紙も「後点検」(=「前検査」)と言えばとりあえず車検は通るが、自分でちゃんと点検するのが良いと思う。とにかく、今回のユーザー車検で感じたことを今後のためにもれなく書いておこうと思う。
 ※このページの終わりで追記しているが2014年の車検では、点検整備記録簿の提出がない場合、車検証に「点検整備記録簿記載なし」と、思いきり書かれる。感じ悪いので、やっぱりちゃんと点検整備して、点検整備記録簿は提出すべし。DIYを志すならそれはやらないとね。

1.テスター屋さんを調べておく
 不合格の項目があった場合、即対処できるようにテスター屋と呼ばれる予備検査工場を予め調べておくのが無難。ネットの体験記などを見ると車検場の近くに必ずあると書いてあるが、京都には見当たらない。あるのかも知れないがネットで調べたところではわからなかった。その辺の整備工場やディーラーに持って行くのは気が引ける。最初から車検やってくれよって感じだと思うしね。普通の自動車屋さんはユーザー車検の相談や尻拭いなんてしたくないだろう。
 いちばん近いと思しきテスター屋さんは「寝屋川テストセンター」TEL:072-824-2904
http://nttbj.itp.ne.jp/0728242904/index.html
これは工場のページではなくiタウンページ。「創業30年の実績 格安で合格率抜群“車検”整備士がアドバイス」ということで、近くの大阪運輸支局でユーザー車検を受ける人が予備検査をする感じのところだと思う。光軸やサイドスリップや排気ガスなど素人では測定しにくいもので不都合がありそうな場合はここで整備してから車検を受けた方がいいかもね。大丈夫そうな車なら先に車検を受けて不合格項目だけ整備すればいいと思う。その日のうちに不合格項目の検査を受けられれば、車検場の検査料に関しては無料で済む。

2.予約をする
 日程を決めて車検の予約する。車検が切れる1ヶ月前から車検は受けられる。車検場は平日しかやっていない。土日祝休み。予約ができるのは本日から土日祝を含んで15日先まで。だから最もはやく車検の予約をしようとするなら検切れの1ヵ月半前。例えば6月23日が検切れなら5月8日から予約可能。そこまでしなくても余裕をもって予約すべし。ただし、月末は混雑することが多いので避ける。特に3月末は最も混雑するので避ける。多分皆カリカリしている。
 普通車の車検は自動車検査法人の下のページ
https://www.yoyaku.navi.go.jp/pc/reservationTop.do
でアカウントを作って予約する。
 日本全国の車検はここで一元管理されている。そういう時代だね。継続検査(普通の車検)の場合、京都ナンバーなら京都の車検場でないといけないわけではない。どこでもいい。普通は近い所にするだろう。僕は不合格になった場合の対処ができる工場(通称テスター屋=予備検査場=上記寝屋川テストセンター)が比較的近いということで京都南車検場を選んだ。テスター屋さんで整備する確率が高そうなら、寝屋川市の大阪運輸支局でもいいと思う。どう考えても不都合がありそうな車なら、車検の前に予備検査を受けて車検が通るように整備してから車検を受けるのがよいだろう。

3.必要書類の準備
 必要書類は7種類。①~③は前もって準備。④~⑦は当日車検場の売店で購入して記入。④~⑦も予め車検場の売店で購入しておいて、家でゆっくり書けば、それはなお良い。しかし、そこまですることも…。車検の時に次回分まで購入しておくといいのではないだろうか。

 ①車検証
  車に常時積んである物

 ②自動車税納税証明書
  毎年5月に納めた時にもらうもの。車検の年度のもの(最新のもの)だけでよい。

 ③点検整備記録簿
  ユーザー車検でもこの書類の提示を求められるが、
  「車検後に整備します。」=「後整備です。」=「前検査です。」
  と言えばそれで一応かまわない。
  しかし、12ヶ月点検整備、24ヶ月点検整備は法律で定められた義務であり、
  ユーザー車検を受けようと志すなら、自分で点検して記録簿に記入すべし。
  参考ページ
  http://www1.u-netsurf.ne.jp/~edamame/hiace/syaken/howto.htm

