パソコン用モニター二股ケーブルを製作

 2012年10月2日(火)パソコン用モニター二股ケーブル(分岐ケーブル)(分配器)、を製作してみました。WEBで調べると、単純に二股に分けても暗くなるからダメと書いてある。暗くなっちまうというのはわかる。しかし、実用に耐えないほど暗くなるのか?あるいは、そんなの原理的にできないと書いている人が居て、「はあ?」と思った。こういうことを書いてるのを見ると、いつも思う。「やったことあんのかよ!」「やりもしないであーだ、こーだ言ってんじゃないよ!」アナログのビデオ信号分けるぐらいのこと、二股で何が悪い?暗くなるのは覚悟だ。アマチュアなんだからそれでいい。メーカーが製品として発売することはできないと思う。不良品って言われるのがオチだ。しかし、アマチュアが自己責任で作って何が悪い?実用に耐えるかどうかの判断は、自分でやるからいいじゃないか。ド素人バンザイだ。
 これ書いた後、再度二股ケーブルを調べたら、「VGAミニD-sub15pin2分岐ケーブル」という製品がアマゾンで¥800で売ってたな。分配器じゃないみたいだし安い。

 ちょっとブレて申し訳ないけど、これは何時何処で手に入れたのか、ぶっといケーブルやなあ。

 無線やってたとき同軸切用に買ったやつでぶった切る。

 なかなかしっかりしてるね。太いやつはRGBのビデオ信号の同軸。

 どれがどれかメモっとく。

 基板にランドを12枚貼り付けた。

 1本半田付け。

 2本目半田付け。同じケーブルだから同じ色同士をつけるだけの話。きれい。

 3本目半田付け。これは別のケーブルだったのでちゃんと調べて対応する線を半田付け。3本が単純にパラにつながったというわけだ。

 誰だよ!原理的にできないって言ったやつは。同じ解像度、同じフレッシュレートで動くモニターなら、できるじゃん。

 シールドのためビニールテープで絶縁後アルミテープを巻く。

 更にビニールテープを巻いて完成。

 別のモニターでやったら、ビデオ信号の分配の関係か理由はわからんが映りが少し不安定に。なのでビデオ信号を抵抗で分配することにした。デルタ型のほうが配線しやすい。75Ωの抵抗もたくさんあったし。

 いつからあるのか。一生かかっても使い切れない抵抗。

 安定してるぜ。

 あとから分配することになったので結構配線が込み入った。

 完成。


例によって、もたもたした口調の動画の説明。確かに暗くなるものの使うのは自分。これでOKだ。満足。原理的にできないなんてやりもしないで言うのはやめた方がいい。
最終更新:2012年11月15日 01:18