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  京都南車検場で書類セット(50円)を買ったらその中にあった記録簿。(クリックでオリジナル表示)

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  自分なりに考えた記入例。(クリックでオリジナル表示)

  毎年3月にタイヤを冬用から夏用に替えるタイミングで
  ブレーキ、タイヤ、足回りなどの点検整備をし、車検の年には
  各種オイル、冷却水などの点検整備をし、
  車検直前には下回り清掃点検、必要なら予備検査を受け、それぞれの際の
  点検、交換、調整内容をもれなく記録簿に記入して保管する。

 ④自動車検査票1
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  検査場に示してあった記入例(クリックでオリジナル表示)
  灰色の網掛け部分
  予約番号、ナンバープレートの番号、型式、原動機型式、車台番号、走行距離
  使用者氏名、受検者氏名・電話番号をボールペンで記入。
  手数料印紙は受付けた人が貼ってくれる。
  2000cc以下の5ナンバー小型車は1700円。3ナンバー普通車は1800円。

 ⑤継続検査申請書
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  検査場に示してあった記入例(クリックでオリジナル表示)
  上部ピンク色の枠内は鉛筆で記入。それ以外はボールペンで記入。
  印鑑が必要。なんだけど、本人が書いた署名がしてあれば不要。
  まあ、押印にこだわりがないなら三文判でいいから印鑑を持って行った方が無難。

 ⑥自動車重量税納付書
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  検査場に示してあった記入例(クリックでオリジナル表示)
  この例の場合、18年以上経過した車の税額が書いてある。
  この例の場合、18年以上経過した車の税額が書いてある。これは高い。
  13年以上経過の車もそれほどでもないけど高い。
  13年未満だと1.5t以下なら24600円。エコカーならもっと安い。
  重量税額はかなり複雑でわかりにくいが、
  http://annai-center.com/documents/juryozei.php
  このページの表は比較的わかりやすい。
  ボールペンで記入。
  乗用車の場合、車検証に書いてある車両重量のみを書く。
  車両総重量ではないことに注意すべし。
  乗用車の重量税額は車両重量で決められている。

 ⑦自動車損害賠償責任保険証明書
  売店で加入すればもらえる自賠責の証書。
  24ヶ月27840円。

4.お金の準備
  ディーラーなどに出せば整備費用があるので、何だかんだですぐ10万ぐらいかかる。
  実際新車から1万キロぐらいしか走ってなければブレーキパッドも減っていないし、
  いろいろ整備する必要なんて僕はあまり感じない。
  しかし、重量税+自賠責+検査料 が最低限必要。
  下のページが便利。
  http://annai-center.com/syaken/hiyo.php
  例えば1.5tまでの小型車なら、54140円。
  それほど距離も走っていない初回の継続検査なら、この金額で済む可能性は高い。
  5万キロ以上走っているなら不合格項目が出る可能性アリ。
  その場合、前述のテスター屋さんで整備が必要。プラス数千円覚悟しておくべし。
  不合格の不安がいやなら先にテスター屋さんで予備検査を受けるべし。

5.車検のための車の直前点検整備(点検整備記録簿とは別に)□にチェック
 ①外回り
  □洗車(特に下回り、フロントガラス、前席ガラス、ミラー、メーターパネル)
  □ホイールキャップ、センターキャップ取り外し
  □トルクレンチでホイールナット締付確認
  □タイヤ空気圧確認
  □サイドカメラ、バックカメラなど後付突起物があればはずす
  □4灯式ヘッドライトの場合、ロービームを厚紙などで隠す(下写真参照)
 ②下回り
  □下回りやタイヤボックス内の泥は馬で上げて下に入ってきれいに落としておく
  □下回りにオイル漏れのしみがないか確認
  □ドライブシャフトブーツに破れがないか確認
 ③エンジンルーム
  □エンジンルーム内原動機形式刻印が確認できるよう清掃
  □エンジン周りオイル漏れやしみがないかチェック
  □バッテリー液量確認
  □冷却水液量確認
  □ブレーキ液液量確認
  □ウォッシャー液量確認
  □各ベルト張り、ひび割れ確認
 ④車内
  □発煙筒が有効期限切れで無い事確認後ダッシュボード上に置く
  □レーダー、ドライブレコーダーなど後付のものは全部はずす(前方視界妨害物とされる)
  □ヘッドレスト定員分装着
  □シートベルト定員分後席のバックルも見やすいように出しておく(特に後席)
  □フロントと前席左右ガラスに何もシールが貼ってないか確認
  □運転席下の車台番号を確認しやすいように、カーペットをめくりカバーをはずしておく
 ⑤機能
  □ヘッドライト(ロー、ハイ)点灯確認
  □ヘッドライト前のガラス(樹脂)の汚れや曇りを取る(光軸合わせは困難)
  □ブレーキランプ点灯、きれいか確認
  □方向指示器、ハザードランプ点灯、きれいか確認
  □バックランプ点灯、きれいか確認
  □ホーンがちゃんと鳴るか確認
  □フロントウォッシャー液が適切に出て、ワイパーが作用するか確認
  □室内灯玉切れが無いか確認
  □ベルトの警告灯点灯確認
  □方向指示器、ハザードランプのメーターパネル点灯確認
  □ヘッドランプ上向き表示灯点灯確認
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原動機形式の刻印

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車台番号の刻印。これはパッソセッテ。どっちにしても運転席下。確認してもらう時は座席を下げる。

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4灯式の場合、ロービームの中心部を厚紙などで隠して光が出ないようにする

6.京都南車検場 ユーザー車検の流れ
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  検査場に示してあった説明図
 ①とりあえず奥の売店に行って用紙を購入(一番右の受付)
 ②庁舎に入ってすぐ右の記入例を見ながら記入
 ③また売店に行って印紙購入、自賠責契約(重量税は真ん中、自賠責は一番左の受付)
 ④庁舎の受付3番で受付
 ⑤テスターラインで検査
 ⑥受付2番で車検証をもらう
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庁舎

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売店

7.車検場の説明ビデオの動画

映り悪いです。あくまで資料として。

8.テスターラインの実際

初めてラインの検査を受けたので、かなりビビりました。かなり恥ずかしい場面もあり、悪い見本みたいですがそれもまたリアリティーがあるので敢えて公開しました。

どういう手順だったか今後のために書いておきます。これを何度もシミュレーションすれば、今度はもっとスムーズにできると思います。ご覧になった方は、うまくやってください。成功を祈ります。

●コース
2コースが普通車等のテスターライン。右側のレーン。
テスターに入る前の坂道は駐停車禁止なのでその手前で待機。
●第一ステージ
  • 指示が聞こえるように窓を開けて前の車が進んだら、坂を上る
  • 停止したらPに入れてサイドかけて外観検査
 ①スモール
 ②ライト(ロービーム)
 ③上下切り替え(レバーを前後させ、スモールに)
 ④方向指示器(右→左)
 ⑤ハザード
 ⑥ワイパーウォッシャー
 ⑦クラクション
  • 検査官に書類を渡す(書類は上綴じのクリップボードに綴じて)
 ①発炎筒を見せる
 ②書類を渡す
  • 後部灯火検査
 ①スモール(先ほどのまま)
 ②バック(入れて→戻す)
 ③ブレーキ(踏んで→はなして)
 ④方向指示器(右→左)
 ⑤ハザード
 ⑥このあと降りるのだが横の窓確認のため窓を閉め、
 ⑦車台番号が確認しやすいように座席を後ろに下げてすばやくボンネットを開けに行く
  • エンジンルーム検査
 ①ボンネット持ち上げて支持棒で支持といってもすぐ終わる
 ②エンジン形式確認後ほぼ3秒ぐらいで閉める
  • 車内
 ①車台番号確認
 ②窓を閉めてシール等が貼っていないか確認
  • 再度乗って座席を調整し、窓を開けて停止線まで移動
●第二ステージ
  • サイドスリップテスト
 ①待機が進入になったら5キロ以下ハンドル真っ直ぐで走行
  • マルチテスター
 ①黄色のローラーに乗る(段差アリ)乗ったらシートベルとして
 ②ニュートラルでブレーキもサイドもかけずフリーの状態にする(ホイールベース測定)
 ③ドライブに入れて40kmまで加速して保持しパッシング
 ④OKが出たらブレーキかけ停止したらニュートラル
 ⑤サイドブレーキかけてライト上向き、OKで消す
 ⑥サイド戻してブレーキ検査
 ⑦ブレーキかける、戻す、サイドかける、戻す(ブレーキ、サイドはためらわずガツンと強くかける)
 ⑧ローラーから出る
 ⑨ゆっくり前の待機位置まで移動
 ⑩パーキングにしてサイドかけて記録紙持って降り、右側の記録機で記録(折り目伸ばして奥まで入れる)
  記録できたらすぐに前のピット上に移動。
●第三ステージ
  • 下回り検査
 ①下回り検査ピットの上までゆっくり移動
 ②パーキング
 ③エンジン停止(下回り検査開始 電光指示板の通りにする)
 ④ブレーキ踏んでもらって、
 ⑤サイドブレーキかける戻す
 ⑥ブレーキかける戻す
 ⑦エンジンかける
 ⑧ハンドル右左に切る
●第四ステージ
  • 排ガス検査(小屋のところまで前進)
 ①パーキングにしてサイドかけて書類全部クリップボードごとを持って降りる
 ②H.10排ガス規制以降の車ならAボタン、H.10排ガス規制以前の車ならCボタン
 ③車の左に回り、センサーの棒を40~50cmほど
  表示板にOKが出るまでマフラーに突っ込む
 ④OK出たら、記録紙を今度は左側の記録機に突っ込む
 ⑤書類全部をクリップボードごと出してそのまま、すぐ前の小屋の中にいる人に見せる
【参考】排ガステスターのボタンについて
 Aボタン 4輪車の4サイクルエンジン 10年規制対象車
 Bボタン ロータリーエンジン等特殊エンジン
 Cボタン 4輪車の4サイクルエンジン 10年規制前対象車
 Dボタン 2輪車の4サイクルエンジン 新しい年式の2輪車等
 Eボタン 2輪車の2サイクルエンジン 古い年式の2輪車等
 Fボタン (設定なし)
 10年規制前対象車とは、昭和53(1978)年~平成10(1998)年10月1日に製造の車
 CO:4.5%以下 HC:1200ppm以下
 平成11(1999)年9月1日までの継続製造車も10年規制前対象車とする
 10年規制対象車とは、平成10年10月2日以降に製造の車
 CO:1.0%以下 HC:300ppm以下

9.点検、整備について
 車検というのは現時点で保安基準に適合しているかどうかを判定する検査であって、これに通れば次の車検まで安全ということではない。例えばブレーキパッドの厚みが3mm以下になって交換時期であったとしても、ブレーキは効くだろうし車検は通る。しかし、次の車検まで放置するのは非常に危険。絶対に整備の必要がある。
 車の点検整備は自分でやるか、もしくは他人にやってもらう場合はディーラーや整備工場で整備士にやってもらう。自分で自分の車を整備する場合は何の資格も要らない。自己責任だ。DIY好きならブレーキパッドや各種オイル交換ぐらいは自分でやりたいものだ。ジャッキアップなど安全に注意すべきことはあるがボルトの締め付けトルクなど細かいことでもメーカーに問い合わせれば教えてくれるし、パーツの入手も通販で容易だ。
 車検証に書いてある「型式指定番号」という5桁の数字と「類別区分番号」という4桁の数字により、
http://www.partsfinder.jp/car/search_1.php
で検索すれば諸元や各消耗品の純正品番がわかる。
それによりアマゾンや楽天やモノタロウで買えば日本車ならすぐに手に入る。昔よりずっと便利になっている。
 ジャッキアップや各消耗品の交換方法など自動車整備士の人が詳しく教えてくれる動画もある。この人のYoutube動画はものすごいわかりやすい。質も高い。何より人柄がイイ。おすすめだ。
https://www.youtube.com/user/yota1967ae86?feature=watch
 12ヶ月点検整備、24ヶ月点検整備は法律で定められた義務であり、DIYが好きであり、ユーザー車検を受けようと志すなら、自分でちゃんと点検して不具合があれば調整や消耗品の交換などで対応して整備し、それらの内容を記録簿にもれなく記入するべきと思う。

因みに下回りの整備やタイヤ交換ブレーキパッド交換の必需品
●ジャッキ モノタロウ 6500円ほど
もっと安いのもあるんだけど、最高の高さが40cm以上ほしいのでこれを持っている。
油圧式フロアジャッキ3トン 大橋産業(BAL) No.1339油圧式フロアジャッキ3トン 大橋産業(BAL) No.1339
あと、下のやつは高いけど最高位は50cm以上ある。本当はこっちが欲しかったなあ。でも9000円弱。
3t油圧フロアージャッキ 大自工業(Meltec) F-903t油圧フロアージャッキ 大自工業(Meltec) F-90

●馬
折りたたみの割にはしっかりしている。ハリアーの前輪付近で立てても余裕。ただし、1本ずつの販売。最低2本は欲しいところ。2本3300円ほど。
折たたみ式ジャッキスタンド 3t EMERSON(エマーソン) EM-124折たたみ式ジャッキスタンド 3t EMERSON(エマーソン) EM-124

●トルクレンチ(Yahoo!ショッピング S.S net)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/ssnet/4977292240055.html
20~110N・mだからホイールナットもいける。送料無料で三千円しないのはいいね。
ホイールナットを締めるには短いけど僕はVP30の管にこれを突っ込んで倍ほどの長さにして使ってる。
下のリンクはアマゾンでトルクレンチを検索した結果です。3000円程度からありますね。のぞいてみて下さい。
Amazon「トルクレンチ」の検索結果
ホイールナットが105N・mなので、20~110N・mぐらいをカバーしているものがいいと思います。DIYの趣味程度で使うなら、安いのでいいと思います。因みに僕はヤフオクで3000円ぐらいのものを買いましたが、問題なく使えています。
下はヤフオクの検索結果です。送料や消費税なども考慮しないと一概に安いとは言えません。

因みなんですが、下の広告は
ヤフオクでよく利用するお店。送料がやたらと高いお店がよくあるけど、このお店の送料は適切だと思う。

追記1.
2014年6月9日 パッソセッテのユーザー車検に行った。新車から3年目で初めての継続検査であり、距離も9000kmしか走っておらず、2度目なのでそれほど緊張もせず、「ほぼ滞りなく」終わった。問題の起こりようがない。つい最近24ヶ月点検整備をしたところでは、ブレーキパッドもシューもタイヤもほとんど減っておらず、全てにおいて快調であったので、これで不合格になったら、皆不合格だというくらい自信があった。
去年ハリアーの車検を初めてやった時に書類セットを余分に購入していたので、その書類に家であらかじめ書いて持って行った。家でゆっくり書いたら間違いもない。来年もハリアーの車検があるだろうからそのときのために、売店に行って「おはようございます。」って言って、まず一番右の受付で書類セットを買った。50円。次に真ん中の受付の人のところで書類を揃えたクリップボードを渡して、重量税を払う。最後に一番左の受付で検査手数料を払いと24ヶ月の自賠責に加入する。印紙は受付の人は貼ってくれるのでクリップボードを渡してお金を払うだけ。
「ほぼ滞りなく」というのは、少し滞ったということである。細かいことだが、マルチテスター終了後最初の記録をするのだが、記録紙の端が折れていて、なかなか印字できなかった。そのうちピットから「もっと奥までちゃんと入れて!」とスピーカーで注意される始末。若干焦った。これは、記録紙を書類と共にクリップボードに綴じていたのだが、左綴じだったために挿入端が折れてたんだ。ちょっと折れているだけでも上手く印字できない。気をつけるべし。
あと、もう一つ。マルチテスターのスピード測定中にピー、ピー、ピー、ピーという音がして、
「あれー、オレ、バックでスピード出してんのかあ!」
と焦ってギアをごちゃごちゃやってたが、ドライブだし、何だ!!と思ったらシートベルトの警告音だったんだ。あわててシートベルトしたら音がやんだ。気にしなけりゃいいようなもんだが、気になると思うので、シートベルトはした方がいいんじゃないかなと思った。
あとは最後の小屋に居る人にはじめ記録紙だけ渡したけど、そうじゃなく書類は全部揃えて渡すべし。
書類は下のような上綴じクリップ・ボード116円に綴じるとよい。
MDFクリップボードA4(ヨコ型) 和泉化成 XC-323AMDFクリップボードA4(ヨコ型) 和泉化成 XC-323A
検査官の人や、受付の人に書類を渡すとき、これを渡せばよい。左綴じだと、さっき書いたように記録紙の端っこが折れて、記録機に上手く入らないのだよ。上綴じなら多分問題ない。

●重要なお知らせ
点検整備記録簿については、
「後点検」(=「前検査」)と言えばとりあえず車検は通るが、自分でちゃんと点検するのが良いと思う。
と、このページのはじめに書いた。前回までは点検整備記録簿を提出しなくても全く何のペナルティーもなかったが、今回は違っていた。もちろん僕は提出したわけだが、車検証に次のように書かれる。
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[受検種別]持込検査車
[検査時の点検整備実施状況]点検整備記録簿記載あり
[受検形態]使用者
無論、「後点検」(=「前検査」)と言って点検整備記録簿を提出しなかったら、点検整備記録簿記載無しと書かれることになる。書かれるだけで何のペナルティーも無いが、感じ悪いよね。例えば中古車屋さんで査定してもらう時に「点検してないんですか」なんて言われないにしても多少値段下げられそう。嫌な感じ。下のようなチラシをもらった。
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あと、サイドカメラ。
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昔は何の問題もなかったが、最近の車にこれをやると車検が通らない。「突起物」というものがダメなんだって。仕方ないからミラーを引っぺがして中に押し込んだ。帰ったらすぐに戻したけどね。何でこれがいけないのか全く意味がわからん。

追記2.
2015年8月10日(月)に、再び娘のハリアーのユーザー車検に行きました。登録から9年目になります。走行は8万キロ超。そろそろ不具合が出てもよい頃ですが、全く問題なくPASS。13年目から重量税が高くなるので、それまでは乗るつもりです。
ユーザー車検はもう1台自分のパッソセッテも含めて毎年やっているので、今回で3回目。なので慣れた感じでラインに入ったんですが最初の外観検査で、これまでは
スモール→ライト→上下→右→左→ハザード→ワイパーウォッシャー→クラクション
と言ってもらえたのに、今回は、ハイ、ハイ、ハイ、ハイ…とだけ言われ(プロ扱い?)、
さらに、フォグランプと言われて、エッ?そんなスイッチどこ?って感じであせりました。
まあ、何とかなりましたが…。
次回からは、次々にできるようにカンニングペーパーを用意しようと思いました。

追記3.
2016年5月30日(月)に、再びパッソセッテのユーザー車検に行きました。登録から5年目になります。走行は1.4万キロ弱。
距離が全然増えてない。年間3000kmもいかない。普段の調子も絶好調。
前日に下回りを見たがドライブシャフトブーツが破れるはずもなく、各オイル漏れもない。車検に通らないわけがない。
さて、特記事項を3点
1.
サイドカメラを外してビニールテープでミラーの根元にくくりつけていたら、テープを外してくれと言われた。
僕:「サイドカメラは突起物でだめだと思ったので、はずしてテープで止めたんです。」
検査官:「カメラは、全然問題ないですよ。車幅や車長から鋭く出ているものがダメなんですよ。」
そんなわけで取り越し苦労をしていた模様。
2.
売店で来年の車検のための書類を買おうとしたら、来年から書類の様式が変わるか、ペーパーレスになるか、要するに今と同じ方式ではなくなるということだった。
そんなわけで、書類を買っておくことはやめた。今年10月にアクティーの車検があるが、それはどうなんだろう。軽トラなので場所も違うし一度下見に行こうと思う。
3.
下回り検査のピットで停車するときにもたついた。
停止位置の手前で止まってしまい、
「もう少し前へ」
と言われたのだがスピーカーが雑音だらけで何を言っているかわからず、やっとわかったが
焦って前進し今度は通り過ぎた。どこで止まるのかわからんと思っていたら、右に鏡があるではないか。
鏡を見ながら正しい場所に停止せよ。
最終更新:2016年09月20日 20:00